神野正史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
途中途中に歴史を見る上でのヒントが書いてあるのはいいと思った。
但し作者が文章に熟語や慣用句を使いすぎて、全体的に文に簡潔さがなく、また一つ一つの固有名詞や出来事がどういうものだったのかという解説があまりない。所々にある作者の見解を見ると、少し日本人の視点に寄り過ぎていて、客観さが乏しい部分もあるように感じた。
作者の「歴史はこう見る物なんだ」という思いが先走っていて、世界でこれまでどういう事件があって、どういう人がどんな影響を与えてきたのか、そういった世界の歴史を知識として得たいと思い、世界史の本を取った人には、不満が残るような気がした。
歴史の知識ではなく、歴史から教訓を得たいと考えている -
Posted by ブクログ
歴史に学ぶことは大事なことだと常々感じています。私達がいまいるのは、多くの偉人達が下した決断の結果にあると思います。
この本では人生を切り開く成功法則として、日本のみならず世界に目を向けて、15のテーマ・23人の偉人達がどのような意思決定をしてきたかを紹介しています。重要な局面では、どこの国でも同様な決断がされてい様で、この本で書かれていることは、ビジネスの世界でも大いに活用できると感じました。
本の帯に書いてあるように、この本をただ読むだけで終わりにするのではなく、どのようにすれば「偉人の叡智を武器とできるのか」を考えながら過ごしていきたいと感じました。
以下は気になったポイントです。 -
Posted by ブクログ
正しい歴史の学び方は年号や出来事だけではなく、そのウラにある、人の考えや行動。
世界史を成功するための哲学書として読んでみる。
目次
第1章 逆境は飛躍の糧
不遇時代をどう過ごすか。それが未来の飛躍を決める。
第2章 天は自ら助く者を助く
絶望にあっても諦めない。その者にのみ幸運の女神は微笑む。
第3章 百戦百勝は善の善なる者に非ず
勝てば勝つほど敗北へと近づく。強い者ほど弱く、弱い者ほど強い。
第4章 戦術と戦略を見極めよ
目先の勝利に囚われて大略を見失ってはならない。
第5章 最大の危機こそ好機
ピンチとチャンスは同じ形をしているもの。
第6章 方針貫徹か、転換か
状況が変わ