ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
「弱者男性」の75%は自分を責めている。 “真の弱者”は訴えることすらできない――。 「40代後半でカネもない 独身のおっさんに 人権なんてないんです。 そこにいるだけで 怪しくて、やばいんです」 (本書インタビューより)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
1~2章に出てくるデータが衝撃的。 筆者は指摘していないが生涯未婚率は女性に比べ男性はかなり高い。 弱者男性は生涯未婚で早死し、強者の男性は結婚と離婚を繰り返している。
弱者男性1500万人時代。トイアンナ先生の著書。1500万人の弱者男性は仕方なく弱者男性になっているのかな。1500万人の弱者男性は自分の意志で弱者男性になっているのかな。弱者男性は弱者男性でも仕方なく弱者男性になっているのと自分の意志で弱者男性になっているのは違う。弱者女性は仕方なく弱者女性になっ...続きを読むていることがほとんどなのかな。
なんかやすせないっすね。 いや、そんなんよ。男という生き物はどうしても年収と外見で優劣がついてしまうし、それを逆転するのはかなり困難な道であるのは、言うまでもない。結局、自分が強者側に回れるようになんとかして努力を重ねるのが基本戦略である一方、もし弱者側になった時は助けを呼びるような練習をしておく他...続きを読むがないんよな。 自分も男らしさの競争に疲れてしまっている身ではあるが、その競争を降りて、恋愛結婚などを諦めるのは絶対嫌。その中で自分が勝てるレースを絶対に見つけないトいけないのが今のミッションだよな。
弱者男性1500万人時代 トイアンナ (扶桑社新書) いやいや、すごい本に出合った。 今まで切り口としてなかった「弱者男性」それも1500万人! そして、また部下のことを考える。 ・・・最近読む本の多くで、彼を念頭に置いている。 これは私にとってありがたいことなのかもしれない。 本を読むにあたって...続きを読むの真剣身が増す、というか、腰を据えて読むことになる。 活字の向こうにモデルがいる、というのは、知識の吸収を助けてくれる。 そりゃそうだ、少しでも本から取り入れ、彼の前進につなげようと思うから。 。。。彼も間違いなく弱者男性だ。 発達障害、コミュニケーション渉外、、、 救いは、親同士の関係で就職氷河期世代にも拘らず上場企業の社員としてそれなりの年収で働けている、ということ。 でも40代独身。木嶋香苗が餌食にした対象だ、、、 この新書でも、年齢によってさらに危機がますことが書かれている。 より、相手にされなくなるのだ。 その意味でも、そのためにも、彼にはなんとか独り立ちしてほしい、させたい。 女性差別の一方で確実に増えている弱者男性。 無理やり結婚させたおせっかいな社会と、自由恋愛の社会、どちらが幸せなのかわからなくなるが、 当面後戻りすることはない。 よしんば揺り戻しがあったとしても、一個人には間に合わない。 今、何とかするしかないのだ。 1 弱者男性とは誰のことか 日本人の8人に1人は弱者男性/弱者と自認する男性は1600万人/キモくて金のないおっさん/「弱者男性」の歴史的背景/国内統計データから見る未婚男性の不幸度/諸外国との比較/日本で男に生まれたら不幸、さらに未婚はもっと不幸/諸外国でもシングル差別はある/就職氷河期が破壊した男性の結婚願望/透明化される被害経験/支援団体が定める「弱者男性」の定義 2 男性の弱さ 男性は死にやすい/男性は病院へ行くのを渋り、セルフネグレクトへ/男性は3K労働に就きやすい/男性は戦場で兵士になりやすい/男性は女性よりも殺されやすい/男性のASD・ADHD・LDのなりやすさ/男性は遺族年金で差別されやすい 3 弱者男性の声 「男たるもの」に苦しめられ、双極性障害、自己破産へ/一見エリートでも、家族起因で弱者側に追い込まれる男性/年収1000万円のハイスペでも男性が「生きづらい」理由/妻から皿を投げつけられ、涙が止まらなくなった/ごくわずかな弱者男性だけが、女性差別をする/弱さを認めてもいいと知って、救われた 4 弱者男性の分類 SPA!