トイアンナのレビュー一覧
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匿名
購入済み話半分に
半分は成程と思い、半分はそれ違くねって思うような内容でした。採用する側の気持ちを考えよってのはその通りだけど、さりとて対策してきました感のある回答は嫌われるのではとか色々腑に落ちないところが多かったですね。ただ、初読本としては基礎力になった感があるのでためになりました。
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Posted by ブクログ
女性向けの組織に振り回されずに会社で働くためのサバイバル術。赤裸々に会社の問題事例が述べられており、その対処方法が斬新だった。語り口調がはっきりしており、スッキリする。とても参考になった。
以下、特に参考になった点を記す。
・すぐに始められる「ゆる社内政治」はぜひやるべき
この部分は非常に興味深かった。社内政治を一切しないとすぐに孤立する、と筆者は述べている。どれほど特殊技能があろうが、資格を持っていようが、人は社会的動物であり、愛嬌が良く素直そうな人材のほうが重宝されることが多い。
社内政治が苦手なタイプは、誰かにつくという発想が希薄なことが多いように思う。自分を守ってくれそうな人の存在を -
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弱者男性1500万人時代 トイアンナ (扶桑社新書)
いやいや、すごい本に出合った。
今まで切り口としてなかった「弱者男性」それも1500万人!
そして、また部下のことを考える。
・・・最近読む本の多くで、彼を念頭に置いている。
これは私にとってありがたいことなのかもしれない。
本を読むにあたっての真剣身が増す、というか、腰を据えて読むことになる。
活字の向こうにモデルがいる、というのは、知識の吸収を助けてくれる。
そりゃそうだ、少しでも本から取り入れ、彼の前進につなげようと思うから。
。。。彼も間違いなく弱者男性だ。
発達障害、コミュニケーション渉外、、、
救いは、親同士の関係で就職氷河 -
Posted by ブクログ
著述することの意義の一つは、現実の世界に厳然と存在しているにも関わらずそれまでよく見えなかったものを可視化することだと思う。比較的最近の例でいえば「宗教2世」問題なんかがそうだ。大きな問題点だったにも関わらず言われて初めてそこに長い間横たわっていたことに気付く。この本では2024年現時点で日本人の8人に一人、男性の4人に一人が「弱者男性」という実態が明示される。貧困であり、友だち・恋人がおらず、他人とのコミュニケーションが苦手といったことが代表的にあてはまる弱者男性だが、この数値は巷間よく揶揄的に言われる「キモくて金のないおっさん」といっていじってバカにして差別して済まされる話ではない。仕事を
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ネタバレ普通の家庭(あえて普通という表現)で育った主人公目線で物語が進められていくので読みやすかったし、理解しやすかった。
私自身は、主人公と同じような家庭で育っているため模擬葬儀を依頼する人たちの辛さを本当の意味でわかることはない。ただ、そういう人がいて少しでも前に進める手助けをする。
それも絶対的なものではなく、皆全ての人を助けれるわけではない。そういう現実味のあるところが読者に考える余白を与えてくれているようで良かった。
実際最後の依頼者は、その後どうなるのかと想像しただけでぞっとする。
でも、模擬葬儀を依頼するような家庭があることを知らないまま一生を終える人や、知っていても何も出来ない私のよう -
Posted by ブクログ
トイアンナさんのコラムとかTwitterは読んでいますが、書籍をがっつり読むのは初めてです。
とても良かったです。
恋愛だけでなく、人間関係全てについて為になる気がしました。
わたしもとことん自尊心が無いので、第五章のエクササイズはやってみます。
目指すは「一人で過ごせる人」となっています。
わたし今一人で過ごせるや…と思いましたが、きっとどこかに寂しさを抱えていて、こちらに書かれているような「自己受容しているから一人で過ごせる」という人ではないので、これも目指します。
変にテンション高く危機感を煽らない優しい語り口で、それも好きでした。 -
Posted by ブクログ
トイアンナさんのブログが好きなので、読んでみました。
タイトルは「恋愛障害」だけど、恋愛に限らず人との関わり方に悩みを持っている人とか、自分に自信がないと思っている人が読めば、何らかのヒントが得られるんじゃないかと思う。
人に対する愛情の抱き方には、幼少期に愛情をどのように受けたかが影響している―
そう聞いて、私は普通の家庭で育ったし、学校でいじめられたこともないし、と思っていた。けれど、4章以降の「自尊心を高めるエクササイズ」に従って過去を思い出してみると、今の自分の特徴を作ったきっかけが確かに見つかった。それは家庭での出来事もあるし、幼稚園や小学校で友達に言われたこともある。そして、2 -
Posted by ブクログ
「このままでいいんでしょうか?」
この問いは、占い師である僕が日々の占いで相談者さんたちから数えきれないほど聞いた問いであり、また自分自身にも、これまでの人生で何度も問いかけてきた問いでもあります。
本書は、恋愛において対等なパートナーシップを築くことができず、長期的に苦しむ状態を「恋愛障害」と名付け、そこから起こるさまざまな問題を解決し、恋愛障害を克服するためのメソッドをまとめたものです。
恋愛障害には、「好きになる相手がいつもモラハラや束縛をするようになる」「尽くしているのに短期間で終わってしまう」など、さまざまなパターンがあります。
そして、その大元の要因の一つにあるのが「強烈な寂し -
Posted by ブクログ
本書では、日本で弱者になりえる男性は、最大1500万人といっている。
男性の価値基準は、年収、外見としている。
収入というは、「目に見えすぎる上下関係」を生み出す。
婚活においては、男性の年収と女性の若さが交換される世界といわれている。
ガラスの天井に阻まれる女性、ガラスの地下室に落ちる男性といっている。
人を救うことは、一人の人間にはとてもできることではない、素人では相当難しい。
本書を通じて、男性の4分の1にあたる人は、社会から透明な存在として扱われている、異常事態からの脱却の第一歩につなげたいとしている。
<私見として>
本書は、多様な意見や賛否両論がある難しい分野をまとめた