Tivのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前巻では主人公の記憶喪失から始まった異なるタイプの少女達との関係。
一人は変わった嗜好を持ち、表向きの優等生の印象とは異なりS性質の少女・日向。
一人は魔女との印象を抱かれ、内向的で呪術に傾倒する少女・月夜。
異なる性質の少女の間で振り回される事に嫌気を感じ始めた主人公は
クラスメイトで不思議な言動をするが主人公の相談にも乗った少女・藤森文子に
安寧を求めたいと漏らしてしまった事が藤森の気分を損ねさせ、
藤森の仕掛けた「浦島太郎伝説」に託けた呪いに掛かってしまいます。
少女に振り回される状況を望まない主人公の思いは
全ての関係のリセットとなって現れます。
一晩明けて登校すると関係を築いた少女達どころか友人であった筈の相手も
主人公のことを意識しなくなり、"いきなり”接してくる主人公を奇妙に思うのです。
竜宮城へと行き、戻って来て玉手箱を開けてしまった浦島太郎状態に陥った主人公は
関係が何も存在しない状況で、築いた関係の意味を改めて考えさせられ
主人公は改めてもう一度関係修復を図り、悪戦苦闘し。。。
優柔不断な少年に癖のある少女達との恋愛関係だけに止まらず
そこに更に奇怪な味付けを加えることで、物語の人間関係での巡り合わせを考えるよう導いてます。
呪いがもたらす異常な状況と言うことでは納得がいくのですが、
それならばそれをもたらした藤森とは果たしてどの様な存在であるのかが見えてきません。
性癖として状況を面白くして楽しみたいというのが藤森にはあるのですが、
そう仕向ける力が何故彼女にあるかが謎として一切触れられていません。
それが時折物語の展開を唐突に感じさせ戸惑いを覚えるのですが、
物語としては主人公が単なる優柔不断に流されるキャラにはせず
困難な状況に陥った中で自ら思考し、前向きに行動を起そうとの姿が見られる点は好感を覚えます。
ラノベの悪癖としてともすれば主人公は優柔不断で、それに甘え鈍感を装わせている様な
キャラが多々見られ、個人的には共感を覚えられないのに比べれば
遙かに血が通っておりますし、突出した才覚が無くとも女の子の気を惹く要素があると
考え得る様に思うのです。鈍感にするにしても、遠回しな積極性は必要なのだと思います。
リセットされた人間関係を主人公が足掻いて戻す過程は都合良くは進まず、
段階ごとに試行錯誤する様子に工夫の跡が見られます。
一見型に嵌った三角関係絵巻を捻っている変わり種。今の所未だ注目している作品です。 -
Posted by ブクログ
原作未読。現代の安楽椅子探偵はスーパーハカー的なお話。
作品に罪はないですが、この手の引きこもり探偵はGOSICKが有名になってしまっているので新鮮味が少ないのは若干残念なポイントではある。
どうやら原作2巻のエピソードで、各キャラの導入部分をすっ飛ばしているようですが、その点はあまり気になりませんでした。
キャラクターの見せ場を1巻で満遍なく登場させる方法としては妥当かと。
岸田メル氏の原作絵はもちろん素晴らしいですが、コミック版のTiv氏の絵柄もなかなか可愛くて大変よろしいかと。
どうでも良いですが、個人的にドクターペッパーは厨二アイテムというポジションを確立しつつある感。 -
Posted by ブクログ
序盤で見せるような定番のラブコメを今さらやられても大して萌えないのが正直なところ……
新しく登場した金髪ヒロインのミュリエルが体よくお膳立てしてくれたものの、わざわざメインの展開を中断してまで遠回りさせるほどではなかった。ミュリエル不在でも成立する着地点なのが物語として致命的すぎるし、彼女が絡んできたことによる影響もほぼ受けてないから、キャラクターに味がしない。
