貞本義行のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
あゝ迂闊
アッー!
旧劇、旧劇じゃないか!
「TV 版と同じ終わりかたは絶対しないはず」という強い思い込みで読み進めてきたわけですが、漫画の連載時期を確認したら終わるのがTV 版のずっと先だったからかストレートに旧劇場版のほうに進む可能性をまったく考えていませんでした。こいつはたまげたなあ。
カヲルくんは結局あのまま、好ましいキャラクターへと変貌するわけでもなく、シンジも「嫌いとは言ってない」とか好意とは言いがたい消極的な肯定感を示したのみであのシーンをこなしてしまいました。え…?前歯全部折るとは…?
これまで大小はあれどいくつかの差異に一喜一憂してきてここにきてまさかの旧劇突入。驚きを禁じ得ません。火炎放射器までそのままです。あと全体通じて青葉シゲル出番なさすぎ。
ここにきてはじめて告白しますが、実は全巻購入する前に最終巻のレビューのみ読んでいたんです。Amazonで。
そしたら「私は漫画版のシンジの方が好きです」みたいなことが書かれていて、するとほら、漫画ならではの物語があるのかと思うじゃないですか。
でも今のところないです。今のところっていうか、次で最終巻ですよ。じゃあもうないじゃないですか?それとも最後の最後のあたりで急にハンドル切るのかな?アクセル全開インド人を右に?
いや、最後まで諦めない。まだ最終巻が残ってるんだ。Xの噂で聞いたんだ!漫画版にはマリが出てくるんだ!アスカのママが言ってたあの女の娘もマリなんだ!だって「あの女」は眼鏡をかけてたんだ…。
とにかくケリをつけてやる!待ってろよ最終巻! -
ネタバレ 購入済み
加持超えカヲル
カヲルくんめっちゃ嫌なやつじゃん!えーこれが「好きってことさ…」とか言ってたあの渚カヲルくんなんですか?最後のシ者くんなんですか!?
もう加持どころじゃない。なんか使徒と戦う順番もおかしいしカヲルくんも一緒に戦ってるし軽くやられちゃってるしカヲルくんがパイロットとして戦うなんてスパロボかよと思った。
それでも話の筋はやはり大きく違わない。このままあのセントラルドグマでのあのシーンに進むんでしょうか。でもあのシーンに到達するにはシンジにカヲルくんのことを好きになってもらう必要があるわけですよね?するとザ・ファブルのアキラ以上の勢いで人間性を獲得しなきゃいけないわけですよね?大丈夫なのか?
なにかもう当初抱いていた期待というか予想は捨て去るべきところに来ているんだと思いました。
あ、でもアスカのママの言う「あの女の娘」っていうのが気になった。今後に関係するのかな?ない気もする。 -
ネタバレ 購入済み
もどかしいズレ
漫画版の登場人物はTV 版に比べて若干コミカルで、生々しさというかリアリティがないように感じることもあるけれど、TV 版よりも年相応に見えるという点で別のリアリティがあるのかなとも思えます。
とくに顕著なのが加持リョウジ。前巻からTV 版にはなかったエピソードなども盛り込まれていますが、その過去の話にも彼自身のキャラクターにも弱さが見える。TV 版ではやたら達観しているしクールで自信に満ち溢れた大人の男に見えるけど、漫画版ではシンジやミサトとのつきあい方にそこまでの余裕はないし、立ち回りも危なっかしいし、スケベさも控えめで女性へのナンパな振る舞いもなんだか背伸びしているように見えます。アスカはこの加持のどこがいいんでしょうか。
でも確か二十代とかですよね?そもそもTV 版が老成しすぎなんですね。まあ昭和の頃ならあんなお兄さんもいたかもしれませんけど。
ただ加持さんがずいぶん違うのに対して冬月先生はキャラクターもエピソードも拍子抜けするほどTV 版と同じです。
前巻で大事なところに触れ忘れてましたが、トウジに関してもTV 版と大きな違いがあり、ここからやっと差異が出てくるのかなと思ったら冬月先生に思い切り引き戻されてしまった感じです。
一冊あたりのページはけっこう多めとはいえ次もう五巻ですよ?この先どうなっちゃうのかなあ…。 -
ネタバレ 購入済み
だんだんズレてきた
これまで通り大筋ではTV版と同じですが、少しずつこんなだったかな?みたいな部分が出てきました。こういうズレというか、TV版との違いを見つけるみたいなことが元々主な目的だったわけなんですが、私はTV版のDVD とかを持っている訳ではなく、つまりすぐ見返せるわけでもなければ最後に見たのもかなり前になるので、そろそろ記憶に確信が持てなくなってきました。
でもまあ、まだまだ全く違う物語が展開されているわけではなく(これはネタバレになるのか?)、 あくまでも同じお話しの別メディアという感じではあります。
と、ここまできて気づいたのは、私が勝手に漫画版の展開はTV 版とは違うという前提で読んできただけで、本当に違うのかどうかはわからないということです。実はほとんど前情報なしで読み始めたのです。これはTLの問題だとは思いますが、私のTLにはTV版や新劇場版についてのポストはよく出てきますが、漫画版の話題はほぼ出てきません。二次についてもパロディされるのはせいぜいゲーム版(未プレイです)くらいで、漫画について触れているものは見たことがありません。TV版にしろ新劇場版にしろ漫画が終わった時期とはかなりズレているはずなので、まあ同じ終わりかたはできないよなと勝手に思っていただけです。
