無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「ブログ文章教室」となっているが、もっと幅広く「文章」というものの本質について深い考察をしている。著者は作家なので文学について見識が深いのは納得なのだが、そこにITやウェブの分野での経験も加わることによって独特の文章読本となっている。というよりも、インターネット上での書き込みが一般化して現在では、むしろこうした視点での「書き方講座」のほうが普通なのかもしれない。
鉛筆で書こうがキーボードで打ち込もうが文章の本質は変わらない。ただ「書く」という行為を一つの「運動」としてみた場合、やはり筆記具をクルクル回しながら考えるのとパソコン画面を見ながらのそれでは頭の動き方も異なる。そうなれば文面に現れてくる思想の色合いもズレてくることは容易に想像できるだろう。しかし著者はそれでも文章、というよりもっと広く「自己表現」というものの原点を論じる。このへんが「初心者のブログ教室」的な類似本にはない特徴。自分の思想をどう表現するか。ここまで踏み込んだ文章教室は著名な文豪が書くものでも稀ではないだろうか。
「オレは機械が苦手だから」とか「変色した古本なんて読みにくいから」という理由によって、貴重な情報を逃していることはないだろうか。自分に必要な情報はどこに潜んでいるかわからない。デジタルだろうとアナログだろうと、それは表現の一手段にすぎないのである。それは文章も絵画も音楽も映画も彫刻も表現の一手段であることと同様なのだ。あらゆるものに分化した現状で物事の本質に迫るには、こうした手段の垣根を取り払うことが必須ではないかと思う。
キモは「表現」というもの一般についての考察だが、ブログの発展史やブログ本の出版を手がけた著者の経験の記述も興味深い。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
欧米のブログがジャーナリズムを変えつつある一方、日本のブログはタダの日記にすぎないと言う人がいる。
しかし、じつは日記こそ自己表現の原点であり、豊穣なる日本文学の母胎と言えるのではないか。
ブログに何をどう書き、いかに「作品」を生み出すか。
小説家でありブログ発ベストセラーの仕掛け人でもある著者が豊富な事例を交えて語る、Web2.0時代の文章作法。
[ 目次 ]
第1章 「タダの日記」ではいけないのか?
第2章 記事、論文、コラム、エッセイ、小説
第3章 あなたのブログがつづかない三つの理由
第4章 なぜ書くべきか、何を書くべきか
第5章 読みやすく魅力的な文章とは何か?文体をめぐって
第6章 ブログ文学の誕生
第7章 ブログを書籍化する
第8章 小説を書くためには
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
お手軽な内容だと思って読み始めたが、意外と正統派的というか、
しっかりした内容であった。まぁ、どこらへんが?と言うと、純文学あたりに
まで突っ込んで話しを展開している辺りである。
著者が、アメブロの編集者だからかなんだか作家養成講座的な内容に
なっているのがとても残念だが、それでも文章やブログを続けるための
一助となりえる事は変わりがないと個人的には思うので、気軽に読む事を、
みなさんにお薦めしたい。
そして、要は、
1.自分が好きな事をテーマにして、普通に書け。
2.接続詞や文体に気をつけろ。
3.時間軸を侮るな。
4.ターゲットを限定する。(絞り込む)
の4つかなと思う。これらの自分自身に当てはめて考えると、
本を読むのは好きな事、個人的な内容に関してはリアルタイムで書いている。
ただ、接続詞や文体等までは考えているんだけど、考えてない・・・かな(笑)
こうして考えてみると、語彙力がないなと感じてしまう。というよりも
知ってても、いざという時に頭に浮かばない事が多いかもしれない。よって、
備忘禄的に綴っておこうと思う。
順接:したがって、それで、だから
逆接:けれども、しかし
並列:および、ならびに、また
添加:さらに、そのうえ、加えて
説明:つまり、なぜなら
選択:または、もしくは
転換:ところで、さて
Posted by ブクログ
難しい。ブログを始めてみようかなと見楽なつもりで読んでみたが,さすがは小説家の書いた本,日記文学の話から始まる。これからブログを始める人向けというよりは,むしろブログに限らず,文章の書き方やテーマの選び方に悩んでいる人向けのように感じる。「とことん好きになれるものを探せ」「ターゲット読者層を絞り込め」という言葉には頷けた。5人,10人に読んでもらえるものを目指す。そのために自分の本当に好きなものを見つけて,その分野の先人が用いた表現を吸収する。確かに闇雲に始めて行き詰まるよりは,好きな分野とテーマを定めて,読んでくれる人をイメージしながら書いていく方が先々発展していく可能性が高いはずである。いい勉強になった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