正直、主人公とミュリエルが疑似カップルみたいに付き合う展開になっていた方が、作品テーマである残虐姫への復讐劇として設定がもっと活きていたような気がする。何にせよ、貴重な修学旅行イベントを消費してまで描くエピソードとは思えなかったかな…… -
Posted by ブクログ
主人公とヒロインがそれぞれの立場で奮闘する展開は良かったものの、親衛隊をはじめとするサブキャラクターの言動が微妙に卑しくて、困難を乗り越えた感動よりも腹立たしさの方が大きい。自分たちの勝手な思い込みで人様のことを拉致&監禁した挙句、そのターゲットに助けてもらう立場で悪態をつく神経がどうしても受け付けなかった。主人公が不可抗力で崇拝する残虐姫にキスしてしまったとはいえ、最低限の謝罪と感謝くらいは見せてほしかったかな……
ついでに言えば、主人公のファーストキスは第4巻でねこちゃんに使っていた(使われた)のもあって、「ついに……!」というラブコメ的な盛り上がりに欠けていたのも惜しいポイント。
次の修学旅行編では、もう少しドキドキするようなラブコメが見れることを期待してる。 -
Posted by ブクログ
自分の中で残虐姫の好感度がどんどん下がっていく。
告白してきた男子生徒の黒歴史を公開したり、世話役の吉野をパシったり、主人公に質の悪い嫌がらせをしたり……ツンデレだからで許される範囲を悠々と飛び越えてきてる。ていうか、そもそも”デレ”の要素がなさすぎてイマイチ惹かれない。腹に一物抱えていたとしても嘘つきノーパン京女(ねこちゃん)の方が、よっぽどヒロインとして好感が持てるね。主人公も復讐心にさえ囚われていなければ、人並以上の青春が送れるのに勿体ない……
正直、そこまでして残虐姫に吠え面をかかせてやりたいもんかな? これ以上残虐姫に固執するなら、主人公が復讐に走る理由と動機にもう少し肉付けしてほしい。 -
ネタバレ 無料版購入済み
竹岡葉月さん
政宗くんのリベンジ、名前は知ってたけど竹岡葉月さんのだったとは…
いくつか竹岡さんの作品は読んでたので、興味を唆られて無料版を読んでます。
今のところは可もなく不可もなし?
1巻目だしこんなものか?
今のところは主人公もヒロインも、ものすごく魅力的な訳でも、ストーリーが引き込まれる訳でもないかな…
2巻目に期待… -
Posted by ブクログ
新米の主人公は、先輩先生が倒れたために
急遽手芸部の顧問を担当する事に。
体育会系なのに手芸部という、ものすごいミスマッチ。
しかも当の手芸部は、内部分裂していて
3人対3人に分かれているという。
主人公が先生でなかったら青春もの…いや、先生でも
十分青春してましたけど。
何せ脳筋なので、単純に考えていく。
これはこれで分かりやすく、悩みが一直線です。
そして分かりやすい…ために、分裂していた内部は
彼の私生活によって纏まってしまうというw
普通なら、怒り出すような情報漏えいですが
主人公が、役に立ってよかった、と納得しているなら
これはこれでありかとw
そんな中、纏まって文化祭まで…のはずが。
何かを失う事、は一番つらいです。
後悔しないよう、と思っていても、突きつけられるまで
他の事にも気が付かない。
全力で走って、全力で終わって、また次へ進む。
主人公も生徒も、全力で青春、でした。 -
Posted by ブクログ
突如女の子に振られた、と思ったら、学校では
自分に笑顔で近づいてきた別の女の子。
気が弱いのと、優しさは別次元です。
この情けなさっぷりが素晴らしい主人公は
一体何なのか、と聞きたいくらいです。
とにかく、主人公にいらいらしっぱなし。
どっち付かずな態度を取られれば
どちらの女の子もそれは怒るでしょう。
記憶がない、というのは、不安でたまりません。
どうすればいいのか、どうしたらいいのか
にっちもさっちもいかないでしょうけど、これはない。
徐々にきちんと自己主張してくるのを
最初と比べてしまうと、感動ものですが。
一応きれいにまとまって終了してますが
現実にいたら、ここまでいくものでしょうか?