平野一郎のレビュー一覧

  • わが闘争(上)

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    上巻読み終わりました。帰ってきたらヒトラーを読んで本人の事を知りたくなったのですが……。あまりにも難しく読みやすい場所は人種批判と共産主義批判の場所のみ、『我が闘争』は下巻まで読み切れるか…?

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    2025年06月29日
  • 続・わが闘争 生存圏と領土問題

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    これを読めばどう考えてもソビエトに攻め入るのが明確。
    西方には勝てないと思っていたのだろうと思います。
    これを読んでればスターリンももっと真面目に準備をしていただろう。

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    2024年12月20日
  • わが闘争(上)

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    読むのが苦痛になる本。というのも、彼ヒトラーの主観が強くて、怒りや僻みや妬みのようなネガティブな心象をエネルギー源にした鬱屈した意見を延々とぶつけられ続けるからだ。ポジティブで力づけられる要素以上にネガティブ要素を強く感じてしまうのは、既に私が歴史的帰結を知ってしまっているからなのだろう。
    きっと当時のドイツではむしろこの怒りと熱さは共感を持って迎えられたのだろう。

    また影を裏に控えた強いナルシシズムも文章から透けて見える。
    更に文章自体も繰り返しや飛躍が多く、テンポが死ぬほど悪い。読みにくいったらありゃしない。構成も良くないし文学的な良さは皆無。
    こうすべきだ、という主張に対し、都度その根

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    2024年11月10日
  • わが闘争(下)

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    ナチスがどうして力を得たのか、それを知りたくて読み始めました。人間の弱った時に共通の敵を見つけ(悪いことはなんでもユダヤ人のせい)、選民意識(アーリア人種あげ)を持たせて自己を救うその理論がエグかった…。いろんな潜在的な差別や自尊心をくすぐっていくのがうまくて恐ろしい。

    ヒトラー大衆を扇動する方法を知っており、その実行力があったと言う部分はやはり天才だったのかなと思います。
    ただ、数々の虐待や戦争はヒトラー1人で成したものではなく、多くの人が賛同した故であることを刻んでおかねばなりません。ヒトラーは無から全てを作り出したのではなく、人々が潜在的に思っていることを都合のいいように言語化して展開

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    2023年02月21日
  • わが闘争(下)

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    上巻同様の理由で星は3つ。

    上巻がヒトラー自身の神格化と思想の謳詠にあったわけだが、下巻は思考を凝縮化し仮想敵すなわちマルクシズムとユダヤ人を作り出し当時の大衆を惹き付け政権掌握をした手法と論説が述べられている。

    書籍としては読み難いこと極まりないしアドルフ・ヒトラーが書いたものでなければ読まなかったであろうが、「窮鼠、猫を噛む」が如く賠償と外圧に苦しみ追い詰められたドイツ国民が世紀の大悪人に希望の光を見つけて一縷の望みを託してしまったことに第二次世界大戦の悲劇がある。諸悪の根源をシンプルにヒトラー単独に帰すのではなく、人類すべての連帯責任であったことは留意する必要はあろう。

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    2020年11月25日
  • わが闘争(上)

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    高評価を付けるとファシストと勘違いされそうなので星は3つ。

    アドルフ・ヒトラーが起こした歴史的大罪と自決による責任回避行動を振り返って「人類史上最悪の悪魔」「史上最高のペテン師」などと本書を批判することは容易であろう。だが、発刊当時(1925~1926年)のドイツ(当時ヴァイマル共和政)の国状を考えるとまた見方は変わってくる。第一次世界大戦の敗戦後、パリならびにロンドン協定の賠償金に喘ぐドイツ。自信を無くし未来も見えない中で、極めて論理的に理路整然と国家の将来を説く綺羅星の如く登場したのがヒトラーである。正否は別とし、圧倒的な知識量と天才的発想で課題と対策を提示し超一流の演説術で国家論を語り

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    2020年11月23日
  • わが闘争(下)

