トイアンナのレビュー一覧
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ネタバレ独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
基本的に女性向けに書いてありますが、男性にも役に立つ気がしました。
自分はアロマンティック(アセクシャルではない)かなと思いお見合い結婚ができるのではないかと思っていたのですが、相手に愛情がない状態で結婚すると相手が病気したときにケアしようという思いが出てこないことに気づき、結婚するのであればやはり自分が好きになる人でないと無理なんだなと思いました・・・。
以下、なるほどなと思った点。
「自分の意思を優先できる思考パターン」(p121)にあった「言いたくない質問には答えない。笑ってごまかしたり、強引にでも質問を変える」というもの。いわゆる「スルースキ -
Posted by ブクログ
・日本の未婚女性は先進国25ヵ国のなかで最も幸福度が高く、日本の未婚男性は先進国25ヵ国中、幸福度がワースト1位。
・男性の発達障害は女性の3倍(発達障害になりやすい男性のほうが幸福度が下がりやすい...)
・未婚男性の死亡年齢中央値は約66歳、離別は約71歳、有配偶男性は約81歳。
・自分が弱者男性になった理由を「自分が悪い」と考える割合は75%。
この事実、1ヶ月経ってジワジワきてます。
むかし、自分が男の子だったころ、女の子によくお世話をしてもらってたなと思います。男性は女性の優しさや母性に支えられて生きる生き物なのかもしれません。だからこそ男性は肉体的にも精神的にも強さを求めてきた。 -
Posted by ブクログ
普通の幸せって、難しい。
「自分には、一生いい恋愛なんてできないかもしれない」
と考えるあなたへ贈る22のエクササイズ
恋愛障害とは、「別れた男を忘れられない」「長期間、恋愛経験がなく、焦っている」「いつも恋愛が短期間で終わり続かない」「異常な奥手」「 “本当の自分"を愛してくれる女性を求め続ける」というように、恋愛において対等なパートナーシップを作ることができず、長期的に苦しむことを指す。
人気ライター・トイアンナ、初の著書!
「なぜいつも都合いい女で終わってしまうのか?」「なぜ自分が好きになる男は、自分を好きになってくれないのか?」などなど苦しい恋愛を繰り返してしまう人は、「恋 -
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恋愛対象と対等の関係が築けず、普通の恋愛関係の構築ができない人たちの実態と対処法がまとめられた本。
一方的に貢いでしまったり、異常なほど相手に合わせてしまったり、あるいは酷い相手なのにそれを指摘できず追従してしまったり、様々なケースが紹介されている。
そういった問題を受け入れてしまう側の原因だけではなく、そういった行為を押し付けてしまう側にも根本的な問題があるという切り口は興味深かった。
交際関係がどういった点で問題があるのか、その原因や対処法もまとめられているので、自分の状況と比較してみて似たような状況であったら該当するタイプについて読んでみると参考になる箇所も多いかもしれない。 -
Posted by ブクログ
どうも、独身男性会社員(31才)です。
本書では恋愛障害を「対等なパートナーシップを作ることができず長期的に苦しむこと」と定義している。
したがって、パートナーシップの相手すらいない俺は恋愛に苦しんではいない。よって恋愛障害ではない。QED。やったね!
最近は後輩の結婚式にも呼ばれるようになり、なんでみんな普通に結婚できてるのか、まるで理解不能。
みんなが普通にできていることを、自分はどうしてできないのか。
恋愛せずとも、恋愛に苦しんでいるのは。俺は。
本書では恋愛障害に至る原因を深堀するところからスタートして、自尊心を取り戻すことを目的としている。
この、自尊心というの -
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ネタバレはじめにー恋愛障害だった私
序章 なぜ恋愛障害の人たちが増えているのか
データで見る恋愛障害
愛情をたっぷり受けて育っていない場合
親から否定されたことはありませんか
第一章 愛されたいのに愛されない不器用な女性たち
愛されない女性はパターン化できる
①いつも複数の男性と同時に付き合う
②とにかく別れた男を忘れられない
③恋愛したいが、異常な奥手
④長期間、恋愛していないため焦っている
⑤いつも恋愛が短期間で終わり続かない
⑥自分を殺す「尽くし系女子」
⑦なぜかモラハラや束縛を受けやすい
⑧好きになる相手がいつもDV男
⑨不倫やセフレも恋愛だと思っている
⑩「愛情=貢ぐ」という発想しかない -
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なかなか辛辣なことが書かれているな、と思いましたけれども、これがまあ現実なのでしょう…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
年収やら自身のスペックやらを挙げている男性がいらっしゃいましたけれども、それだけではないような? 好感持たれる男性というのは…。確かに低収入の男性はもうそれだけで婚活サイト? とかパーチー? などでは相手にされないとは思いますが…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
↑↑↑まあ、そういった場に出たことがない僕が言っても何の説得力もないですねぇ…ええ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
弱者男性に厳しめな著者かと思いきや、意外と支援する立場というか、そうなって -
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「弱者男性」はおよそ1500万人相当いると問題提起と女性差別と同じく、男性差別へも理解と改善を促す良書である。
さて、本著が述べているように、身体的特徴や障がい、コミュニケーション困難など他にも多くの要素が男性を取り巻き社会参加できない状態へと追い込まれていると示唆している。確かに、弱者男性は多いだろう。この問題は、今始まったばかりではなくて、50代の層にも弱者男性がいることから、氷河期世代前後の影響から今日(2025)まで根深い問題と放置されていた、または、支援が行き届かない状態が負の面で残っている証拠だろう。時代のせいにしてしまっても意味はない。弱者男性を取り巻く環境や競争社会、人間関係の