萬田緑平のレビュー一覧
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歩けるうちは、人は死なない‼️
長生きしたくないという高齢者が増えている。
不健康寿命が延び、ムダな延命治療によるつらく苦しい最期は恐ろしいと感じるからだ。2000人以上を看取った元外科医の緩和ケア医。「歩けるうちは死にません」「病院で体力の限界まで生かされるから苦しい」「認知症は長生きしたい人にとって勝ち組の証」「ひとり暮らしは、むしろ楽に死ねる」など「延命より満足を、治療より尊厳を」という選択を提唱
医療との向き合い方を変えることで、家で人生を終えるという幸せが味わえるようになる!
2000人の幸せな最期を支えた「在宅」緩和ケア医が提言/病院に頼りすぎない“生ききる力”とは?
第一章 歩け -
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ネタバレ【棺桶まで歩こう】萬田緑平 幻冬舎新書
この人ほんとすごいと思う。
私も歩こう!
・人間というものは、歩いてる限りは死にません。
・歩くために必要な力は、実は「根性」と「気力」です。決して筋力だけの問題ではなく、自分のがんばりで歩くことができるのです。そして「がんばれる」ということは気力があること、つまり脳の若さです。
・〈死ぬまで歩くぞ!人は死ぬんだからしょうがない、病気は老化の段階に名前をつけただけ、老化は治らない。治そうとせずに、死ぬまでは上手に生きましょうよ。歩けるとつらくないよ。棺桶なんかに入りたくなかったら、歩こう!〉
・長生きする日数の長さではなく、いつ死んでも悔いがない生き -
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高齢の父の歩き方がスムーズでなくなってきてこの本を手に取りました。
歳をとると、治療することが必ずしも最善の手段でないことを教えてくれました。そもそも治療した方が長生きとも言えないと。更に治療中はたいてい生活に制限が加わるので楽しくない。家に居られず入院だし、好きなものは食べられない、どこにも行けないなど。
平均寿命と健康寿命の差が8年以上もあると言う話はちょっとゾッとする。治療して生き延びた結果、その差になることも多々あると。その間、意識もなく家族に迷惑をかけっぱなしだとすると。。。
医者は治せなかったら敗北、なので治療しか選択肢がない、なるほど。となると、患者が意思を持って選択する -
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「緩和ケア」という言葉、その意味を完全に理解してる医者が
どのくらいのパーセンテージいるだろうか?
「棺桶や」と影で揶揄する言葉も聞こえるという。
人は生まれてからは、一瞬づつ死に向かうのは
誰でも同じ。
ましてや、大きな病を得た患者本人にとって
残りの人生がどれだけの時間があろうと、
自分らしく生き抜きたいと思うのは、自然なこと。
がんを患い、手術で切除し、抗がん剤投与の医療が
一番多いのではないか?
抗がん剤治療は、もちろん効果もある。
どのくらい効果があって、どのくらい続けるのが良いのであろうか?
抗がん剤は、副作用が大きく体に及ぼすマイナス面も多い。
なにしろもともと自分の細胞で -
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棺桶まで歩こう(著:萬田緑平)
「ピンピンころりで死にたい」と多くの人が願うけれど、もし“それが明日”だとしたら選べるのか——そんな問いから、生き方の本音に気づかされた一冊。
元気な高齢者ばかりを見ていると気づきにくいけれど、現実には自分や家族のことも分からなくなる老いもある。それでも人は「今すぐの死」より「長く生きること」を選びたくなる。
さらに、自分のことだけでなく、親を看取る立場になると気持ちはもっと複雑になる。たとえ苦しくても、生きていてほしいと願ってしまう——その“存在そのもの”に支えられている自分にも気づいた。
命の終わり方と、生きることの意味を考えさせられる一冊だった。
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Posted by ブクログ
とてもすぐ読める。
墜落しそうな飛行機は(=燃え尽きそうな生命、身体に)残っている燃料を放出して(=食欲がなくなり)軟着陸(死)に備える、というのが自然な姿であるのに、無理に点滴をして身体がむくみ、管だらけ…みたいな話には納得。また、気力も衰えていく…というのも納得。好きなことを大事に歩くことの大切さ…の説明には大いに納得。
現代医療が死を苦しいものにしている…という話は概ね納得。現代医療批判をしていないところにも好感。
で、自分がなる時に備えて何ができるか、の話について。
考えてみると、在宅医療の環境を探して整えて…というのは、出来そう。
次に親や身近な人が自然な死に方を選択(したい場合に