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    上巻よりも更に斜め読み。難解。
    ほとんど頭に入ってないかも……

    私は否定的な感情を盾にしながら、覗き穴から常にチラチラ…怖いもの見たさとはこのこと。

    ヒトラー。彼が独裁者になる前の本である。
    国家社会主義ドイツ労働者党の党首として、彼は民主主義を民主主義で破壊し、最も優秀なヒトラーが大ドイツ帝国の復活を成すことに全てを懸けて行く。

    彼はユダヤ人を世界から駆逐し、共産主義を倒し、最も崇高なアーリア人種の世界を作ることを夢見た。

    その後、首相から国家元首として、独裁者に君臨し、ことごとく思想の具現化を進めるに至る。

    よくもまあ、こんな本を書いたなぁと思う。
    その時代にしか起こり得ない英雄

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    2020年06月28日
  • わが闘争(上)

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    難解な本。一つの事柄に溢れる感情がテンコ盛り!

    長い長い書き言葉に耐えきれず、斜め読み。

    なぜヒトラーは歴史に残る通り、極端なまでの政治思想を持つに至ったかについて書かれている。有名なミュンヘン一揆の失敗により、国家反逆罪で有罪判決を受けたヒトラー。裁判では自らの責任を認めた上で、その弁舌で裁判を演説の舞台とし、自らを弁護した。その裁判は終始、ヒトラーに同情的であり、感動すら巻き起こした。
    ともあれ、有罪となったヒトラーはリンツ刑務所内で本書を口述筆記した。刑務所では建物内を自由に歩き、面会も制限がなかったそうだ。

    彼はドイツの没落を嘆き、ユダヤ人を憎み、民主主義、共産主義を否定した。

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    2020年06月28日
  • わが闘争(上)

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    広告は圧倒的に主観的に実施されるべき!
    人心掌握のもとになると感じた。
    全体的にあまり整理されていない文章だったように思う。

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    2018年10月29日
  • わが闘争(上)

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    ヒトラーが当時の人をひきつけた理由はなんだったのか、感じ取ってみたいと思い、読んでみた。しかしながら、全く惹かれなかった。冗長な文章に感じたのは私だけだろうか?幾多の粉飾があるというのも、いただけない。やはり文章でなく、演説が卓越していたということだろうか?
    なぜユダヤ人をそこまで嫌悪したのかも、革命を指導したマルクス主義者がユダヤ人だったとか、色々とかかれてはいるものの、正直よくわからなかった。

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    2021年08月08日
  • わが闘争(下)

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    上巻より、内容が明らかに過激になっている。アーリア人至上主義、マルクス主義・ユダヤ人への攻撃が激しくなっている。正直そこまで自民族を絶対視し、他を軽蔑するそこまでの理由はよくわからなかった。宣伝を重要視すること、人を動かす上で感情的な要素を重要視することはなるほどと思った。

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    2021年08月08日
  • わが闘争(下)

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    上巻は嫌悪感なく読める部分もあったが、下巻は読むところが あまりない

    民族主義的国家観
    *国家は 目的のための手段
    *国家の目的は 人種の維持
    *指導者の権威は下へ、責任は上へ
    *民族を存続させるために 歴史を学ぶ

    世論
    *世論の命令者になれ。大衆のしもべになるな
    *偉大な成果とは 世論と対立し、理解されないもの

    権威の3原理
    *人気*強制力*伝統(ある期間継続)

    宣伝と組織
    *宣伝の目的は支持者を増やす。支持者=同意者
    *組織の目的は党員を増やす。党員=一緒に闘う
    *宣伝がうまくいくほど組織は小さくていい

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    2017年12月11日
  • わが闘争(上)

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    ヒトラー 民族主義的な国家観を論述した本。国家観、読書の方法、多数決(議会制)批判、大衆運動や宣伝のコツ あたりは 興味深く読める

