緑川ゆきのレビュー一覧
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無料版購入済み
シリーズ屈指の優しさと切なさ
田沼と多軌が中心となり、夏目の「普通の高校生活」と「妖怪との縁」が交錯する、穏やかで心温まる一冊。
田沼の純粋な想いと、多軌の妖怪への理解が深まる中、夏目は二人の友情に守られながらも、自身の孤独を静かに抱え続ける。
特に田沼が夏目の「特別さ」に気づき、受け入れようとする姿は、シリーズ屈指の優しさと切なさを湛えている。
ニャンコ先生の軽妙なツッコミがアクセントとなり、日常の小さな出来事の中に大きな絆が描かれる。
「友人帳」の重みを感じさせつつ、仲間との繋がりが夏目を少しずつ癒していく過程が美しい名巻。
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無料版購入済み
切なく美しい一冊
名取との再会と、過去の因縁が絡む切なく美しい一冊。
夏目は名取から「友人帳」を狙う妖怪祓い人・的場一門の存在を改めて知らされ、守りたいものとの間で揺れる。
名取の複雑な立場と、夏目への本当の想いが垣間見え、二人の関係に新たな深みが生まれる。特に名取の過去と「友人帳」への執着が明かされるシーンは、静かな衝撃と哀しみを呼び、シリーズのテーマである「名前と絆」の重みを強く感じさせる。
ニャンコ先生のコミカルさと、夏目の揺るがない優しさが絶妙に調和し、涙と温もりが残る名巻。