高田かやのレビュー一覧
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カルトの村
現代日本にこんなひどい村があるなんて…
ほとんど自由がないしTVや漫画、ネットも見れない
服や髪型選べずお洒落もできない
子供なのに朝から労働、朝食無しで本当に可哀想
成長期にご飯食べないなんて倒れて当たり前
別に村にお金が無いわけではなく、相当収入はあるようだし
これって労働搾取だよね?
しかも躾として叩かれて虐待じゃないだろうか?
まあ過去の話で現在は違うかも?
本当にカルト村だった
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せっかく俗世に出られても大変
せっかく俗世に出てきたのにお金のことは、なかなか大変です。でも、本人なりに工夫してお金を使っているのが、よく表れています。
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ネタバレ 購入済み
うーん
この方は本部に派遣されたので、中等部以降は結構恵まれた生活だったようです。
他の地域ではもっと酷い話や、イジメの温床だったとも聞くのですが…
作者は生まれた時から村育ちで外の世界を知らず、一般社会から村に入れられた子供と感覚が違う…
生粋の村育ちの子供達は、親が一般の子供達にとっては話が通じず侮蔑の対象であった
とききますが、まさにそういう場面が出て来てドキリとしました。
他の子供達がヤマギシの批判本を読んで村の批判を始めても、作者は
「私はここで生きていくし」
とどこかボンヤリしています。
その辺がすごくリアルなのですが、惜しむらくは
「生粋の村育ちの子供は、一般の世界を知らず洗脳済だった。他の連れてこられた子供達とは違った存在」
ということを作者自身が自覚していないように見えるのです。
だから常にヤマギシへのフォローがちょこちょこと入りますし、いい思い出だったみたいな補正もあって…
作者さんは正直に描かれたのでしょうが、これを読むと「そんなにヤバくないじゃん」と思う人がでそうで、そこは不安です。 -
Posted by ブクログ
一般的な生活をしていない人だったのでお金に対して無頓着になるか、しっかりしてる人になるのかは人それぞれかなとは思いました。
けっこう堅実で十代からしっかり人生設計立てているのも生まれ持った性格が大きいのかなと。逆に夫のふさおさんの方が借金してたりしているし。
しかしクレジットカードを振り込みにしてたり給料はあるだけ使っていたりとふさおさんのバブリーな金銭感覚の方が心配です。
北海道に長期旅行中でカードの振り込みができなくてローソン探してさ迷ってってすっごくストレス抱えているくだりとか、東京で同居してる兄弟に代わりに振り込んでもらえばいいのに…(兄弟への振り込みとかも手間になるとは思うのですが)ちゃんと仕事をしている人でもカードを振り込み払いにしていることにびっくりしました。
かやさんが執筆で稼がれているようですが早期リタイアしたふさおさんが今何をしているのか気になるところです(笑)
エッセイとして面白いし好きです。次回作も楽しみにしています。 -
ネタバレ 購入済み
自由とは自分で責任を負うこと
全財産を村に寄付する(没収?)代わりに、お金の心配をせず死ぬまで生活できる。
大人から子供まで全員が村の生産活動か運営事務などに従事する。
食事のメニューは毎日決められている。
子供たちは普段は世話係に監督されながら集団生活をしており、自由に親に会うことはできない。折檻もある。
自給自足の村内で経済が完結しており、お金を扱うことは許されない。
読んでいたら、自由を担保にして生活の安定を得る、まんま共産主義だなと思いました。
与えられた仕事さえしていれば飢え死にはしないけれど、好きなものを所有する自由も結婚の自由(作中では断ることもできると書いてあったが忖度や諦感により消極的に承諾することもあるだろう)もこどもが自分のタイミングで病院に行くことすらできないなんて。
世話係がやたらと気をくじくことをいうのも、子供が大人のいう通りに動く方が村の維持に都合が良いからなのだろうなあと思います。
「素直にはい」って、世話係のいうところの素直は「思ったことを率直に表す」ではなくて「考えずに言われたまま動く」ということですね。
食事の準備や裁縫など家事はすべて女性が負うというのも…全員が仕事をしているのだから家事も全員ですれば良いのでは…理解不能…
そして逆に、大人たちが反省会?やミーティング等でやたらと子供に積極性や向上心、前向きさを求めてくるのは、そんな村のやり方で育つこどもが生活に対して消極的だからなのではとも思いました。
そりゃこんなとこで育つ子がのびのびできるはずはないわ~
つい批判ばかりになってしまいましたが、著者の高田かやさんはどこまでも客観的に淡々と語っているので、世の中にはそういうこともあるのだな…と飲み込みながら最後まで読めました。絵がスッキリしていて、文字もすべて手書きなのに丁寧で読みやすいです。続刊もおすすめ
おそらく村の創始者は理想の楽園を目指して作ったのでしょうが、歪で完成されていないただの共産共同体だなというのがカルト村への感想です。
言われたことしかできないとか、自分で考えるのが面倒くさいとかなぜ生きているのかわからないという人はこの村での生活が向いているのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
食事と旅は自分にとって切っても切り離せぬ関係だ。
旅の思い出は食事とともにあり、食事をすることで旅の記憶を思い出す。
そんな自分にぴったり合ったのがこのコミックエッセイである。
著者と旦那様(かやちゃんとふさおさん)の旅路を描いた内容で、シンプルな絵柄。
文字も読みやすく、細かい字はほぼない。
全体として大きいハプニングなどないのんびりとした旅で、ただひたすらに食事が美味しそう。
その土地の名物にワクワクする気持ちが伝わってきて、こちらもニマニマ。
負の感情が一切描かれていないから、安心して読むことが出来る。
ご夫婦仲も良好で、仲睦まじいやり取りが微笑ましい。
個人的に気になったのは麩饅頭と水大福、ビッグホットケーキに蒸し羊羹。
なんだか甘いものばかり列挙してしまったが、カニ鍋、馬肉サイコロステーキなどメインの品も目白押し。
やっぱり旅はよいものだ。
章の合間に描かれる四コマも緩くて可愛い。
運転する側の気持ちや旅に対するお互いの価値観へのリスペクトなど、作者さん夫婦のことを少し知ることができてなんだか嬉しい。