マウンテンプクイチのレビュー一覧
-
購入済み
球詠大好き!!
自分も硬式野球やっていたので読んでいて自分もまたやりたいし、青春したいと感じさせてくれた1冊だと思いました。機会があれば全巻購入させて頂きます。
-
購入済み
ガッツリハマレる本格野球マンガ
今までの男の子がやる熱い野球マンガに全く引けを取らない、本格野球マンガがきた!
キャラが全員可愛いから読み始めたら、可愛いだけじゃなく、これでもかと言うくらいに考え込まれ、書き込まれた野球シーン。
設備や道具の丁寧な書き込み、打撃や投球はもちろん、守備や走塁の美しいフォーム。
何度も読み返したくなる野球マンガは久しぶりだから嬉しい! -
Posted by ブクログ
西村の投球癖を読み切った事で彼女は攻略できたと思いきや、それでも力押しによって新越谷のバッティングを楽にさせてくれないなんて厄介なバッテリーですよ。これも西村と實松の信頼関係有ってこそか
けど、理想的なバッテリーなどこちらにも居るわけで。詠深と詩織の組み合わせでも申し分ない投球が出来ていたが、相方が珠姫に変わった途端に投球の質が上がるなんて詠深はとんでもないね
しかし、これらはあくまでも守備面での話。攻撃面では両校共に相手を上回れずに居る。それでも新越谷が1点リードしているのだから優位性はあるものの、その程度で勝ちを確信できる筈もなく。最終回裏が描かれた116・117話は緊張感ある展開に
無死1・2塁でピッチャーが打席の局面、野球知識の浅い私が知っている高校野球ならここでバントが出るのは当然の判断に思える。特に一つの采配が勝敗を直接に左右するような局面では。しかし、蛭間監督は己が慣れ親しんだ旧来の野球思想ではなく、今の野球部に浸透した勝率重視の野球、選手の可能性を信じる采配に懸けるというのは良い展開だね
それでいて、グラウンド上ではピッチャーとバッターによる純粋な勝負が行われるのだから、見ているコチラとしても楽しめるというものですよ!
ここでの新越谷側の防ぎ方が印象深い
稜がキャッチ出来たのは普段の練習の賜物、勝率を挙げる行為。同時に稜と菫の間で交わされた投球は数式で表せない相性的なもの。西村と實松という相性起用によって新越谷を苦しめた椿峰は稜と菫の相性によって勝利を掴めなかったと言えるのかも知れない
緊張漂う試合が終わって休憩かと思いきや、敵情視察ですか。そこで見るのが柳大川越と深谷東方という以前に新越谷が戦った高校の試合というのは面白いし、そこで勝ったばかりの姫宮の生徒と再会するのも面白い
こういうのを見ると高校野球の、特に県内なんて狭い世界なんだろうな、なんて想像させられますよ
柳大川越と言えば、朝倉という県内屈指のピッチャーのインパクトが強いながらも、結局チームとしては控えピッチャー大野の印象が強かった。大野を含む3年生が引退した事でどのようなチームになっているかと思えば、朝倉が攻守両面で柱となっていたようで
そして対する深谷東方の松岡は才能の伸びっぷりが半端ないな……。前回対戦した時も試合中に投球スタイル調整をするなんて離れ業をしていた彼女だけど、県内屈指と評される朝倉の模倣までしますか。彼女って一定の期間を専用の育成に集中させたらとんでもない化け物が誕生したんじゃなかろうか?
