ピーター・トレメインのレビュー一覧

  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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     7世紀のアイルランドが舞台。著者は、歴史家としても著名とのことで、その世界を身近なもののように伝えてくれる。美貌の修道女という設定も魅力ですが、初期のキリスト教とアイルランドの古いしきたりとの軋轢を教えてくれるのも楽しみです。

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    2019年06月24日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    フィデルマが赤毛なのはアイルランド人であることを強調したかったからか。修道女が裁く事件でも基本的に動機は愛と物欲と権力欲。ローマカトリックとも違うアイルランド独特のカトリックが興味深い。アイルランドというと幻想、下手すると迷信深いという印象があるが、そういう面もあるけれど、ここに描かれるアイルランドの知性は合理的論理的。司法制度の在り方とか。女卑でもないし

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    2018年05月15日
  • 修道女フィデルマの挑戦 修道女フィデルマ短編集

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    ネタバレ

    化粧ポウチ★★★★
    痣★★★★
    死者の囁き★★★★
    バンシー★★★★
    消えた鷲★★
    昏い月 昇る夜★★★

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    2018年04月04日
  • 修道女フィデルマの挑戦 修道女フィデルマ短編集

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    修道女フィデルマ・シリーズの短編集第4弾。

    十六歳のフィデルマが学問所に入った日に起こった事件。
    女性が必ず持ち歩く「化粧ポウチ」が盗まれる。
    少女時代のフィデルマが登場するのも珍しいし、
    女の子たちの関係が描かれるのも珍しい。
    意外な結末だったし。

    「消えた鷲」も珍しい宝探しの話で面白かった。

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    2018年01月23日
  • 消えた修道士 上

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    修道女フィデルマ・シリーズ、7作目。
    兄である王と王国の窮地を救えるか?

    7世紀のアイルランド。
    フィデルマは修道女であり、高位の弁護士でもあります。
    国境で何かと揉めてきた隣接する部族と和平協定がなり、大族長が訪れます。
    ところが、行列に何者かが矢を射かけ、大族長が怪我をしてしまう。
    互いに陰謀と非難しあう騒ぎとなります。
    招いたほうであるモアン王国のほうが不利な立場に。

    証拠の品の出所を追って、フィデルマは相棒エイダルフと共に旅立ちますが‥?
    動きのハッキリした展開で読みやすい。
    さて、後半はさらに‥?

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    2016年05月28日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    修道女フィデルマ・シリーズの8作目の短編集(原作順で)。

    面白かった。
    短編集の方が良いかも。

    聖餐式の聖体拝領で毒殺されたり、
    「魂の友」が夫と息子の殺人の容疑者になり、
    大王の剣は盗まれ、
    大王の墓から悲鳴が聞こえたりと、
    いつもより少々ドラマチックな感じだが、
    フィデルマがさっさと事件を解決してくれるので、爽快な印象。

    「魂の友」の事件が、ちょっとフィデルマにはつらかったのではないかな。

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    2016年05月14日
  • 消えた修道士 下

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    (上巻より続く)

    最後の法廷シーンはいつも通りの見せ場だが、
    兄のコルグー王が途中で激昂する場面が、
    なんとも残念な感じ。

    だまされやすいところがあるかもしれないけど、
    良い王だと思っていたのに。
    フィデルマのことを信じられない器の小さい男に
    描かれてしまったのが残念。

    フィデルマが結婚を意識してたとは意外。
    エイダルフとの仲はどうなるのか。

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    2016年05月03日
  • 消えた修道士 上

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    修道女フィデルマ・シリーズの7作目(原作順で)。

    いよいよ話が大きくなってきた。
    政治的になってきたというべきか。
    兄の王と和平協定のためにきた大族長が矢で射られる。
    聖遺物も盗まれ、聖なるイチイの木も打倒される。
    モアン王国の危機!

    (下巻へ続く)

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    2016年05月03日
  • 消えた修道士 下

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    この巻を境に、フィデルマとエイダルフの関係に変化が生じる。今後のフィデルマに関しては、既訳の短編集でちょろりとお目にかかれるが、原作はもう20巻を越えてしまっているので、和訳の刊行ももうちょっとペースが上がると嬉しいな。

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    2016年04月11日
  • 消えた修道士 下

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    今巻は、シリーズの中でも最大の政治的陰謀。
    それに加えて、アイルランドに古くからある精霊信仰の根強さが重要なテーマになっていて、読みごたえがあった。
    ここらへん、日本人には理解しやすいが、この手の土着の信仰を「異端」として排除するのがローマカトリックの真骨頂なので、エイダルフが戸惑うのも当然だけど、今巻ではそういう小さな齟齬が二人の間にちらほら見えて、コンビネーションがいまいち、というのももどかしかった。
    最後は両人とも、背中がかゆくなるほど鈍すぎだし!お互いに、もっとストレートに話そうよ!と、大きなお世話を焼きたくなる。
    超人的なまでに何でもできる完璧かつ独善的なヒロイン、フィデルマも、自分

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    2016年04月03日
  • 消えた修道士 下

