山川健一のレビュー一覧

  • リアルファンタジア 2012年以降の世界

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    とても読みやすいかった。説明もしつこくなくて。むつかしい量子論もわかりやすかった。2012年問題も訳なくクリア。ヘミシンクで宇宙を論じる。

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    2021年08月27日
  • 太宰治の女たち

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    著者が太宰のことを書くとロックスターみたいになるだろうなぁと思っていましたが、期待通りの内容。太宰の台詞を引用した模擬インタビューは軽くロックスターのレベルを超えてかっこよすぎて笑ってしまいます。小説家が太宰のことを一冊の本にするのは大変勇気のいる作業と思います。文学論は避けて女のことだけを取り上げたとのことですが、女性と太宰の作品の密接な関係をわかり易く解説しており、十分に文学しています。太宰と女性にたいする著者の思いも強く感じます。昭和初期は、文学が先端だったと気付かされます。

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    2014年09月23日
  • ブルースマンの恋

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    ブルースマン達の事がこんなにも、身近に感じられる。とても、面白い作品だなと思いました。ロバートジョンソンと、マディウォーターズ、エルモアジェイムズの話が好きです。

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    2014年07月02日
  • 「書ける人」になるブログ文章教室

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     「ブログ文章教室」となっているが、もっと幅広く「文章」というものの本質について深い考察をしている。著者は作家なので文学について見識が深いのは納得なのだが、そこにITやウェブの分野での経験も加わることによって独特の文章読本となっている。というよりも、インターネット上での書き込みが一般化して現在では、むしろこうした視点での「書き方講座」のほうが普通なのかもしれない。

     鉛筆で書こうがキーボードで打ち込もうが文章の本質は変わらない。ただ「書く」という行為を一つの「運動」としてみた場合、やはり筆記具をクルクル回しながら考えるのとパソコン画面を見ながらのそれでは頭の動き方も異なる。そうなれば文面に現

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    2014年06月18日
  • 太宰治の女たち

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    太宰治の人生について、彼に関わった女にフォーカスを当てて書かれた本。はじめて太宰関連の本を読んだ。著者が男性ということもあり、共感できない部分もあったが、おもしろかった。太宰治は、女性読者よりも、男性読者をシビれさせるほうかも知れない。いますぐ太宰の作品が読みたい。

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    2014年04月30日
  • 新選組、敗れざる武士達

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    すごく面白かった!そして驚かされることがたくさん。
    伊東ファンにとっては、伊東さんをここまで分析したこの本は素晴らしく思えました!
    あと、壬生義士伝を読んだあとだったので吉村さんの家族とのエピソードがフィクションだったことを知り愕然としました(笑)

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    2011年12月04日
  • ローリング・ストーンズ 伝説の目撃者たち

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    ロック作家・山川健一氏初のローリング・ストーンズに関する書き下ろしエッセイ集。
    ストーンズ初心者(のくせに東京ドームは見に行った典型的ミーハーファン)の私には大助かり!的な本。
    でも当然ながら濃いいストーンズ・ファンにも楽しめる本だと思います!!

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    2009年10月04日
  • 小説を書く人のAI活用術 AIとの対話で物語のアイデアが広がる

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    ChatGPTなどのAIを利用して小説を書くためのノウハウや考え方などを説明した本。実際にAIで小説を書いて、星新一賞で入賞している葦沢かもめ氏の書いた第10章は、特に実践的で大変参考になった。

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    2024年12月19日
  • 人生の約束

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    大好きな山川健一氏のノベライズ本。やっぱり、この人の文体というかタッチは肌に合うようで、しっとりじっくり楽しく読めました。

    さっそく動画を見てみたところ、小説の第2章「出会い」は存在しなかったので、これは山川氏により追加された部分です。(確かに、”水平対向エンジン”の黄色いビートルや”単気筒の”オートバイ、ロックミュージック(ビートルズやロッド・スチュワート)、さらにはSE/30など、氏の好きなものがわんさか出たので間違いなし!)

    2016年に公開されたこの映画は、「池中玄太80キロ」を作った石橋冠監督によるもので、佑馬役に竹野内豊、瞳役に新人の高橋ひかるを起用、その他、豪華俳優陣より、富

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    2021年12月09日
  • 太宰治の女たち

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    『斜陽日記』も買ったことだし、『斜陽』読み返す前に読んでみようと重ねて思った。
    太宰治はいつになっても本当に不思議で魅力的。

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    2020年07月10日
  • 壜の中のメッセージ

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     カフェテラスの待ち合わせ。叩きつけるように降る雨の中のクルマ。コーラ・ブラウンのストッキング。ストリートの上のキス。
     女の子達は、DJの「ぼく」がかけるレコードに合わせて踊っている。THE POLICE/MESSAGE IN A BOTTLEのリクエスト・カードに添えられた、別れのメッセージ。
     友人の山口が書こうとしている『カンサー』というタイトルの小説。二人の共通のヒロイン、宏子のアート。不思議に優しい、三角関係。真夏のビーチに建てられたピンクのハウスが、三人のベースだった。
     スーパートランプ、ポリス、オーティス・レディング、スプリングスティーン。ビートの中を駆け抜ける、アスファルト

