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Posted by ブクログ 2021年12月10日
医療従事者です。がんは死因の第一位で、年間20万人の方が亡くなります。早期発見・早期治療で救える命も増えましたが、まだまだ怖い病気の筆頭とも言えるでしょう。この本は病気と闘うことが難しくなった段階で、いかに最後自分らしく生き抜くかを提言した素晴らしい本です。私も最期はこの本に出てくる患者さんたちのよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月29日
外科医から緩和ケア診療所に転身した著者は、ご自身を将軍から侍従になったとおっしゃっている。
「患者さんやご家族が穏やかに終末期を自宅で過ごせるよう、サポートするのが仕事」
という姿勢で語られる様々な死の光景が温かい。
ケアマネに家族の終末期の医療は痛みをとる薬などごく一部を除いて基本的に望まないと...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月10日
「緩和ケア」という言葉、その意味を完全に理解してる医者が
どのくらいのパーセンテージいるだろうか?
「棺桶や」と影で揶揄する言葉も聞こえるという。
人は生まれてからは、一瞬づつ死に向かうのは
誰でも同じ。
ましてや、大きな病を得た患者本人にとって
残りの人生がどれだけの時間があろうと、
自分らしく...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月10日
こんなにまでして・・。食べれなくなれば終わりというわけにはいかないのかな。と日々感じることが多かった。食べれないからと何もなしというのもそれもどうなのか。という思いもあり・・。
けれど、在宅医療を実践している医師からの「老衰モード」が一番穏やかに逝ける、無用な点滴は体をパンパンにさせる苦しませるだけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月08日
日本の医療制度の中での終末期医療のあり方についての方向性を示す筆者の考えに賛同できる。
外科医としてがん治療の最前線から在宅ケア医に転進し、現状の医療の問題点を明示し人間本来の死に向かう姿勢をわかりやすく示している。
現場のDrは、治療をやめたら死につながるから治療をやめられなく、本人の尊厳を取り入...続きを読む
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