ピーター・トレメインのレビュー一覧

  • 修道女フィデルマの采配 修道女フィデルマ短編集

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    法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ修道女フィデルマが、各地を巡り難事件を解決する、7世紀アイルランドが舞台の短編集。
    修道士が占星術で自らの死を予言して死んだり、族長の後継者を選ぶ会議で候補者が殺されたり、相変わらず当時のアイルランドの習俗が興味深い。全体としてかなり先進的な社会だと思うが、「養い親」に出てくる養育制度などは問題も多そう。
    ベストは、修道院で客用の魚料理と料理長が消えたという発端からまさかの動機をぶちこんできた「魚泥棒は誰だ」。

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    2022年11月14日
  • 修道女フィデルマの挑戦 修道女フィデルマ短編集

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    ネタバレ

    フィデルマがモラン師のいるタラの学問所に入学し、最初に解決した盗難事件を描いた「化粧ポウチ」他6篇を収録する、フィデルマ・シリーズの短篇集4作目。


    最初の2作「化粧ポウチ」と「痣」はフィデルマの学生時代を描いた作品なのだが、こんな圧迫面接どころか圧迫〈日常の謎〉をやってくる法律学校があっていいのか? 権威ある大法官と問答するプレッシャーだけならいいけど、わざと遅刻させて精神を追い詰めるために学生のドアを押さえつけることが正当化されるのは最悪なので、フィデルマはモラン師に試験の定義から見直すよう提言すべき。
    「死者の囁き」「バンシー」「昏い月 昇る夜」の3篇は古代アイルランドの法と経済がホワ

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    2021年11月06日
  • 修道女フィデルマの挑戦 修道女フィデルマ短編集

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    【収録作品】化粧ポウチ-修道女フィデルマ最初の事件-
    The Comb Bag -[Sister] Fidelma's First 'Case'-/痣 The Blemish/死者の囁き Whispers of the Dead/バンシー The Banshee/消えた鷲 The Lost Eagle/昏い月昇る夜 Dark Moon Rising

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    2021年04月16日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    【収録作品】聖餐式の毒杯 The Poisoned Chalice/ホロフェルネスの幕舎 At the Tent of Holofernes/旅籠の幽霊 Our Lady of Death/大王の剣 The High King's Sword/大王廟の悲鳴 A Scream from the Sepulchre 
     世界史の知識があれば、もっと楽しめるのかもしれない。

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    2021年03月29日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    フィデルマはアイルランドのキャシェルの先王の王女であり、上位弁護士の肩書をもった美貌の修道女。彼女の行くところに事件あり、な短編集。

    巡礼の地、ローマの小さな教会で起きた毒殺
    フィデルマの幼なじみにかけられた夫、子殺しの嫌疑
    吹雪の中、逃げ込んだ山荘に出る亡霊
    大王即位に必要な宝剣の盗難事件
    千五百年前の王の墳墓から見つかった死体

    淡々と事件を解決するフィデルマがカッコイイ!
    事件解決後の一言がじんわりした後味だったり。
    まずは短編で様子をみて、と手に取ったけど、長編も読みたくなる。
    中世アイルランドの政治、キリスト教のせめぎ合いが絡むのでそういう意味でも面白かった。

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    2021年01月09日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    中世の時代のアイルランドを舞台にしたミステリ。
    アイルランドの王国の国王の妹で修道女であり、弁護士であるフェデルマが様々な事件を解決していく話。
    短編集です。
    当時のアイルランドの様子だけでなく、歴史や法政界の仕組みなども描かれていて、歴史小説のようにも読める。
    勉強にもなるミステリで、この時代のヨーロッパ好きな人はもっと詳しくなれるからおすすめ。

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    2020年02月03日
  • 修道女フィデルマの挑戦 修道女フィデルマ短編集

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    ネタバレ

    学生のフィデルマ、一人前になったフィデルマといろんなフィデルマに会えるオムニバス作品。

    どんな状態でもフィデルマはフィデルマでしかなく、おもしろかった!