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    あーもう、本筋とは関係ないんだけど、最後の最後で、エイダルフのボンクラさにがっかり。我らがフィデルマも、そこはっきり言えや!っと言いたくなる察してちゃんぶり。
    本筋はモアン王国の存亡がかかった大事件で、誰もが怪しく謎だらけ。
    それにしてもこのシリーズ洞窟が良く出てきますな。アイルランドには洞窟が多いのか、単に洞窟を利用した建物が多いのか。

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    2015年12月16日
  • 消えた修道士 下

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    このシリーズの最高に面白いところは、馴染みのない古代アイルランドと、当時のキリスト教についてうまく解説しつつ、その「ほとんど異世界」である舞台にすんなり読者を連れて行ってくれるところだと思う。
    作者は本職のアイランド歴史学者だそうだけれども、だからといって、蘊蓄が語られすぎることもなく、登場するキャラクターもフィデルマと、ワトスン役のエイダルフ修道士はじめ、魅力的なキャラクターばかりだ。
    今回もモアン王国を襲った未曾有の危機に際して、ほとんど孤軍奮闘するフィデルマとエイダルフ、筋立ては複雑で、読者もミスリードされまくる。
    しかし、あえて難を言えば、いくつかの仕掛けはわりと最初の内に見えてしまう

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    2015年12月04日
  • 消えた修道士 下

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    ネタバレ

    ここで……ここで、読者を放り出さないでぇ~~~!(@@;)
    次の巻を……次の巻は、いつですかっ!?

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    2015年11月21日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    短編集。フィデルマのシリーズの中でも割とエモーショナルな事件が多い印象。ちょいちょい引き合いに出る大王の宝剣の事件もこれに掲載。
    絶対解決するってわかってても、面白いのはやっぱり物語のうまさかしら。
    説明っぽくないのに、時代背景や当時の法律などがするりと入ってくるのが毎回すごいなーと思うのです。

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    2014年02月05日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    タイトルにひかれて、初めて手にした作品でしたが、とても楽しめました。海外の作品は、翻訳との相性もあると思うのですが、この作品の場合、とてもヒロインの雰囲気にあった文章で、読みやすく思いました。
    フィデルマ修道女は、肩書きも実績もある美人だけど、いわゆる頭でっかちのようにも思われ、自身の情緒面には不器用な可愛い女性なのかもしれないな、という印象を受けました。他の短編集ももちろん、長編もぜひ読んでみたいです。

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    2013年12月23日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    中世好きな友達が薦めてくれた1冊。法廷弁護士であり王族でもある美貌の修道女フィデルマが、関わった事件を凛と解決していく短編集。小気味良い。中世好きも特にそうでなくても、絶対楽しめると思います。

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    2012年10月03日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    古代アイルランドの王国の王女にして、上級裁判官兼弁護士「キルデアのフィデルマ」の名推理を描く短編集。古代アイルランドの風俗を背景としながら、発生する驚愕事件をフィデルマが見事に解決していくのが楽しい。
    主役のフィデルマは、上から目線の知的な美人という人物設定で(笑)、最初は少しとっつきにくかったのであるが、わっさわっさと奇妙な事件を速攻解決していくので、逆に頼もしさを感じました。(笑)物語の進展も、奇妙な謎の提示→論理立てた回答という流れで、特に奇をてらった解決でもないのであっさり感もあるのだが、短編集ということでこれはこれで良いと思いました。
    自分として良かったのは、旅路の旅館で遭遇する幽霊

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    2011年04月20日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    たなぞうで知った本。中世アイルランドが舞台であり、探偵役が修道女であるという点は異色だが、謎解きやトリックは正統派のミステリ。端正な雰囲気がある。キリスト教が支配的になりつつも古い信仰の影響も色濃く残る時代、ともすれば迷信に捕らわれがちななかで、理性的に事件を解決していくフィデルマが爽快。作者ピーター・トレメインは歴史学者でもある。この時代の法律「ブレホン法」や、フィデルマがその資格を持つ「ドーリィー(法廷弁護士)」など、アイルランド中世史を垣間見ることもできて楽しい。このシリーズは他に3編の長編が既訳。短編・長編合わせて未訳のものが十数編あるようだ。結構、固定ファンがつきそうなシリーズだと思

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    2011年07月15日
  • 憐れみをなす者 上

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    ネタバレ

    すっかり老成?達観した感じのキャラクターとばかり思っていたフィデルマにまさかの過去。いや、あの過去があるからこその現在があるのか。
    昔の恋人キアンがともかくやなやつで、最初から最後までこいつに天罰下れとしか思わなかった話。
    あと、珍しくも海洋冒険小説みたいな話に仕上がっている。更にキャラクターのひとりがとってもできたいい人で、これ、実はこいつが犯人でした、だったらやだなあと思いつつ読みました。

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    2024年09月24日
  • 風に散る煙 上

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    上巻は特に展開がゆっくり。
    そのぶん、フィデルマの欠点が強く出ていて、どうにもこうにも……(^o^;)

    感想のまとめは下巻で♪

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    2024年09月10日