高田かやのレビュー一覧

  • カルト村の子守唄

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    相変わらず字がきれいだな、と思い、そういえばこれも「村」の教育の賜物だったなと思いながら読みました。理想があり、その理想の具現化として発生した「村」。それを正しい正しくないは置いておいて、フラットな視点で知ることのできる良い本だと思いました。

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    2023年07月17日
  • カルト村の子守唄

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    幼少期のころの村のままなら
    そんなに悪いところでも
    なかったかな・・・と思うだけに
    余計に一作目の 初等科の締め付けの
    異常さを思い出させます
    カルト村も 段々締め付け 支配するのが
    目的になってきたんだろうな
    やっぱり 子供には
    伸び伸びと自由に
    育って欲しいって思いますね
    2世と言う苦しみもなく ね

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    2023年03月14日
  • お金さま、いらっしゃい!

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    とかくお金の事を話題にする事は難しい。「お金が大好き」という人はがめつく下品という固定概念が生じがちだが、高田さんはその逆。生まれ育った環境による面白いお金の感覚があり、また自分軸で生きているので「お金が大事、お金が大好き」といっても全く下品にならない。お金を大事にしているということもわかる。ずいぶん前に買ったものでも1円単位まで覚えている(記録している?)ことに驚く。どんぶり勘定の私は見習いたい。

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    2022年11月20日
  • カルト村の子守唄

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    どんな理念や宗教もそうだろうが、最初の志は高くとも人が集まればルールが増え、世間とは常識がずれていってしまう。それがカルトというものだ。
    所有のない社会を目指し自給自足の共同体で生まれ育った著者。
    子供は明るく素直で元気でいなければならない社会において、そうなるつもりもない頑固さと意思の強さはご両親譲りだった模様。
    きっと著者はどんな育ち方をしても自分をきちんと持った人物になったのではないだろうか。
    子供は育った世界が基準になる。幼少期は楽しいこともたくさんあった、というのは良かった。
    それにしても、ご両親共に大学生時代に退学して村へ入ることを決めたそうだ。
    その親御さんたちからしてみればたま

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    2022年11月13日
  • カルト村の子守唄

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    今回も興味深く読めた。
    カルト村の話と高田さんのかわいいイラストとのギャップがまた、カルト村と俗世とのギャップと重なり、えもいわれぬ気持ちになる。

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    2022年09月18日
  • お金さま、いらっしゃい!

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    カルト村に居た経験からお金が大事だとおもい、お金との向き合い方を書いた1冊。自分にとっていい使い方をしたいなぁと思った。

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    2021年12月03日
  • カルト村の子守唄

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    ネタバレ

    本書は「カルト村」のシリーズ最終巻として刊行されたものです。
    この著者独特の、物腰柔らかなのにこの上なく自我と意志の強さが漂い、淡々としているのに子細で赤裸々な語り口は本書でも健在です。
    今回は、カルト村は著者の幼少期は村外の一般社会の文化も自然に共存していたものの、ある時期から子供たちを厳しく管理するタイプの世話役が送り込まれ、外の文化の遮断も急速に進んだという話が語られていました。
    ただ、あくまで子供の目線での記憶(詳細な記憶力に驚かされます)に基づいて語られているので、「なぜそうなったのか?」の追究には至っていないのが残念です。
    せっかくご両親の入村のきっかけや結婚の経緯なども語られてい

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    2021年11月13日
  • カルト村の子守唄

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    面白かったです

    カルト村シリーズは全部読ませていただきました。私はこのカルト村には怖いイメージしか持っていなかったのですが、作者の漫画でカルト村の一面を知れました。やっぱりカルト村には関わりたくはないけど、かやさんの様な才能が開花したのはカルト村のおかげなんでしょうか。

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    2021年11月08日
  • さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

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    育った環境によって著者が形成されていったと考えると、著者が育った環境は、自然豊かで今はやりのSDGs的で悪くない環境だったのではないかと思う。

    著者は「ここは私がいる場所じゃない」と判断したわけですが、別の場所に行くのではなく、場所の中身を変えていくという選択肢もあった。

    どうやら、世話係の人の裁量による落差が激しいようにも思われたが、世話係も組織の上層部から何がしかの束縛があるのだろう。

    ただ、日本のみならず海外にも支部があり、自給自足に近い暮らし、お金の心配をしない暮らしがあるわけで、著者が違和感を持った部分、住んでいる人がおかしいと思った部分を少しずつ変えていくことで、住みよい村に

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    2021年11月08日
  • さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

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    改めて思う、洗脳って怖いんだなと。なかなか抜け出せないようではあったけど、ちょっとずつ抜けてるのかなと思った。こういう宗教信者生活もみてて面白い。

