ピーター・トレメインのレビュー一覧

  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    7世紀アイルランドの修道女兼弁護士のミステリ。
    正当防衛とはいえ、旅籠の幽霊にはびっくり…。
    この時代の弁護士や教会の制度は馴染みがないので、なかなか興味深かったです。

    0
    2015年07月25日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中世ヨーロッパが舞台。こんな昔のアイルランドなんて想像もしたことがなかった世界。
    ヨーロッパというより、お伽の国のできごとのよう。
    でも、作者はきちんとした歴史家とのことで、荒唐無稽なわけではないんでしょう。
    長編の評価が良いので、そちらも早く読みたい。

    0
    2014年03月03日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    王女で弁護士で裁判官で修道女でしかも美人、というハイスペック極まる女探偵が活躍する中世ミステリ。

    ハイスペック設定だけ見ると、富豪刑事(筒井康隆)を思い出しました( ^ω^ )
    財産を湯水のように使って犯人逮捕の罠を張る神戸大介も良かったですが(笑)、今作のように教会の権威や王族を前に堂々と渡り合うタイプの探偵も良いですよね〜( ^ω^ )私はこれこれこうする権限を持ってるのよ!と事件現場に颯爽と登場する修道女の姿は読んでいて小気味良いです\(^o^)/

    ただ、謎解きに関しては論理性にやや欠けているような印象を受けました。牽強付会とまでは言いませんが、根拠が薄弱だったり発想の飛躍が目につい

    0
    2013年05月31日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    科学鑑定のない歴史ミステリは、探偵の論理が命。明敏で時に冷徹なフィデルマは、宗教界に身を置きながらも論理的な推理で真相を追求するのだけど、厳格な法律家に徹しすぎてエイダルフがいないところでは人間的な可愛げがないんだなあ。…あっ、これがツンデレっちゅーやつか。

    0
    2012年01月26日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    アーサー王だの、ローランの歌だの、中世以前のヨーロッパの物語の雰囲気は独特。またケルト人がらみや、修道院ものの話も同じような「匂い」を感じる。嫌いではないが、本なのに異邦人のような居心地の悪さをいつも感じる。
     雰囲気を味わうとか、歴史ものとして読むには楽しい本だが、ミステリとしての評価が加わると、どちらかというと特に面白いということもない。 
     長編だとおもしろいのかも・・・

    0
    2011年10月20日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    最初、時代観をつかむのに時間がかかりもたもたしたが、いったん話に入り込めれば、結構おもしろかった。親友さえも疑う冷静な心と素晴らしい知能でばしばしと事件を解決していく様は爽快。

    0
    2011年09月07日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    通勤帰りに読む本がなくなり何となく購入。面白かったです。

    この間「大聖堂」を読んだのでその頃と少し世界観が似ているのかしら、と思って買ったのもあるのですが中世の時代背景や制度が細かく書かれてて勉強になりました。
    長編もあるそうなので是非 今度読んでみたいな〜と思いましたよ。

    0
    2009年10月07日
  • 修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集

    Posted by ブクログ

    気になってた本。本日購入♪(8/14)

    7世紀のアイルランドを舞台に、先王の王女で、法廷弁護士(ドーリィー)で、
    しかも、状況によっては判決を下すことも出来る上位弁護士(アンルー)の資格をもつ、美貌の尼僧フィデルマ。
    むむむ、解説が長くなってしまう。
    しかし、このステキな解説のせいで手にしてしまったのだが・・・。
    先に、長編2作品が発刊されていたことは知らず、5編の短編からなるこの作品から読み始めた。
    入門編にちょうどいい感じ。
    古代アイルランド、という特殊な舞台設定なため、巻末の解説なしでは理解がむつかしい。
    というか、解説が結構おもしろかった。
    時代を超えても、人間のエゴや虚栄心は変わら

    0
    2012年08月16日