ウェブスターのレビュー一覧

  • あしながおじさん

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    まず構成が主人公の手紙になっていて、新鮮で面白かった。また、その手紙の内容もジュディのウィットに富んでいて、クスクス笑える箇所が多々あった。

    印象に一番残っているのは、ジュディの学ぶことへの貪欲さである。適当な教育を受けてこなかったジュディが、文化レベルの高い知識人たちとの出会いのなかで、その教養の差に諦観するのではなく、少しでも追い付けるように読書に勤しむ姿を見て、見習いたいと思った。

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    2025年10月16日
  • あしながおじさん

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    少女時代に好きで何度も読んだ本を30年以上ぶりに再読。面白い。好きだなぁ。ジュディの生き生きとした学生生活、夏休み、クリスマス休暇。そしておじさまの思惑。これは当時は気がついていなかったな。最終的には35歳と21歳。まあ、ぎりぎりかな、なんて考えてしまう大人になった自分。

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    2025年04月02日
  • あしながおじさん

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    ずっと読んだことがなくて、「まなの本棚」をきっかけに読んでみることにした。読んでよかった!!

    ジュディの素直さや絵にはクスッと笑えるし、あしながおじさんの正体には驚かされた。ジュディが大学でいろいろな知識をつけて、だんだんと素敵な女性になっていく様子も素敵。
    あしながおじさんの正体を知ってからもう一度読むとまた違った面白さがあった。
    まだまだ色々と考察しがいがありそう。

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    2025年02月03日
  • あしながおじさん

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    素晴らしく気持ちのよい読後感。児童文学の名作っていいものですね…大学生の頃に読みたかったなあ。もっとより良く、生きていけた気がする…。大人になって読むジュディは可愛くて尊いです。
    「日々のくだらない、つまらない出来事に、笑いをもってあたることーそれにこそ、精神力が必要だと思うんです。」一番心に残っている言葉です!

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    2024年01月17日
  • あしながおじさん

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    タイトルだけは知っていて(アニメは見たことがある)、長年読んだことがなかったもの。めちゃくちゃ面白い!主人公からあしながおじさんへ向けた一方的な書簡小説。とにかくジュディのキャラがいいし、手紙の内容が面白い。結末が何とも言えなく素敵な1冊。

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    2023年04月03日
  • あしながおじさん

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    『罪と罰』を読もうと思ったら貸出し中でした
    生意気な!(どの口が言うか!)
    しょうがないのでみんみん繋がりでこっちを

    遥か昔に読んたことあるはずなんですが…

    あれ?こんなに面白かったっけ?
    新訳だからでしょうか?
    読んだ当時は男の子だったからでしょうか?
    (今女性という意味ではない)

    まぁ、いいです
    とんでもなく面白かったです
    これは今の子たちも絶対読むべきだわ

    孤児のジュディからあしながおじさんへ宛てた手紙で構成される本書ですが、この手紙が素晴らしいんですよね
    フリとオチがちゃんと分かってるんです!!
    (ここは強く言いたいので「!」を2個使いました)
    丁寧に丁寧に振ってすとんと落とす

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    2022年11月22日
  • あしながおじさん

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    数十年ぶりの再読。おもしろいーーー!

    17歳のジェルーシャ・アボットは、生まれてから孤児院暮らしで他の生活を知りません。引き取り手も現れなかったので孤児院の手伝いをしています。
    第一水曜日は憂鬱。だって評議委員のお偉い方々が個人を視察に来るんです。一番年上のジェルーシャは、何もかもを整えなければいけません。
    でもその第一水曜日は違いました。ジェルーシャのユーモアたっぷりの作文を読んだ匿名の評議委員が彼女を気に入り、大学で学ぶ資金を全部出し、将来は作家になる手助けをしたい、と申し出たというのです。
      突然降って湧いた将来への扉!
    この評議員の条件は「手紙で近況を知らせること」。そこでジェルー

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    2023年08月06日
  • あしながおじさん

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    ネタバレ

    凄く面白かったです。
    序章以外手紙形式なのも新鮮でした。
    日常を綴る手紙もですし、いきなりの怒ってる手紙だったりそのあとすぐ謝罪手紙書いてたりと面白かったです。

    物語上最後の手紙であるラブレターが大好きで、ときめいて何度も何度も読んでいます。
    好きな人と会った後に見る星空の美しさ、わかるなぁ、素敵だなぁ。

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    2020年10月17日
  • あしながおじさん

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    今、人の親になってから読むと、この本の楽しさがとてもよくわかる。
    ジュディの毎日や成長のみならず、その文章の面白さ。
    そして、描かれてはいないけれども、その手紙を読む「あしながおじさん」の心の動きまで感じることができる。
    読者的には早い段階で「あしながおじさん」が誰であるのかに気づくけれども、当事者としてはなかなか気づけないであろうことにも、面白みやちょっとした歯がゆさや、リアリティを感じる。
    ジュディと取り巻く人たちに視点を移しても面白いし、いろいろな角度から味わえる作品だと感じた。
    正しく、永遠の名作!

