緑川ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ空を舞う美しい白龍を目にした貴史。
見てみたいと言う先生と一緒に白龍探しをしていると、元気のないちょびを見かける。
お気に入りの櫛が壊れてしまった。
貴史は、いつものお礼を兼ねて櫛の材料を探す。
ふと見かけた白龍の落とす鱗を入手するために奔走する。
が。
白龍=チョビだった。
落ちた鱗が綺麗だという貴史に、本当の姿を見せてくれた。
小物から、穴ぼこが増えるという相談を受けた先生。
同時期に貴史は「カカ」という名を返していた。
名を返した妖は顔を奪われ、得体の知れない奴の元へ。
その顔に名を返したのだが、実は顔は2つ。双頭。
もう一つが名を返して欲しいと。
体が有れば…と探すために穴を開けてた -
ネタバレ 購入済み
切なさと嬉しさと恐怖
最初は、じんわりと心温まるような、ほっとするお話でした。妖達も、いなくなってしまった人を惜しみながら寂しさを紛らわすようなことをするのだな、と妖達や紅子さんの思いを想像すると切なくなって、でも慕われていた箱崎さん側の気持ちを想像すると、嬉しく思ったり。
決して切ないだけで終わらないのがこの作品の魅力だと思います。
後半のお話は次巻へ続くので現時点では『怖い』と『田沼とニャンコ先生は無事か!?』というのが感想。
ただ、変装したニャンコ先生が可愛すぎて、このニャンコ先生のグッズが欲しいなどと関係ないことまで考えてしまいました。(笑)