でのアンケートをもとに弱者男性を分類/なぜ弱者男性は自分を責めるのか/弱者性の主なカテゴリー 5 弱者男性になってしまう 弱者性を生む「家族・地域・制度」からの縁切り/コミュニケーション弱者の男性は迫害されやすい/男性は女性と比べて「加害者」になりやすく、孤立しやすい/弱者男性を救いたいと思う者がいない/社会で失敗したときに復活しづらい/SNSで生まれた「高み」の虚像が生む「弱者という実感」 6 弱者と認めてもらえない 女性・子どもという「理想的弱者」の存在/「かわいそうランキング」の最下位/収入という「目に見えすぎる上下関係」/弱さを語ることは「男らしくない」/自分でも自分を弱者と認めたくない/軽んじられる男性の被害 7 弱者から抜け出せない ガラスの天井に阻まれる女性、ガラスの地下室に落ちる男性/日本人男性の異常な労働時間、労働条件/体を売っても貧困から抜け出せない/階級の固定化:貧困家庭が貧困弱者男性を生む/新卒一括採用で失敗したら復活できない/独身男性が「介護する息子」になる/男性には「玉の輿」のチャンスがない/頂き女子のカモにされる?/宗教も政治も弱者男性を助けてくれない 8 弱者男性とミソジニー 弱者男性=ミソジニストであるという誤解/「それもこれも女が悪い」神話/女性嫌悪集団「インセル」/女性の社会進出と弱者男性に関係はあるか/フェミニズムと弱者男性の食い合わせの悪さ/弱者男性の現状は、かつての女性の姿と重なる 9 弱者男性に救いはあるか サバルタンは語れない(本当の弱者は訴えることができない)/今ある自助グループの限界/3つの縁のうち「行政」をつなぐ/支援の原則/「弱者です、助けてください」と言いやすい社会づくり/助けを求めるコミュニケーションの訓練/自分が執着する相手との会話/支援者の支援:バーンアウト対策/最後に、弱者男性が訴えた「本当にほしい支援」 巻末付録・推計:日本国内にいる弱者男性の数
著述することの意義の一つは、現実の世界に厳然と存在しているにも関わらずそれまでよく見えなかったものを可視化することだと思う。比較的最近の例でいえば「宗教2世」問題なんかがそうだ。大きな問題点だったにも関わらず言われて初めてそこに長い間横たわっていたことに気付く。この本では2024年現時点で日本人の8...続きを読む人に一人、男性の4人に一人が「弱者男性」という実態が明示される。貧困であり、友だち・恋人がおらず、他人とのコミュニケーションが苦手といったことが代表的にあてはまる弱者男性だが、この数値は巷間よく揶揄的に言われる「キモくて金のないおっさん」といっていじってバカにして差別して済まされる話ではない。仕事をもたない男性にもっとも厳しいのは70代男性だそうだが、自分たちは高度経済成長期やバブル期に生き、終身雇用が維持され、お見合いは減って恋愛結婚が増えたとはいえ会社には男性社員の結婚相手候補としてOLという職種があり、社会も未婚女性に厳しい目を向けていたため、みな歳をとれば当たり前のように結婚できて、そしてその専業主婦に自分の親の介護を押し付けてきた男たちの価値観で「弱者男性はだらしがない」というのは無知による偏見であると自分は思うが、弱者男性が結婚できず正社員になれないのは当人の責任ばかりではないのではないかと著者は疑問を投げかける。現時点を生きるわれわれの社会は弱者男性への正しい認識に関して成熟度に達していないのだ。なぜならここ数十年の間ようやく認識され始めた女性差別とくらべるとわかる。「年収300万を切る男なんて人として見れない」「その年齢でその年収って、どうして堂々と生きていていいって思えるの?」「転職なり何なり、自分で改善できたはず」という書き込みは容認されたとしても、「35歳を超えた女なんて人として見れない」「その年齢で未婚って、どうして堂々と生きていていいって思えるの?」「婚活なり何なり、自分で改善できたはず」は間違いなく炎上ものだろう(しかし後者だって30年前くらいなら全然ありだったのだ)。