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    2021年11月04日
  • さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

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    原始共産主義的な社会を目指すカルト団体、ヤマギシ会で育った女性の自伝的エッセイ漫画。子供時代から村を出るまでの事が描かれている。

    この漫画に共感する人がたくさんいるのは、村の批判をするでもなく、悲惨さを訴えるでもなく、著者が子供目線で村での思い出を素朴に描いているからだと思う。子供らしさ満開で面白いんだけど、心にチクチク刺さる場面がたくさんある。

    教育は中学校までで、本は村セレクトのもの以外禁止、子供も朝から労働でちゃんとしたお休みは無し、お給料も無し、結婚は村で決められた10歳くらい離れた人とする。

    こんな状況でも、外部の人間が想像するのと村で住んでいる人の気持ちは結構違うみたいで、村

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    2021年09月02日
  • うまうまニッポン! 食いだおれ二人旅

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    カルト村出身の著者による視点が旅エッセイとしては今までなくて、楽しめる。
    仕入れ旅、富山県ヒスイ海岸旅は真似したい

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    2021年03月21日
  • お金さま、いらっしゃい!

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    村出身の著者だからこその視点と、村を出た後の仕事のやり方が知れて面白かった。
    幼少期にお金が(身近に)ないと、我慢を我慢と思わず過ごし、いざ自分のものを買うときなどに選べない、自分のことがわからないという損な所も生んでしまうんだと思った。
    自分の子には自分のことは自分で選べるようになってほしい

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    2021年03月17日
  • さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

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    前作でカルト村について知り、興味を持って読んだ。
    自分の望みは何か?それが過去に対してだったこと、内容もちっぽけなこと、それに気付く場面、そんなとも叶えられない村って…と疑問を抱く場面には少し目頭が熱くなった。
    今幸せそうで本当によかった

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    2021年02月07日
  • うまうまニッポン! 食いだおれ二人旅

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    著者と夫のふさおさんが、車であちこち旅行しておいしいものを食べ歩くコミックエッセイ。
    どこまでも車で行ってしまうのにびっくり。
    東京から青森、佐賀までも。それも運転するのはふさおさんお一人。すごい。
    家庭内免停(!)のかやさんは、計画を立ててお弁当作って、分担制になってるもよう。
    倹約家と言いつつ、旅先でおいしいものを食べ歩き、メリハリのついた旅は好感度高い。
    佐賀の嬉野温泉の湯豆腐を食べてみたい!
    あとがきによると、本当に一番描きたかったのはこういう旅のコミックエッセイだけど、世の中に溢れているので、まず、自分の出自から描いた・とのこと。その戦略は当たってる。

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    2020年08月04日
  • うまうまニッポン! 食いだおれ二人旅

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    12ヶ月それぞれの旬の美味しいものが盛りだくさんの旅はどれも本当に美味しそうだった。
    車だからこその自由度や荷物の工夫、現地の美味しいものを購入しての素泊まりやお弁当持参のお花見。
    節約しつつ、美味しいもの・いいものにはお金を惜しまないメリハリがまた良かった。
    前作のお金のエッセイ漫画から面白そうな旅をしていそうだと思っていので、旅がテーマの本をが出ることを楽しみにしていた。
    著者自身もカルト村の生い立ちではなくこちらが本来やりたい題材だったらしい。でもあの育ちがあったからこその価値観なども現れていたので、一連の作品を読めてよかったと思う。

    お互いの好みや得意分野が違い、それぞれの楽しみ方や

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    2020年07月26日
  • うまうまニッポン! 食いだおれ二人旅

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    旅に出かけたくなります

    高田さんの作品は、いつも丁寧に描かれていて読みやすいです。季節ごとに色んな所に出かけていて、参考になります。食べ物が美味しそうです。白黒なのが残念です。カラーなら☆5つです!

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    2019年12月10日
  • さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

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    どことなく流れが飛び飛びに感じるんだけど、ただなにも思わなかったのか忘れたのか読んでいる側にはわからない。著者が病むことなく素敵な旦那様と出会えてよかった。
    他の子供たちのその後も気になる。

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    2019年06月15日
  • さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

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    「カルト村で生まれました。」の、続編。
    ほんと興味深くて一気読み。
    著者の、かやさんの愛されるキャラクターが柔らかい雰囲気を作っています。

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    2019年06月15日
  • お金さま、いらっしゃい!

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    一般社会に出て お金との付き合い方を学んでいくのですが
    子供がいない共働き夫婦として
    自分たちの趣味嗜好に合わせて
    〆るところは〆る
    かけるところは かける
    といった ごく普通の感覚でした

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    2018年12月19日