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    2018年02月25日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    ネタバレ

    7世紀アイルランドの修道女兼弁護士のミステリ。
    正当防衛とはいえ、旅籠の幽霊にはびっくり…。
    この時代の弁護士や教会の制度は馴染みがないので、なかなか興味深かったです。

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    2015年07月25日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    ネタバレ

    中世ヨーロッパが舞台。こんな昔のアイルランドなんて想像もしたことがなかった世界。
    ヨーロッパというより、お伽の国のできごとのよう。
    でも、作者はきちんとした歴史家とのことで、荒唐無稽なわけではないんでしょう。
    長編の評価が良いので、そちらも早く読みたい。

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    2014年03月03日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    王女で弁護士で裁判官で修道女でしかも美人、というハイスペック極まる女探偵が活躍する中世ミステリ。

    ハイスペック設定だけ見ると、富豪刑事(筒井康隆)を思い出しました( ^ω^ )
    財産を湯水のように使って犯人逮捕の罠を張る神戸大介も良かったですが(笑)、今作のように教会の権威や王族を前に堂々と渡り合うタイプの探偵も良いですよね〜( ^ω^ )私はこれこれこうする権限を持ってるのよ!と事件現場に颯爽と登場する修道女の姿は読んでいて小気味良いです\(^o^)/

    ただ、謎解きに関しては論理性にやや欠けているような印象を受けました。牽強付会とまでは言いませんが、根拠が薄弱だったり発想の飛躍が目につい

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    2013年05月31日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    科学鑑定のない歴史ミステリは、探偵の論理が命。明敏で時に冷徹なフィデルマは、宗教界に身を置きながらも論理的な推理で真相を追求するのだけど、厳格な法律家に徹しすぎてエイダルフがいないところでは人間的な可愛げがないんだなあ。…あっ、これがツンデレっちゅーやつか。

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    2012年01月26日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    アーサー王だの、ローランの歌だの、中世以前のヨーロッパの物語の雰囲気は独特。またケルト人がらみや、修道院ものの話も同じような「匂い」を感じる。嫌いではないが、本なのに異邦人のような居心地の悪さをいつも感じる。
     雰囲気を味わうとか、歴史ものとして読むには楽しい本だが、ミステリとしての評価が加わると、どちらかというと特に面白いということもない。 
     長編だとおもしろいのかも・・・

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    2011年10月20日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    最初、時代観をつかむのに時間がかかりもたもたしたが、いったん話に入り込めれば、結構おもしろかった。親友さえも疑う冷静な心と素晴らしい知能でばしばしと事件を解決していく様は爽快。

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    2011年09月07日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    通勤帰りに読む本がなくなり何となく購入。面白かったです。

    この間「大聖堂」を読んだのでその頃と少し世界観が似ているのかしら、と思って買ったのもあるのですが中世の時代背景や制度が細かく書かれてて勉強になりました。
    長編もあるそうなので是非 今度読んでみたいな〜と思いましたよ。

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    2009年10月07日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

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    気になってた本。本日購入♪(8/14)

    7世紀のアイルランドを舞台に、先王の王女で、法廷弁護士(ドーリィー)で、
    しかも、状況によっては判決を下すことも出来る上位弁護士(アンルー)の資格をもつ、美貌の尼僧フィデルマ。
    むむむ、解説が長くなってしまう。
    しかし、このステキな解説のせいで手にしてしまったのだが・・・。
    先に、長編2作品が発刊されていたことは知らず、5編の短編からなるこの作品から読み始めた。
    入門編にちょうどいい感じ。
    古代アイルランド、という特殊な舞台設定なため、巻末の解説なしでは理解がむつかしい。
    というか、解説が結構おもしろかった。
    時代を超えても、人間のエゴや虚栄心は変わら

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    2012年08月16日