両校にそうした目立つ怪物級が居る為か、この試合は9人対9人というより朝倉対松岡の様相に
但し、これは単純にライバル校の活躍が描かれるシーンではなく、新越谷にとって次に自分達が戦う相手の偵察である以上は、試合を見ながら「自分達ならどう戦えるか?」とイメージすべきシーンである
そう考えれば、怜が打てると感じ、希が不満を感じる程度と思われたのは好印象と言えるか。まあ、芳乃が懸念するように、全力で無い状態であの迫力というのは恐ろしいけれど…
むしろ新越谷が来てると判った上で、本来なら見せる必要のない隠し球を敢えて披露した朝倉の深みに驚嘆せずにいられない。他方でそうした球を見ても新越谷の全員が臆していないのは収穫か
次戦、柳大川越は継投策で行くようで。試合に関わる人数が増えるなら必然的にチーム全体の纏まりや底上げされた実力が求められる
ならば試合間隔が短い中で無理に練習せず、皆で遊ぶ方が勝率向上に役立ったと言えるのかもね
ただ、それでもレギュラー陣と控え組、2・3年生と1年生という枠組みは変わらず在ったわけで。ここに来て先発投手を任された蘭々は柳大川越という確かな実力者達にどこまで投げられるのかな? -
Posted by ブクログ
自分達の過ちや不足に気付いてからの新越谷の攻守は素晴らしいね。というより、運不運が絡まない局面を作れれば元々有していた実力を当然に実現できる状況だったというべきか
それでも同点は同点であり、両校の実力差が過大に存在しているわけでもない。つまり真っ当な真剣勝負にようやく持ち込めたという話。むしろ新越谷としてはどうにかして追い付いた側だから、むしろ緊張感は姫宮よりも高い、なんて捉え方も出来そうだ
そうして誰もが極限の緊張感を有していた中で魅せてくれたのが怜ですか
まるで野球の神様が怜に居るべき場所を指し示してくれたかのような采配、返ってきた剛速球!あれは名シーンでしたよ……
3年の怜が決めたなら、同じく理沙だって決めようとする。だからってあの局面と流れでキメますか…。マジで凄いな……
不運が度重なる姫宮戦、以前に戦った学校との試合は終わってみれば新越谷をより成長させる貴重な試合と成ったようで
姫宮で好プレーを示した吉田と金子の想いを受け取り、新越谷が次に戦うはお嬢様学校。本作の場合、どんな女の子だろうとちゃんと筋肉とか引き締まった肉体とか描くものだから、あんまりお嬢様感って無いな…
代わりに椿峰の特徴として描かれるのは徹底したデータ野球か。グラウンド内にセンサーを埋め込んでるとか凄い…
考えてみると、新越谷も芳乃や美咲を中心とした理論的な野球を徹底している。いわば同種対決と言える
ただ、この点は芳乃の方が上回っているのかな?四番打者にバント練習させるとかヤバくない…?というか、芳乃の方がデータ崩しの戦略に富んでいたと言うべきか
椿峰の野球って別に悪くないし、新越谷の分析も多角的に出来ていた。けど、対戦相手がデータ崩しを理論的に行ってきた場合の対策が少なかったような…
まあ、そもそも理論的に隙のない攻守を理論によって打ち崩される状況の想定が難しいと言ったらその通りなのだけど
新越谷はベストチョイスとは別の遣り方を選択したとしても理論的に隙のない攻守を実現できるチーム状況と成っていたようで
いや、それにしても四番打者にバントを堂々とさせた上で得点圏へ進塁する作戦は見上げたものだけど。その上で椿峰が把握していなかったデータを用いての攻撃とくれば芳乃の戦略勝ちは決定したようなもの
姫宮戦ではあわや敗戦の危機を作り出してしまった光が魅せてくれるだろう得点に繋がる一打!それがどのように描かれるか楽しみですよ! -
Posted by ブクログ
大場の思考がまさしく追い詰められた者のそれで少し可哀想に思えてくるけれど、他方でその考え方は最後の瞬間まで諦めないだとか価値ある何かを手にしようとするものであって、哀れみを向けるものではないね
だからか連合チーム全体もこの試合から何かを得ようとしている。そう考えれば樋口と高濱がまるで和解するかのようなチームプレーを見せたのは良かったし、新越谷の勝負強さから得られるものも有ったのだろうね
そうして、負けてしまっても新しい連合チームへ向けて早くも動き出そうとする様は爽快感が有ったよ
新越谷は大会を危なげ無く勝ち進みまさしく好調……なのだけど、ここに来て攻撃面に何とも言えない不満足を覚えるようになりましたか
この点に関しては稜が言及した通りなのかな?今の新越谷は他校から警戒されるレベルの注目校だし練習試合では強豪と渡り合えている。だからこそ、警戒感が薄まってしまう相手との試合では無意識レベルでバッティングにズレが生じてしまうと
これはちょっとやそっとじゃ解決できない問題だね
そんな調子の時にぶつかるのはあの姫宮ですか
以前試合した時に禍根は消せたとは言え、因縁がある相手であるのは変わりない。こちらも無意識レベルのズレが生じてしまうのはやむを得ない相手
