喜瀬雅則のレビュー一覧
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今やプロ野球の球団は親会社の広告でなく独立採算の時代、特にパ・リーグ。新時代のファンビジネス。野球ビジネスの概念が変わる。
従来はプロ野球の球団は巨人と阪神を除けば親会社の広告費を計上して年間数億円の赤字を補填してきた。
それが今ではファン向けのSNSの発信を始め、グッズの販売、コンテンツを球団がテレビ局に売っているという。
テレビの視聴率は大きく下がるがネットや直接の観戦者、野球場の直接の経営など大きく変わっており時代の変化を感じる。
本書はパ・リーグ中心の記述のためむしろセ・リーグの東西の人気球団の今後の方が気になってしまう。
野球の楽しみ方が増す一冊です。 -
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6年で日本一を5回(!)という驚異の戦績を誇る、ソフトバンクホークスの3軍戦略について書かれた本。
選手の育成論としてはもちろんのこと、マネジメントやプロジェクト管理の観点からも非常に有意義な一冊です。
・新しい事には必ず反発があること。同調圧力に負けないこと。
・才能を磨くには競わせること。安心させないこと。
・やらせるのではなく、自主的に努力するような環境を作ること
・外から引っ張ってくるのではなく、中で育てた方が安上がりなこと
・納得感を持ってもらうには、機会を与えること
・そして機会がなければ上達しないこと
実際、千賀や甲斐といった育成(要するに戦力外)で入団した人たちが、今や -
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ネタバレ四国アイランドリーグ。野球好きなら、ご存知な方も多いであろう、独立リーグ球団。
そこの選手はプロ扱いだが、低給でNPB(日本のプロ野球)やメジャーを目指す、球団である。
“四国”であるから、当然4県愛媛、香川、徳島、高知に球団がある。それぞれ愛称があり、高知の場合は高知ファイティングドッグズだ。
Jリーグなどで概要に詳しい方もおられると思うが、地方の球団はその地方の企業や個人から寄付を受けて、試合を行い、地域貢献などをして、球団を運営している。Jリーグと違う点は、四国アイランドリーグは、NPBとは別個・無関係の球団だ。
当然、NPBからヘッドハンティングされることもある。今年のパシフィッ -
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「勝てないのになぜ人気なのか」それは名古屋という土地の雰囲気が結構関係していて、ある意味閉鎖的な地域性だがその分内に対してはものすごく優しいのが本書を読んで伝わってきた。たしかに地元出身者とか、チーム一筋の選手にはやっぱり甘くなっちゃうよな。
あと落合と星野の比べ野球以外でのファンサービスをしっかりやることで星野がここまで神格化されているんだなと。落合の野球は好きだし勝つこともとても大事だけど興行の一環としての活動もしっかりやる必要があるんだな。あとドラフト戦略の話も興味深い。落合政権は黄金期迎えたが彼の手腕もだがその前の星野のドラフトのおかげも多分に有り素材型か即戦力型かでチームの形が大きく -
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中日ドラゴンズを通して、名古屋の風土を論じた一冊。
立浪監督になり、球団初の2年連続最下位、それでも観客動員数が伸びるという不思議、星野、高木、落合という監督を比較しながら、その違いを検証したり、スタッフや元選手など、多くの証言やインタビューから読み解ける、ドラゴンズと名古屋、ファンの特徴などは、面白い視点で述べられています。ファンとしては勝ってもらいたいのですが、それでも名古屋の文化として残り続けるこの風土はある意味独特かもしれません。中日だけでなく、その地域に長く存在するチームは、その文化や風土を色濃く映すものだと思います。野球ファンだけでなく、地域の文化という面でも興味深い内容でした。
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