萬田緑平のレビュー一覧

  • 死ぬまで生きる 穏やかな死に医療はいらない

    Posted by ブクログ

    在宅緩和ケアの医師による終末期の生き方についての本である。人間は必ず死ぬ、ならばその死に方は自分で選ぼうという。病院では治療が目的なので、延命のためなら胃ろうでも何でもする。しかし、その治療は時に苦しく尊厳を傷つける場合がある。現代医療が進歩しているといっても、人間はいつか死ぬ。だから、死期を悟ったら、どのように穏やかな死を迎えるか、家族や医師と相談して自分で決めようというのである。そのために大切なのが、歩くこと。歩けなくなったら、死は近い。人間も動物も同じだと思う。私も、今のうちから死について考え、せいぜい歩くとしよう。

    0
    2026年10月09日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    病院では、何とか命を救い、少しでも長く生きられるように治療することが使命だと思っていた。しかし、人は必ず死を迎える。本書を読んで、ただ命を延ばすことだけではなく、最期まで自分らしく生きることも大切なのだと考えさせられた。

    著者は、2000人以上を看取ってきた緩和ケア医として、「延命より満足を、治療より尊厳を」という考えを示している。緩和ケアを受けながら、最期を自宅で家族と過ごすという選択も、その人らしい最期を迎える一つの方法なのだろう。家族がそばにいて、最後の時間を一緒に過ごせることは、とても大切なことだと思う。

    「無理な治療はしない」と母は言っている。私も、母がそう望むのであれば、その思いを尊重してあげたいと思っている。ただ、いざその時が来たら、本当にその通りにできるのだろうか。命を少しでも長くしてほしいと思ってしまうのではないか。死を遠ざけるのではなく、どう生ききるかを考えることも、家族にとって大切な準備なのだと感じた。

    0
    2026年09月23日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    スタスタと歩ける人は、余命10年以上生きられるでしょう。椅子から腕の力を使わずに立ち上がれる方なら、余命1年以上。立ち上げれない方は余命半年ない。ちょこちょことしか歩けない人は、余命数ヶ月、歩けない人は、余命1ヶ月以内、と言うところです。
    家族くらいはがんばっている姿を認めてあげよう
    日本は、諸外国に比べ、患者をなかなか死なせない国であり、それゆえ、辛い死に方をすることが多いことになっているのが現状です

    0
    2026年09月21日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    こんなふうに自宅で好きなことをしながら最期を迎えられたら幸せだなーと思った
    好きなものを食べて、お酒が好きならそれも飲んで、そんなふうに心を大事にして、送ってあげたいし、送られたい
    すごく色々考えさせらるいい本でした

    0
    2026年09月10日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    脳が頑張ろうと思っているうちは歩けるし生きていける。その逆もあり。
    がんが大きくなったから死ぬのではなく、からだが弱ったから死ぬ。
    死ぬことを目標にした生き方をする。
    いろいろと考えさせられた。
    リビングウィルが大切かな。

    0
    2026年08月26日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    がん治療に関する項目については、治療や緩和ケアの考え方は疾患や個人の選択に委ねられる部分は大きいと思うけれど、著者の看取りの考え方は概ねわたし自身の考え方と似ているので抵抗なく読めました。
    わたしは自分で食べられなくなったらそのまま死なせて欲しいと思う。(以前からそう思っていた)
    リビングウィル、大事ね!

    0
    2026年08月17日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて手に取った一冊。緩和ケア医である著者が、「看取り屋」ではなく「生き抜き屋」として、多くの患者の姿から見えてきた生と死について語っている。

    特に印象に残ったのは、ちゃんと生きてきた人が、ちゃんと最後まで生きられるという考え方だった。人生の終わりだけを、いきなり良いものにしようとしても無理がある。どのように死ぬかは、それまでをどのように生きてきたかと切り離せないのだと思う。

    また、人は病気そのもので死ぬというより、病気などをきっかけに身体が少しずつ弱り、やがて死を迎えるという捉え方も印象的だった。死を敗北や例外として遠ざけるのではなく、生きることの先にある自然な営みとして見つめ直すことができた。

    我が国では、死について率直に語ることは、どこか縁起の悪いこととして避けられがちである。しかし、死を考えることは、決して生を諦めることではない。むしろ、最期まで自分らしく生き抜くために、今をどう生きるかを考えることなのだろう。

    人が生まれてきた時には「おめでとう」と言い、死に逝く時には「ありがとう」と言う。

    自分がいつか見送られる時も、誰かを見送る時も、この言葉を忘れずにいたい。

    生きたいなら歩こう。そして、歩いて棺桶へ。死について考えながら、生きることへの意識を一段深められる一冊だった。

    0
    2026年08月01日
  • 死ぬまで生きる 穏やかな死に医療はいらない

    Posted by ブクログ

    もし、自分の家族が末期がんで、それ以上積極的な治療を
    望まなかったとしたら、その気持ちを尊重して残りの人生に寄り添いたいと思いました。

    自分のこととしても、病院で最期を迎えるのではなく、在宅で自分らしく穏やかに死んでいきたいものだと思いました。

    0
    2026年07月16日
  • 棺桶まで歩こう

    購入済み

    大股できちんと歩ければ大丈夫という内容です。特に大事だと思ったのは、
    ○歩幅と寿命は相関する。ちょこちょこ歩きでは棺桶は近い。
    ○健康寿命は72〜75, 平均寿命は81〜87歳なので不自由な期間は長い。あと、定年後の自由な期間は意外と短い。
    ○自分や家族の事を医療者任せにするために、辛い最後を迎える人が多い。全ておまかせではなく、私達が自分で考えて選択すべき。