と、思っていたら打撃の下振れだけでなくアンラッキーまで固まって起こるとかとんでもない展開だね
スポーツである以上は悪い流れだとか時の運はどうしても存在する。であるならば、どれだけ戦略や計略を固めていたとしても通用しないなんて言えてしまうのか……
ただ、これって単純に悪魔的な采配に拠って新越谷に不運が集中しているだけとも言い切れないのも明らか
怜と金子による試合前の会話から見えるように、怜は軽やかな気持ちで試合に入ってしまっている。主将である彼女がその調子ならチーム全体が同様の調子であるとも言えて
でも、だからって心理と運の隙を突くが如く初回で3失点もするなんて、驚きの展開ですよ
これまでも芳乃が展開の読みを間違えるとか、相手の読みが上回った等の理由で新越谷が追い詰められる展開はあった。けど、読みで追い詰められているならそれは芳乃が納得できる展開でもある
だから度重なる不運に遂に折れかけた時に美咲があの状況において必要な言葉を放てた点は非常に大きいように思えたよ
これまでも美咲って分析的に試合を見ているシーンが多かったけれど、今巻はその面が強く出ていたね。その最たるものがあの喝入れで
てか、スタメンでもない一年生が「いつも通りを貫いて欲しいと思います。このまま終わることになっても!」なんて凄い台詞だ…!美咲自身は緊張から泣いてしまっていたけど、あれは本当にチームが欲していた台詞そのものであり、あのような事を言ってくれえる人材がチームに居ると知れたのはとても大きな意味を持つように思えるよ
……その後の稜の三盗はまさしく空気を変える好プレーなんだけど、若干の空気の読めなさを感じてしまうのは、あれをやったのが稜だからなんだろうなぁ(笑)
でも、本当の意味で空気を変える役割を持つのはやはりチームの主将であるべきで
後輩達の奮闘を見て、怜が気持ちを入れ直すかのような場を設けたのは良かったね。実際は大会や試合が始まる前にしておくべきだったかも知れないけれど、少しの甘えが見えるかのような試合に直面したから意味を持つ言葉とも言える
「みんなと少しでも長く野球をしたい」、その心構えは今の新越谷にとって最も必要なものですよ -
Posted by ブクログ
後輩の加入は部に良い刺激を齎すものだけど、上昇志向の強い瑞帆の存在はプロ野球を周囲にも意識させるものとなるのか
瑞帆が意識しているようにライバルの小町だって意識している。そうなれば、彼女らの成長を見守る先輩陣でもプロ、というより卒業後について意識するようになると
新体制になって初の合宿、既に春大会が終わっている点を考慮すると明確に何処かの学校を想定してのものではなく実力の底上げやコミュニケーション改善が課題となるのか
思えば、新一年生が6人も入ってきた事で読者的には覚えるのに少し苦労していたりするけども、同じように作中の先輩達も新たな後輩との交流に遠慮している部分があったりしたようで
前年の新越谷って一年中心ながら玲や理沙が引っ張る形以外を取れなかっただけに交流面での問題って無かったんだよね。でも、新越谷内にある程度の実力差が存在し学年差もあるなら交流の壁は有るが、有るからと言って諦めてしまったらチームは作れないわけで
そこでレクリエーションが始まるのは良いけど、何故麻雀が……?あと肝試しって競技なの…?
まあ、美咲を中心としてイイ感じに先輩達と交流のきっかけを掴めた感じなのかな
ある程度交流できたならその仕上げとしての紅白戦ですか
現状は新一年生の大部分とレギュラーで実力差が有るから、意図を絡めない限りは新一年生がチームを動かす役目とならない。それだけに芳乃が土台を組み小町が好き勝手に組んだ紅白戦は想定外を引き起こすものになる
その一つが珠姫と詠深が別チームになった点か
元々は別チームでやっていた二人が幼い頃の約束を果たし今は一緒に野球をやっている。その意味ではこれからの二人が別々になるなんて想像もしていなかった筈
それだけに今回の紅白戦や瑞帆が言うプロ入りは珠姫に進路を想像させるものとなったようで
ここで珠姫と詠深の意識差が如実に出るのは意外だったかも
詠深は珠姫とのこれからを何の疑いもなく信じている。珠姫は詠深の実力を信じているから別々になると思っている。だから珠姫としては自分が居ない状況でも詠深が全力を出せるように整えたかったわけか…
これぞ恋女房といった貫禄
あと、紅白戦の中で目立った要素といえば、やはり2つのホームランかなぁ
前々から一発当たるか当たらないかの二極という凄まじい振れ幅の白菊だけど、少しずつホームランになる率が上がっている?明鏡止水の境地から打ち上げた際の後ろ姿は格好いい
希のホームランに関しても最早揺るぎないオーラが溢れ出ているように感じられたよ
また、実力不足ながらも一端の投手として役目を果たそうとした蘭々も好印象。ただ、ハイテンポ投法に頼るのはどうなの…?