でもやっぱり、どんな展開になるにしろ、違うメディアで、かつ完結した時期が違うということはやはりそれだけで意味があるだろうと思います。
まあとにかく購入したわけですから、まずは終わりを目指すのが目的です。じっくり読むのは後でもいい。どのような形にしろ、私の勝手な予想を覆してくれるものと期待しています。 -
購入済み
メディアの差異
漫画版ってTV放送と同時期にやってたよなーと思って調べてみたらむしろ漫画が先行していたんですね。なんかそんなだった気もします。
一巻のレビューにも書きましたが、一巻はほぼTV版そのままです。シーンやシンジのキャラクターなど細かい違いはあれど大筋同じ。
二巻も内容的には同じですが、一巻はどちらかというとTV版のダイジェスト感があって、漫画版だけ読んでたら内容が分かりづらそうだなあと思っていました。二巻ではアスカとのシンクロのところですね、あそこの特訓シーンをかなり長くとっていたりして少しずつ違いが出てきたような感じがしてきました。
昔何かの本で読んだのですが、アニメ、漫画などはそれぞれメディアによって可能な時間の縮尺が違ってくるのだとか。この特訓シーンの長さは漫画的な尺の取り方のように感じました。あるいは詳しくは調べなかったのでわかりませんが、TV放送との兼ね合いもあるのでしょうか。
とはいえまだ大筋にとっては本質的な違いはないですし、平成的なメディアミックスの枠内という感じです。このころの複数メディアでの展開ってただただ複数メディアに増殖しただけで内容的には広がりが出なかったみたいのがけっこうあった気がします。ファンが集めるグッズのバリエーションを増やしてるだけみたいな感じというか。(※個人の見解です)
それにしても今や大SNS時代。Xなんかを見ていてもファンが二次創作とかやってるのが溢れかえっているわけです。テレビで劇場版やったりするとラピュタのバルスなみにたくさん出てきますし、ファンの皆さんが書かれてますのでうまいし面白いものも多いです。アスカとレイが仲良くなるとか、シンジに転生しちゃうとか、たくさんのif(?)に触れてきたからかこの漫画版が本家の一部であることを忘れてめちゃくちゃうまい同人誌読んでるような妙な気持ちになってしまう瞬間があります。漫画版はTV版と比較してギャグテイスト強めに入っているのもあって感覚がバグってきました。時代のせいです。 -
購入済み
全てのエヴァンゲリオン
私はTV版放送時に高校生でしたが、バイトをしている時期と被っていたのでリアルタイムでは見ていません。ただクラスメイトのオタクが「これはすごい作品だ!」と力説していたので見ていないのにずっと印象に残っていました。
何年後だかに深夜に一挙放送されたのを機に見てみることにしたのですが、ここで即ハマり、録画したものを何度も何度も繰り返し見ました。二カ月くらいテレビはエヴァしか見ないという狂気的ドはまりでした。
TV版の終わり方には賛否あったようですが、私もスッキリしませんでした。正しいとか正しくないとかではなく、ただただスッキリしなかった。
時が過ぎ、新劇場版も完結しました。「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」のキャッチコピーのとおり、私と同じような気持ちだった多くの人たちがシンジと一緒にエヴァンゲリオンを卒業することができたことでしょう。
できたかな?
できてないよな!
エヴァはいまだに多くの考察がなされています。その気になればいくらでもしゃぶっていられます。飴やガムというよりは、おしゃぶりのようなものです。まだ味があるかどうかは問題ではなく、しゃぶること自体が目的なのです。なくなる味がないのだから、要するに、キリがないということです。
作品とどう向き合い、決着をつけるのか。あるいはつけないのか。それはやはり自分がどうするかということに尽きます。考察や資料を追い続ければいつかゴールにたどり着ける類のものではありません。
もっとも、私は作品を繰り返し見ていただけで、関連資料や記事などを熱心に追ったことはありません。スキゾとかパラノとかANIMAとか、知ってはいますがどれも読んでいません。漫画版に関しても同様で、実はほとんど興味もなかったのです。たぶんはじめに見たTV版が原点で頂点だと思っているからでしょう。新劇場版も同様です。私が求めているのは「仕切り直し」ではなく、あくまでも、あのときのTV版における、納得のいく結末なのです。たぶん。
それでも、いまなお自分の中に居残り続けているこの物語に、再び別の角度(漫画版)からアプローチしてみるのも悪くないような気がしてきました。なぜか?
それは、セールで安く売っていたからです。きっかけはそんなもんです。でも、こんなことでもなければ一生読まなかった気もします。
内容に関しては一巻はほとんどTV版と変わりません。新劇場版も序はそんな感じでしたね。