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    2018年10月26日
  • あしながおじさん

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    なんとなく内容は知っているけど・・・。という本だったので一度手にとってみたかった作品。
    想像以上に、ジュディが前向きでユーモアがあって逞しくて。とにかくかわいらしい女性で、自分もこんな風になれたらなぁ。と思わせるような女性。
    作中に、ジャーヴィスの名前と、ジュディ目線でのジャーヴィスはよく登場するけど実ジャーヴィスの登場は以外と少ない気がします。もっと彼の詳細があってもよかったかな。

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    2016年10月16日
  • あしながおじさん

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    あしながおじさん!

    子供のときにだいすきだった本。
    年齢としては大人になった今、15年前を思い出しながら読んでみました。

    昔は、素敵なジャーヴィー坊ちゃんと幸せになるシンデレララブストーリーにうっとりしてました。
    あと、キャンパスライフの甘美な描写!
    「ブルーのモスリンのドレス」「ファッジ」「糖蜜キャンディ」「イブニングドレス」「シルクのストッキング」
    こんな言葉の響きにどきどきしながら、めいっぱいの想像力を働かせていたもの。

    でも今読むと、それだけじゃなくて。
    ジュディの生き生きとした魅力がわかるようになりました。

    強さ、賢さ、明るさ、お茶目さ。

    しんどい過去や逆境に負けないところ

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    2016年09月07日
  • あしながおじさん

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    真綾さんのミュージカル
    「ダディ・ロング・レッグス」の影響もあって
    往年の名作をやっとこさ読みました。

    うん、長年読み継がれているだけはあります。
    子供にも十分読めるのに、おなじみロマンス要素もあり
    大人でも読めるお話ですね。

    ただ、これは子供用より、大人用の翻訳を読んだほうが
    絶対面白いですね。
    おそらくジュディが言葉遊びや意味を含めて
    他の言葉で書いている箇所が(フランス語で)とかで
    訳されてしまってるので、ちょっと面白味半減。

    しかしながら「キャンディ・キャンディ」などが
    この物語がモチーフなのがよくわかりますね。
    クライマックスなんかまんまじゃないか!というくらい
    オマージュとい

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    2014年05月26日
  • あしながおじさん

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    「あしながおじさん」が、純愛物語だったとは!ユーモアがあって飽きないし、主人公の気持ちになって、一喜一憂しながら読み進めることができた。時代背景から、女性に選挙権をなどなど、作者の願いも込められている。
    韓流ドラマやガラスの仮面(漫画)が好きな大人にぜひお薦めしたい。

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    2012年12月21日
  • あしながおじさん

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    岩波文庫は作者の挿絵が入っているので、おススメです。
    小学生の頃、よく分からずに「シルクの靴下」に憧れてました。
    サリーが主人公の続編も大好きです。

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    2010年10月04日
  • あしながおじさん

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    幼い頃、魂をゆさぶられた本。
    恵まれない境遇にある少女が、「あしながおじさん」の手に救い出されて、
    楽しく幸せな学生生活を送る。
    その描写にうっとりした。
    どんでん返しありで、構成も凝っている。

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    2010年09月06日
  • あしながおじさん

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    大人になってから読むと、すっごく楽しい!
    なんだかモエモエです。
    話とともに、手紙の内容も成長していく姿が、とても感じ良かったです。

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    2010年04月28日
  • あしながおじさん

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    ジュディの手紙文でつづられた物語。その明るさと清潔感,ユーモア溢れる楽しい学生生活が,生き生きとした文章で描かれる。とにかくジュディは,すてきな女の子だ。
    この本を読んだことのない人は,題名からの印象で,大筋まちがってはいないものの,ずいぶんずれた話を想像しているのではないかと思う。そのイメージのために,このすぐれた文学を読まずにいるのはとても残念な話だ。
    これは,こどもの本ではない。この本がほんとに楽しめるのは,思春期を過ぎてからだろう。
    続あしながおじさん(原題Dear Enemy~敵様へ)は,ジュディの学生時代の友だちサリーが主人公。これも手紙文で語られる話。社会に出てからの話だけにちょ

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    2009年11月29日
  • あしながおじさん

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    ごちそうさまでした!!
    これだよな、これだよな、ほんを読む楽しみってこれだよねえ。
    こんなの児童書じゃない。エブバデセー、スミスシツルハゲ。
    女子の夢が全部つまっている。アメリカ/かなり年上/金持ち/ばらのつぼみの花束/寮/カレッジ/プレゼント/牧場/ワッフル/ニューヨーク/小説家





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    2009年10月04日
  • あしながおじさん

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    キャンディキャンディもガラスの仮面もルーツはここじゃないのかな。少女が主人公であしながおじさん系の物語にはどうも弱い私。ギンガムチェックのシャツを私もよく着ていたのだ。

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    2009年10月04日
  • あしながおじさん

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    この画像はなじみがないので、ちょっとごにょごにょなんですが(笑)
    ギンガムチェックって何?から始まって、箱に入ったチョコレートにも憧れて(笑)
    夢と感動に何回涙したことでしょう!
    読み返すたびに青春を感じることが出来ます。

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    2009年10月04日