チームは整いつつ有る。だからこそ新たな夏で彼女らがどれだけ活躍できるか期待してしまうね -
購入済み
梁幽館以上の強豪、美園学院戦。
梁幽館戦と違って情報アドバンテージもなく、正直、結果が見え透いていてあまり緊張感がない。
対諸積も完全に結果が予想できてしまった。 -
Posted by ブクログ
8・9巻で行われた合宿では練習試合の方に重きが置かれていたとはいえ、何処か緩さが有ったと考えると今巻の合宿はかなりキツイものであったと判るね
しかも、短期的なものだからと実際の筋肉に結びつけるよりも精神面での成長が期待されている。つまり音を上げるような状況こそ求められるし、そんな場面で何が出来るかが最も重要なポイントとなる
そう考えると、既に限界を迎えた身体だったのに遅れていた息吹を引っ張る為に一踏ん張りした怜、彼女に倣って走り出した部員達は目に見える以上の成長を手にしたのかもね
少しずつ力の積み重ねをする中で迎えるのは新年度
読者的には今のメンバーでの野球模様に慣れているだけに新入生をどれだけ受け容れられるかという点が問題となってくるのだろうけど、いきなり6人も加入しますか
考えてみれば、1巻の時だってあの状況の新越谷に8人も入部したのだから、県ベスト8の成績を残しながらの新加入6人はまだ少ない方…になるのだろうか?
新入部員の中でも注目株は色々な意味で詩織になりそう
既に実力は高いようだし、詠深の元チームメイトでおまけに捕手志望なんて珠姫にとって二重のライバルと成りそうだ
また、強者ジャンキーな投手の小町、威勢は良いけど結果は伴わない瑞帆も今後が楽しみな感じかな
息吹ファンな三人娘はおいおい覚えていこう……
早速、新入部員が使われた練習試合は当たり前だけど、荒削りの結果に。それでも彼女らの傾向が幾らか見える試合となったかな
中でも一際輝いたのはやはり詩織となったね。作戦指示が無いままでも芳乃と同等の読みを持ち、珠姫レベルのゲームメイクを見せた
新たな加入者には一波乱巻き起こす人材を混ぜると物語は面白みを増していくものだけど、彼女はその傾向が顕著なような……
新入部員が戦力になるならば、次に課題となるのは現レギュラー陣と控えの競争
その点ではまだ既存メンバーに分がありそうだけど、別に一年生達が控えのままで良いわけではない。成長の機会は与える必要がある
その意味ではいきなり申告敬遠なんてやられた小町はどのような思惑の下で成長を促される事になるのか、早くもハラハラさせられるね -
Posted by ブクログ
ストライクゾーンを変え更には相手の配球すら誘導したとは言え、それで勝利がすぐに転がり込むわけではない
なら芳乃はどんな策略を立てていたかと言えば……
新越谷が相手の傾向を分析して、その策略がバレて相手が対応するというある意味手詰まりかもしれない一瞬。その一瞬に大逆転の一手を仕込んでいたとか芳乃は本当にとんでも無いね!
フォアボール2回で投手を交代する八木監督の早く的確な対応。だからこそタイミングさえ誘引できれば、むしろその対応された状況に焦点を絞れば逆転の目が有るということか!