    0
    2026年06月07日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    無理な延命治療ではなくソフトランディングな死を。緩和ケア医が提言する理想的な人生の終わり方。

    歩けなくなる、食べられないが死につながる。逆に歩ける食べられるうちは大丈夫。認知症になるのはそこまで健康だったということで勝ち組等参考になる意見多し。

    0
    2026年06月06日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    死を迎えるにあたり、心の準備は大事なことはわかっているけど、なかなか出来ない、しない。本書にあるように、人は必ず死ぬのに、死の話をするのはタブー視されています。棺桶をまたぐところまでイメージしておけばつらくない。死ぬ直前までしっかり歩いていける為に今やるべきことをしなければ、そんな気持ちにさせられる書籍でした。

    0
    2026年05月11日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    わたしは看護師なので、沢山の看取りと関わってきた。家族の思いは大切だけれど。ご本人の気持ちになって考えてみてほしい。っていつも思っている。

    高齢で、寝たきりで。胃瘻から栄養を入れて生きている方のなんて多いことか…。尊厳は何処へ…。

    この本を読んで、皆さまが、病院や施設で最後を迎える事ってどう言う事か、考えるきっかけになるといいなー。

    これはあくまで、病院と施設で看護師として働いてきたわたし個人的な考えですが…。わたしは、家で死にたい。もちろんできる限りの支援を自宅で受けながら。最後は自宅で孤独死したいと思っています。 

    0
    2026年05月06日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    人間誰しもが必ず「死」を経験するのに、自分のことになると「死」を遠く離れたものだと考えてしまっていると気付かされた。
    もし自分の家族や友達ががんなど病気になってしまい、死が近づいていると分かったら、絶対医師に頼んで出来るだけ長く生かせようと思ってしまう。だけどこの本を読んで、延命治療というのは、苦しみ続ける患者はもちろん治療をし続けなければならない医師、苦しむ患者を見続ける患者の家族や友達、全員が辛い思いをするものだと分かった。
    自分がどんなに好きな家族や友達でも、その人にはその人の人生があるということを忘れず、その人の望む死に方を尊重し、それを全力でサポートする事がほんとうの愛だと感じた。
    自分の死が近づいて来たとしても、棺桶に入るその瞬間まで歩いて後悔のない最高な人生だったと思えるようになりたい。

    0
    2026年05月06日
  • 棺桶まで歩こう

    Posted by ブクログ

    人生100年時代を迎え、寿命が長くなると、寝たきりのまま数年を過ごす人が増えているそうです。
    『どのように死ぬか』とは『どのように生きるか』を考えることであり、とても大切なことだと思いました。

    0
    2026年04月26日
  • 自宅で迎える本当に幸せな最期のとき 在宅緩和ケア医が看取った「ハッピーエンド」

    Posted by ブクログ

    緩和ケアの考え方
    家族としての考え方
    当事者の考え方
    延命と救命
    どれが正解かは言えないけど
    みんなが納得出来る答えは見つからないかもしれないけど
    それぞれの考えをすり合わせて
    これで良かったと思い
    大事な人を送りたいと思います

    0
    2026年04月19日
  • 穏やかな死に医療はいらない

    Posted by ブクログ

    死ぬことは怖くないけど(今は)、どんな最後なのかを考えると怖い
    ひとは必ず死ぬのに、それが不当なことにように、1分でも1秒でも延ばすことが使命と感じる医師がいる限りいつでも安穏に死ねるとは保証されないことが怖い

    0
    2026年02月11日
  • 穏やかな死に医療はいらない

    Posted by ブクログ

    週末治療について書いた一冊。

    余命いくばくもない老人に対して、無理な治療よりも緩和ケアの方が大事だということがよくわかった。

    0
    2018年03月31日
  • 世界一ラクな「がん治療」

    Posted by ブクログ

    私は、がんを見つけない様にしようかな。見つかったら ホント 興味本位もあるので、変化を見守りたいな。
    やはり 手術は、受けたくない。

    0
    2017年08月19日
  • 穏やかな死に医療はいらない

    Posted by ブクログ

    こんな最後を迎えられたら、本人も家族も幸せです。でも、実際は本人が納得してもご家族の想いは違うことが多いです。対話を繰り返し、本人を取り巻く周りの方が納得するにはまだまだ課題は山積みです。今回はこういう死に方もあるんだなぁ。くらいに留め、次は良いことばかりでなく、行き詰まった時にどう対話していくかなど具体的なお話も書いていただきたいです。

    0
    2015年06月25日
  • 穏やかな死に医療はいらない

    Posted by ブクログ

    胃ろう、点滴…これらの内容を理解しないまま、何気なく使っていたことに気付きました。「僕の後悔している延命治療」で各治療法の説明がされています。

    0
    2013年05月08日