ウェブスターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供のころに読んだ本を、最近読み返すと感じ方がまったく違うことがある。
『あしながおじさん』もその一冊だった。
あしながおじさんって、こんな人物だっただろうか。嫉妬からジュディを夏休みに友達の家へ行かせなかったり、贈り物を過剰に与えたりする姿は、今の感覚ではどうしても受け入れがたかった。年の差は14歳。気が合えば問題ないのかもしれないが、大学を出たばかりの若い女の子を手に入れたようにも見えてしまう。
一方で、ジュディは奨学金を得られるほど優秀な成績を収め、孤児院から救い出してくれたあしながおじさんに対して、常に感謝を忘れない。その健気さと誠実さは、読んでいて立派だと感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生で読み残した本は無いか・・・と、最近小学生高学年ぐらいの名作を読もうと探していました。そこで「あしながおじさん」に目が止まりました。
私は、母子家庭でそだったので、「そういえば、あしなが育英会には意識して募金してこなかったなぁ。」と手にとってみました。
ストーリーは、ジョン・グリア孤児院で一番年上のジェルーシャ・アボットが、ある評議員の助けで大学に進学させてもらえるようになる。というお話です。
アボットは、その評議員(あしながおじさん)に定期的なお手紙を書くのですが、その形式で話が進んでいきます。
そんな中、おなじ寮に住む友達のおじさん(ジャーヴィス・ペンドルトン)さんが、良くしてくれるようになります。
あぁ、このおじさんが、あしながおじさんなんだと読者は気がつくのですが、それは一番最後のハッピーエンドに回されて、4年間の充実した生活が手紙形式で語られていきます。
卒業の時期に、このおじさんがプロポーズをするのですが、アボットは断ってしまいます。そのことを悩んで評議員さんに手紙で相談して、やっと会ってもらうことになります。この方がジャーヴィスさんだったという話で、二人は結婚する。ということで完結します。
これ、今だと、ちょっと犯罪っぽくないですか?自分があしながおじさんだと知らずに結婚して、後で知るなら良いのですが、ジャーヴィスおじさんとあしながおじさんが一緒だったから、結婚にいきつくというのは、ちょっとどうなんだろう・・・。(笑)
書かれた時代を考えると、本当に先進的な意見が散りばめられていて素晴らしい一冊なのですが、これを募金とつなげると・・・。(^o^;
作者の「たとえ生い立ちが不幸であろうとも、子供達は大人になってから成功するチャンスを与えられるべきであるし、当然その可能性はある」という信念は120%同意できるんですが、お金を出す立場として、そこはちょっと引っかかりました。
でも、いい本でしたよ。