パトリシア・ハイスミスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人並みに嫉妬したり、恋に思い悩むテレーズが愛おしくなった。
キャロルに対する評価が定まるのは、中盤以降。実はテレーズへの愛に溢れていて、そして人間臭いところがたまらない。
愛すべき二人が車でアメリカ横断旅行(?)に出るって、すごく映画的と言うか、おしゃれだなと思ってしまった。
単なる恋愛小説ではないのは、テレーズには男性のお相手がいて、キャロルには元夫と娘がいたことかもしれない。いわゆるLの世界的な「イケてるビアン達の都会ライフ」とは全く違うお話になっているw
テレーズとキャロルの関係が監視されて、娘の親権争いに利用されるのは、ゲイとしては非常に苦しい気持ちになってしまった。
子どもの幸 -
Posted by ブクログ
マフィアがらみの話なので暴力的な行動も多く、
死体もゴロゴロだが。。。
前の事件から、それほど間を置かず、こんな危険なことに
それも、自ら必要もないのに勝手に飛び込んで
より深く巻き込まれるなんて。
そもそも、きっかけは根拠の薄い猜疑心から出た
ほんのいたずらに近い『ゲーム』でしかなくて、
それなのに、他人を悪に引き込み、悩み苦しませ
人生や家庭を崩壊させ、負の暗い影を落とす。
ドロドロ粘り気を帯びて嫌悪感を覚えそうな物語だが、
うまく片づけたり、立ち回れた後等にリプリーが思わず
笑いだしたりするので、読者はいつの間にか
リプリーの世界観・人生観を自然に受け入れて、
リプリーの視点で世界を眺め