喜瀬雅則のレビュー一覧
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タイトルの通り、阪神はなんで優勝でけへんのか、について、元新聞記者の著者が、さまざまなテーマ、視点から分析してまとめられていました
同じテーマで他にもたくさん本は出てますが、ここまで合点がいく内容は正直ありませんでした
最も印象に残った内容は、タイガースが万年最下位に低迷していた、いわゆる「暗黒時代」に起こった、監督人事問題のときに、トラ番記者として経験したスポーツ各紙に蔓延る派閥の話
この頃、既に私もなぜかクソ弱いのにタイガースファンだったので克明に覚えてますが、まさか裏であんなことが巻き起こっていたとは…
他にも、高卒若手が育たない理由や、ドラ1のプレッシャー、繰り返されるトレード -
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マスコミがあることないこと書きまくり、ファンがぎゃ〜ぎゃ〜騒ぎ、タニマチは夜の街に選手を連れ回し、OBは現場に口を出し、スカウトは有望株の選手獲得に手をこまねき、ファームは一軍で通用する選手を中々育てられず、監督招聘時は長期政権を約束しながら、芳しくないと見るや監督ひとりにその責任を押し付ける…。
阪神のスカタンぶりは、ファンになった小4の1973年当時から既に語られていた記憶があるから、その年季の入り方は只者じゃない。
例えば、〈阪神社会党説〉〈阪神相撲部屋〉〈優勝したら銭かかるから2位が一番〉〈たけし軍団より弱い阪神〉〈阪神は大阪の恥や〉等、すらすらと出てくる。極め付きはオリックスに入 -
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どこの球団にもこういう歴史はあるのだろう。でもこの球団だけが持っている歴史がある。かつて長嶋巨人が二年続けて日本シリーズで負けたのもこの球団の前身の阪急だし、再登板した長嶋が負けたのも仰木のオリックスだった。その年は、仕事が終わらなくて出前をとるんだけど食べてしまうとやる気が失せてしまってたことを思い出すなあ。
新書だから全てではないけれど、この球団のダメなところも良い(良かった?)ところもエッセンスがギュッと詰まっている良い本だったなと思う。
にしても今年の日本シリーズ観ていて思ったけど中嶋監督はマスクしてるからかもしれないけど、ほんと無愛想で、とっつきにくそうな監督なのに、実はコミニュケー -
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「最下位からの優勝は必然だった」と帯のコピーにあるが、それも当然と思わされる。
この本を読むと、パリーグ制覇は誰か一人のお陰というわけではなく、スカウト改革や、春季キャンプの場所の変更など、さまざまな要素があったことがわかる。
それほど、これまでのオリックスバファローズに改革すべきところがたくさんあったとも言える。それまでドラフトで獲得した選手が育っていなかったため、外部から来たスタッフが改革しようと試みるも、なぜ獲得したのかという記録がなかったというところなど、ダメな組織の典型という感じがした。
しかし、5年後を見据えてスカウティングを改革したこの人物も短期間では結果を出せず、オリックスから -
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25年ぶりにリーグ優勝したオリックスバファローズの前回の96年の日本一からの道のりをスポーツライターである著者が迫った一冊。
イチローを中心とする96年の日本一のメンバーが抜けてからのオリックスの低迷期やオリックスと近鉄が2004年に合併した際の仰木監督の命を賭けた采配について知ることができました。
また、日本一から今回の優勝まで12人もの監督が変わったり、合併からAクラスも2度のみと日本一からの低迷が続いたオリックスバファローズについてどのようにして優勝まで辿り着いたのかを采配面や戦力面など様々な点から書かれており、優勝の秘訣を知ることができました。
MVPの山本由伸、2年連続首位打者の吉 -
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本書は、プロ野球をビジネスの観点から見た現在の取り組みを紹介するものである。昭和時代は、親会社の広告宣伝媒体に過ぎず、球団が赤字でも、親会社が補填してくれた。しかし、現在はそういったどんぶり勘定は通用しない。私見では、楽天イーグルスが創立されたころから球団の経営が厳しく見られるようになったと思う。度肝を抜かれたのが、ソフトバンク球団の取り組みである。球場の隣に7階建てのビルを作り、1階はアイドルグループの劇場、3階は飲食店のテナント、4階は王貞治ベースボールミュージアム、5階はテクノロジスト集団のフロア、6階はeスポーツのフロア、7階はよしもと福岡の劇場である。野球とは関係ないものが多いが、球
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ネタバレここ数年のプロ野球は、ソフトバンク=反則的に強い、という印象があり、
(それでもなぜかレギュラーシーズンは西武が一位になったり、ロッテはソフトバンクに強かったりする番狂わせ感がパリーグの魅力なのですが、)
その強さの源泉の一つとして取り上げられる”3軍”について、一冊の新書が出ていると知り、入手したもの。
千賀や甲斐などの育成出身スター選手たちのエピソードがメインなのかと思いきや、
始まりから3分の1くらいまではソフトバンク3軍創設に至る背景(球界を取り巻く時代や社会の変化)や球団内外での動きについてしっかりと書かれていました。
第3章以降はこれまでの歩みを第一・第二・第三世代に分け、環境の