神野正史のレビュー一覧
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本書の結論から述べると「日本は移民政策を回避すべきであり、天皇制を堅持する事が次世代に民族を残す国家となる」ということだ。人材不足が継続しても、決して「移民」を受け入れないことを提言している。その受け入れた場合の結果は世界の史上でも明らかのように、占領され、暴動が起き、迫害され、亡国となる、と言う。
英国、ドイツ、フランスなどいずれも移民が多く紛争・テロ事件が絶えないのは民族・宗教的闘争が要因だ。北米の先住民(インデアン)殲滅的行動から人種差別的行動へ発展し、現代では逆に移民を追放する動きに変わったことは異例だ。ユダヤ人のパレスチナ領土への強制的奪回紛争は正に「大国主義」(強い国が征服)の背景 -
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日本は「日本くん」とか、世界の国々を一人の人にして、その全員を一つのクラスにしたマンガ。おもしろいから、もう上も下も5回くらい読んだ。あんまりおもしろくて、爆笑しちゃう。
世界の歴史のことは全然知らなかったんだけど、この本は、性格とか見た目とかで国の特ちょうがわかりやすいし、戦いとか有名な人とかもすぐ覚えられる。鉄血宰相ビスマルクはこの本で知ったけど、絶対忘れないと思う。解説と年表もわかりやすい。学習マンガよりいい。
最初は、「こんなに知ってるよ」といばろうと思って、お母さんに貸してあげなかったんだけど、読みたそうにしていたから、貸した。お母さんも、わかりやすいと言っていた。
子どもの歴史の本 -
ネタバレ
障害ある者に対する差別と反動
・歴史的に見て、障害者は差別的な扱いを受けることが多かった。
→古代ギリシアのスパルタ「優れた者だけが生きることを許される。容姿の醜い者に結婚する権利などない。
身体に障害のある者は役立たずだから、社会から排除するべきだ」
→キリスト教が広まったヨーロッパ「全知全能の神が意図せず不完全な体の子を造られるはずがない。
もし障害者を神が造られたとしたら、それは罰を与えられた子だ。悪魔の子だ」
→こうした理由づけは、その時代、その時代の価値観に合わせて後から取ってつけたものであって、
その根底にはスパルタ的価値観が流れているだけに過ぎない。
→進化論が広まったヨーロッパ「進化論が正しい -
ネタバレ
知識と実践
・努力が無駄になることはない。努力することを止めた瞬間、それまでの努力が無駄になるだけだ。
・成功の対義語は「失敗」ではなく「行動を起こさないこと」。
・何をやってもダメな人=すぐに手段と目的を混同し、本来の目的を見失ってしまう人。
・戦略:最終目的を達成するためのおおまかな計画方針。
・作戦:戦略を成功に導くための個別的かつ具体的な計画。
・戦術:作戦を成功に導くための現場での手段、方術。
・戦術でどれだけ勝利を重ねようとも、戦略で失敗したのでは何の意味もない。
逆に戦術でどれだけ失敗を重ねようとも、最終的に戦略を損なうことがなければ、問題ない。
事において、常に「戦略」を見 -
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①ゲームチェンジが起これば、二度と後戻りはできない
②流れに逆らうものは例外なく滅ぼされる
③覇権国家はゲームチェンジの間の安定期に現れる
④非常識はゲームチェンジ後の常識になる
ヒッタイト 鉄の融解温度以下でも炭を混ぜると硬度が出せることを発見
鉄製農具で農業の効率化
⑤ゲームチェンジに必要なものは発明ではなく 実用化と普及
効率化による余剰から産業、貨幣経済へ
権力=政治・宗教・軍事
一神教で統治 ヘブライ人のユダヤ教で普及 敵を憎む
騎馬=戦争手段 軍事力による広域統一へ
日本の**道=精神修養 競技やスポーツではない
仏教=悟りに至るための勉強 →大 -
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読みやすいし、スラスラ読めて面白かった。
ラストは日本のアニメが世論を味方つけるものになると結論付けているが、そこは少し疑問に思った。
時代の流れに逆らうものは没落する。そうならないためには、常に社会の動きにアンテナを貼り、何が新で、何か旧かを考えること。
3.多神教から一神教へ
→エジプトのアメンホテプ4世が、宗教権力を得るために、無名のアトン神を唯一の神とした
4.紙と冊子
→知の解放
5.キリスト教
→ただの人間であるパウロが、永遠の契約である旧約聖書(我が汝に命じる言葉に何一つ加える、減ずべからず)(キリスト教の入信資格は純血ユダヤ人)の命令を破って、布教活動
6.騎馬
7.仏 -
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この本は令和2年、コロナ禍の夏に読んだもので、5つの帝国(ローマ、中華、イスラム、大英、アメリカ)の歴史について書かれています。驕れるものは久からず、とは言いますが、栄枯盛衰は長い歴史において確認されていることです。
次に覇権を握るのはどの国でしょうか、中国では習近平が独裁態勢をとる足固めをしています、アメリカは明日に大統領選挙が行われますが、果たした現職トランプ大統領が再選するのでしょうか。
多くの本を読んでいると、次の大統領の選挙の任期が終了する2024年あたりが本当の大変化が起きている予測されていますが、私自身も大きな環境変化にさらされていると思います。それでも歴史から学ぶ姿勢は続け -
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おもしろかったー
表現がおもしろいね
032
西漸運動とモンロー主義
西漸運動というのは
「インディアンに対して、虐殺、殺戮、駆逐、の限りを尽くして、彼らの土地を奪いながら、国政として植民をすすめたもの」
036
キューバのハバナ湾に停泊していた米艦メイン号が、爆沈し、米兵266名が死亡
ホワイトハウスは証拠もなく「スペインの機雷攻撃」と決めつけ、マスコミを使って煽りまくる
リメンバー・メイン!
リメンバー・メイン!
「短い言葉繰り返し連呼させる」のは、無知な大衆を扇動するのに最も簡単で効果のある手段
扇動政治屋デマーゴスの常套手段
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