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    2018年10月15日
  • 人生の約束

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    軽いタッチだからすぐ読める。でもその割に面白い。友情とか愛情とかあんまり興味ないけど、グッと来たね。人ってのは走ってる時にはガムシャラだけど、ふと立ち止まると冷静になる。その時に1番大切なものや、自分が何をすべきかってのが分かるもの。

    ゴリゴリのベンチャー企業の社長が友人を亡くし、色んな事に気付いていく話。人は成長する訳だ。

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    2017年05月24日
  • 星とレゲエの島

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    インターネットって素晴らしい。友達に貸して紛失、もう二度と読めないと思っていた本が、ユーズドで、しかも格安で手に入った!!
    俺が記憶する限り、コノヒトの本の中で、唯一スーパーハッピーな内容。
    丁度浪人時代、ルーツレゲエにはまっていた頃読んだ本だったかな。現代社会に生きる僕達に、そんなに急いでどうすんのさ?みたいなことを問いかけられた気がした作品。
    恐らく絶版なので、是非ユーズドをゲットしてスカッと爽快な気分を味わってくださいな。

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    2016年01月22日
  • 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク

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    ネタバレ

    これを読むまでユタに興味がなかったけれど、俄然興味が湧いて困っているほどです。というのも、ユタは沖縄以外の人には不要と沖縄出身の方が発言するほど、会えないようなのですね~。そういう意味では、罪な本です。ちょっと怖い話なども載っていて、読み応えがありました。

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    2015年09月25日
  • 歓喜の歌

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    暗雲に微かな陽の光が見えてくるような作品だった。人間とは誰もが不完全であり、それでも懸命に生きる努力を続けるのだという事を再認識させられた。

    身体に欠陥のある大手クレジットカード会社の高村と多重債務に苦しむ沙希の出会い…次第に明らかになる沙希の心の闇と過去…

    ジャンルとしては、所謂、純愛小説なのだが、そんな単純な小説ではない。

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    2015年04月22日
  • 快楽のアルファロメオ

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    イタリア車アルファロメオについてのエッセイ。著者が好むもう一台ポルシェを引き合いにしつつアルファの魅力を紹介している。この手の本は感性で著者とのズレが大きいとツライけど楽しく読めた自分はアルフィスタの資格ありかもしれない。

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    2013年10月20日
  • リアルファンタジア 2012年以降の世界

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    ヘミシンクという音響技術による脳内活性に興味をもち、この本を読んだ。脳内活性により、麻薬と同様なトリップ状態になることでき、それを変性意識というらしい。この状態になると、体外離脱状態であり、死後体験などの神秘的な体験ができるらしい。とても従来の常識では、理解できない世界と思うが、アインシュタインを始め、量子力学、相対性理論、不確定性原理、超ひも理論など、過去の著名な物理学者が宇宙の根源を理解しようとしてきたことと同じ世界観があるらしい。この本を読んだだけでは、実感の湧かない世界だが、さらに興味が湧いて来た。

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    2013年04月14日
  • 太宰治の女たち

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    男・太宰治の人生を、彼を取り巻いた女たちから考えた本。
    これを書いた人は太宰治が好き。
    そして、その周りの女たちのことも、
    分け隔てなく好きであるように感じられた。
    とても面白く最後まで読めました。

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    2012年11月25日
  • リアルファンタジア 2012年以降の世界

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    もんろー研究所のヘミシンクを体験した方の物を見つけては読んでいます。

    僕がヘミシンクを体験したという方(書物)を見つけた順序は次の通りです。

    森田健
    坂本政道
    藤崎ちえこ
    山川憲一

    現在ではもっともっとおられるのだろうと思っています。

    モンロー研究所のヘミシンクCD(日本語版)を入手して、何枚か聞いてみましたが、僕にはなにも感じないようですが、これからもっと研究してみようと思っています。

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    2012年06月29日
  • ローリング・ストーンズ 伝説の目撃者たち

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    実はストーンズはあまり聞きませんでした。どちらかと言うとビートルズ派でしたが、ストーンズの黒っぽい音のかっこよさを横目でみていました。しかしここまで長い間転がり続けるとそれは歴史的な価値をも生み、ストーンズがロックの歴史となってしまいます。あの独特の音はブルースをベースにしたロックの発明によると著者も言っています。振り返ってみればロックと言ってもブルースロックと言われるロックが好きでした。クラプトンやサザンロック、カッコいいギターリフ、特にブルースで多用されるスライドギターの音に惹かれてブルースロックをよく聞いていました。読めば又違った見方でストーンズが聞きたくなる本。ロック最長不倒距離を更新

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    2012年03月03日