    国家観
    *国家の権威は 自己目的にあらず
    *人間としての権利は 国家の権利を破る
    *経済観、経済的発展とは無関係
    *自己存在の目標を達成するための共同社会組織
    *民族的な有機体
    *全体のために個人を犠牲にする能力と意思が 国家を形成する
    *資本に対する国家の課題は 資本を国家の召使いにして、国民の支配者であると思わせないこと

    読書について
    *歴史を学ぶとは 〜歴史的な事件の原因となった力を発見すること
    *読書は 本質を保持し、本質でないものを忘れる
    *読書は

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    2017年12月11日
  • わが闘争(上)

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    ペストと結核
    帝国、社会主義、民主主義
    単一民族国家・多民族国家
    経営者と労働者、労働階級
    宗派対立
    宗教と政治
    ドイツ、オーストリア、チェコ
    兵役忌避
    教育と洗脳
    「新聞」が人々に与える影響力
    異種交配

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    2017年08月28日
  • 続・わが闘争 生存圏と領土問題

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    当時の状況がわからないのでどこまで妥当な見解なのか?それにしても虐殺数なら上のソ連や中国は取り立てて取り上げられず、これは戦勝国だから?
    ユダヤ人は聖書の時代から何度も迫害を受けて来ているがたまたまその様な記録が残っているからよく知られることになったのか?
    世の中知らないことだらけ。

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    2014年05月26日
  • わが闘争(下)

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    行っていることは民族をちょっと入れ替えればいつでもどこでも言われている自民族優秀、他民族劣等論理で特別な内容じゃない。
    また、100%悪な人間はおらずいつも一人一人の正義の争いで負けた者が悪になるんだろうから(受け売りでちゃんと調べてないが、聖書の中で神と悪魔で人を殺した数を集計すると神の方が人を圧倒的に多くの人を殺しているらしい…)ヒトラーのやった中にも経済政策などの良い面があれば評価し見習わなければ折角の人間の歴史の教科書になる部分を捨ててしまうことになるだろう。確かにヒトラーのみに責任を押し付けてお終いにすれば楽だろうが。
    そして、気づかずに操られるのが宣伝の効果なのだから自分は操られて

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    2014年05月17日
  • わが闘争(上)

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    ゲルマン人優秀万歳!
    ユダヤ人劣等隔離せよ!
    な本。
    集団をまとめる際には共通の敵を作れに則り、
    身近で個別具体例には信じられる内容を織り交ぜながら、冷静に考えるとどうしてそうなるのだけど、想定読者には受け入れやすい結論に導かれる。
    ユダヤ人はいつの時代もその特殊環境から勤勉で優秀で強靭で冷徹なためか妬まれるんだね。
    日本人も同様に勤勉だと言われる事もあったと思うけど比較的安全に切り離された国土でぬくぬくと少し煽てるとすぐに木に登ってしまうのとは全く別物なのだろう。
    当時のまだ世界はバラバラだった時代は多様性があったが、グローバル化で統一化が簡単にはかられる今の時代は簡単に全体でコケる事が出来

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    2014年04月29日
  • わが闘争(下)

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    我が闘争。このころのゲルマン民族東欧生活圏拡大思想が後世半ば現実したかと思うとぞっとする。
    しかし、大衆の心を掴む演説方法。国家教育のあり方に対する意見は参考になった。

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    2013年12月25日
  • わが闘争(上)

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    世界史に影響を与えたものとして、一度は目を通しておこうと買った本。
    世の中に対するものすごい否定のエネルギーを感じた。

    ただ、当時の全ドイツ人がこの本を読んでいたとは思えなかった。文章量的にも内容的にも。

    今でもたまに聞かれるユダヤ陰謀論は、このころの反ユダヤ思想から来ているのだろうか。

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    2012年07月24日
  • わが闘争(下)

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    上巻からずっと思ってたんだけど、和訳が悪いのか本文が悪いのか非常に読みづらい。
    あとヒトラーは若いころにユダヤ人によっぽどひどい目に合わされたんじゃないのかっていう感じのユダヤ人嫌いだった。

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    2012年07月12日