パトリシア・ハイスミスのレビュー一覧

  • キャロル

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    人並みに嫉妬したり、恋に思い悩むテレーズが愛おしくなった。
    キャロルに対する評価が定まるのは、中盤以降。実はテレーズへの愛に溢れていて、そして人間臭いところがたまらない。

    愛すべき二人が車でアメリカ横断旅行(?)に出るって、すごく映画的と言うか、おしゃれだなと思ってしまった。

    単なる恋愛小説ではないのは、テレーズには男性のお相手がいて、キャロルには元夫と娘がいたことかもしれない。いわゆるLの世界的な「イケてるビアン達の都会ライフ」とは全く違うお話になっているw

    テレーズとキャロルの関係が監視されて、娘の親権争いに利用されるのは、ゲイとしては非常に苦しい気持ちになってしまった。
    子どもの幸

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    2019年01月27日
  • キャロル

    Posted by ブクログ

    パトリシアハイスミスの作品にはイヤミスというか丑の刻参りというか黒い憎悪を想像しがちですが、これは普通に恋愛物でした。舞台美術の仕事に進もうとしてる若い女性と、魅力的な主婦を巡る話。この二人が自分の気持ちに素直で後ろめたさを感じていない。
    さすがに会話などは洗練されてる。

    「古典になる条件って何だと思う?「時代を超越した業を描く物だと思います」「人は得てして別の方法で探した方がずっと見つけやすい物をセックスを通じて見つけようとする」

    かなり若い頃に書かれた作品のようだが、さすが巨匠になる人は違う。

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    2018年10月07日
  • 見知らぬ乗客

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    ヒッチコックの映画の原作だとは知らずに購入。
    精神的に追い詰められていく系のお話。読み進めるほど辛くなってきます。

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    2018年09月07日
  • アメリカの友人

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    マフィアがらみの話なので暴力的な行動も多く、
    死体もゴロゴロだが。。。
    前の事件から、それほど間を置かず、こんな危険なことに
    それも、自ら必要もないのに勝手に飛び込んで
    より深く巻き込まれるなんて。
    そもそも、きっかけは根拠の薄い猜疑心から出た
    ほんのいたずらに近い『ゲーム』でしかなくて、
    それなのに、他人を悪に引き込み、悩み苦しませ
    人生や家庭を崩壊させ、負の暗い影を落とす。
    ドロドロ粘り気を帯びて嫌悪感を覚えそうな物語だが、
    うまく片づけたり、立ち回れた後等にリプリーが思わず
    笑いだしたりするので、読者はいつの間にか
    リプリーの世界観・人生観を自然に受け入れて、
    リプリーの視点で世界を眺め

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    2018年08月07日
  • 見知らぬ乗客

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    途中から登場人物の心理描写を読むのが苦痛になってきました。これが原作のヒッチコックの映画を予め見ていましたが、原作(の特に後半)を大幅に改変したという映画の方が分かりやすいです。

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    2018年04月26日