弱小の新越谷にとってこれだけお膳立てしなければ作れない逆転の一瞬。けれど美園学院は強者として様々を積み重ねているわけで
芳乃の策略を順当な選手強度と意趣返しのような策略によって崩してくるなんてね……
ていうか、強豪校が弱小校の策士と同じ策を採用しているんじゃないよ……
新越谷の多くが力不足を実感させられた秋季大会。夏大会はまだ言い訳が立つ大会だったとは言え、その時も幾つもの課題が見つかっていた
課題を見つけて解決しても新たに課題が見つかって…
それは無限地獄のようなもの。強豪として勝ちだけを手にしていれば又違う悔しさかもしれないが、自分達の弱さが見える分だけ悔しさも募る
その代表格が菫か
確かに目立つ特徴を持つわけでも野球を途轍もなく愛しているとも言い難い少女。自分を中途半端と感じられてしまうからこそ抱く迷い
おまけにかつて戦った強者がプロ入りする姿を知れば、尚の事に自分の進む道を不安視してしまうのか
ここで菫の対応に入ったのが杏夏だったのはかなり意外かも
彼女って練習時にはスパルタな顔を見せるけど、それ以外の面では策士の芳乃や主将の怜に譲っている印象だったから
強豪だった頃の新越谷で当落線上に居た杏夏。そんな環境で猛練習をこなしていた彼女だからこそ、道に迷う菫の相談相手と成れるのか
散々迷っても、別の道があるんじゃないかと思っても結局したいのは野球。そういう意味では菫も野球の魔力に取り憑かれた人間と言えるのだろうね
秋が終われば意識し始める次のシーズン。そこで挟むのが強化合宿ですか
芳乃が語る新越谷に似つかぬ精神論。それは彼女らにどのような変化を齎すのかな? -
Posted by ブクログ
そうか、この巻で表紙のメンバー一巡したのか。思えば随分と長く続くシリーズになったなぁ
前巻にて鬼神の如きオーラを発していた詠深、どうやらそれは全く別の場所にいる投手にさえ死神のプレッシャーとして感じられるレベルだったようで。そういや、詠深って2巻にて死神と呼ばれてたとか言ってたっけ
ただ、美園学院で新越谷相手に投げるピッチャーはオーラを感じ取った亜莉紗ではなく園川萌。しかも彼女が警戒している圧の持ち主は別にいたわけで
この巻にて萌は抽選会にて感じ取った圧の持ち主を探しつつ見つけられなかった。持ち主である芳乃は脅威であると萌に気取られないままに自分の戦略を進めていたわけだ
恐ろしい存在は居る筈なのに見つけられない。だから対策もできない。結局、この点が美園学院が崩れる原因となりそうな……
というか、芳乃はトンデモ戦略を立てていたのね。野球で投手崩しの戦術なんて幾らでも有るだろうけど、変化球を振らないなんて思い切った戦略を立てていたのには驚愕してしまう。ゾーンギリギリの球を振らない事でストライクカウントは進んでしまう。けど元々が当たってもゴロ球かファール。なら振らないなんて戦略も有り得る……のか?
けど、最も凄い点はバッター全員が芳乃の戦略に従ってバッティングしている事なんだろうな。振ればまぐれ当たりだって有るだろうに、徹底して振らないなんて遣り方は下手すればバッターから反感を買いかねないもの。でも新越谷はそんな空気に微塵もならず芳乃の戦略を実行していく
萌が脅威を覚えた芳乃。本当の脅威は見えやすいオーラを振りまいていた詠深などではなく、このように見えない圧で萌を崩そうとする芳乃であったというのは正しい認識だったと言えるのだろうね
ただ、芳乃の戦略だけでは勝てないし前半戦はほぼ負け越してしまう。だから相手を抑えるには詠深によるキレッキレの投球が求められるのだけど…。前巻程ではないとしても調子の良い投球が出来ているようで
それに対する美園学院の4番はまさかの天才肌タイプですか。詠深も感覚で攻めるタイプだけど、バッテリーを組む珠姫は論理で攻めるタイプだから諸積みたいなタイプは得意ではないのかな
ていうか、打ちたい球じゃないからファールにしたとか俺様タイプ過ぎる……
ホームランを打たれて4失点、自分達はまだ攻略の目処が立たない。なのに腐らないベンチというのは本当に貴重だよ
そうして芳乃の戦略を実行し続ける事で遂に変化した審判のストライクゾーン。更には前の打席でホームランを打った諸積さえ配球によって崩してみせた
まだ1点も手にしたわけじゃない。けど確実に逆転への道が開いたと感じられた所で次巻に続きますか!
ラストの描写からすると次巻では白菊が大暴れする…の?