なぜ理解が遅れているのかは、先述したような「男のくせに情けない」という男性差別が世間ではまだまだまかりとおっていることと、「男なんだから自分で何とかしろ、何とかしなきゃ」という、結局のところ「本来男は強い者」という神話がまだ社会に浸透しているからであり(当事者である弱者男性自身も自分が置かれている状況を他責ではなく自分の責任と感じる人が多い)それが、著者はその「本来」が現在、社会背景や社会制度的においてまったく通用しない認識であるこの著作で可視化したのだと思う。正しい理解を妨げるひとつの原因として弱者男性=女性蔑視者(ミソジニスト)という認識があって、弱者男性を嫌悪する傾向もあるが、これは本書で著されているように相当な誤解であって、弱者男性のミソジニストはごくごく少数であり、ほとんどがいわゆる強者男性が女性蔑視をするために弱者男性のふりをしている場合が多いのだ。事程左様に弱者男性への社会の理解はまだまだ黎明期。こういった著作によってまずは透明な存在に社会が気付き始め、そしてようやく過渡期を迎えるのだ。
本書では、日本で弱者になりえる男性は、最大1500万人といっている。 男性の価値基準は、年収、外見としている。 収入というは、「目に見えすぎる上下関係」を生み出す。 婚活においては、男性の年収と女性の若さが交換される世界といわれている。 ガラスの天井に阻まれる女性、ガラスの地下室に落ちる男性と...続きを読むいっている。 人を救うことは、一人の人間にはとてもできることではない、素人では相当難しい。 本書を通じて、男性の4分の1にあたる人は、社会から透明な存在として扱われている、異常事態からの脱却の第一歩につなげたいとしている。 <私見として> 本書は、多様な意見や賛否両論がある難しい分野をまとめた本。 広範なインタビューと研究者からのサポートをもとに記述した書籍として価値があると思われる。
著者が弱者男性と定義する中年の恋愛弱者について。 とかく世間的にはバッシングの対象になりがちな弱者男性に正面からスポットを当てて書いており、自分もその世代の男性として色々と考えさせられた。
弱者男性と言う定義を初めて聞いた。低収入、コミ力が低い、見た目が良くないなど、弱い人だとの認識はあった。しかし、男子も女子も同様な部類とひとまとめの意識であった。決して上から目線でなく、もっと自分の力で何とか出来るだろう、と決め込んでいた。弱者男性を多少理解はしたが、はたして手を差し伸べることはいか...続きを読むに、、、、 なんとなくニュアンスは分かったので、ほんの少し聞く機会を持っていきたい。 しかし、親の環境で左右される事がわかり、両親にはあらためて感謝である。
私も弱者男性への偏見持ってたんだなって気づけた。 救いの手があれば起こらなかった事件もいくつか思い当たるし、男性も弱みを言えて救いの手がある社会になって欲しい
思った以上に不利な立場な男性が多いんだなと。 よくお金が足りない!クレクレってネットで求めてる割には親に頼らない。最悪、消費者金融に頼らない女性とおんなじで、正しく助けを求めるコミュニケーションが取れることが大事だと思ってたことはこの本にも書かれてた。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
弱者男性1500万人時代
新刊情報をお知らせします。
トイアンナ
フォロー機能について
「扶桑社BOOKS新書」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
えらくならずにお金がほしい~会社は教えてくれないキャリアのルール
就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定 二訂版
ハピネスエンディング株式会社
モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門
やっぱり結婚しなきゃ!と思ったら読む本 35歳からのナチュ婚のすすめ
「トイアンナ」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲弱者男性1500万人時代 ページトップヘ