ウェブスターのレビュー一覧

  • あしながおじさん
    メールでのやり取りじゃなくて
    誰かと手紙で文通したくなる本だった。
    手書きの文章を郵送して時間をかけて届けることで想いや温かさがより伝わって来る気がした。
  • あしながおじさん
    1910年の作品とは思えない、現代に通じるアイロニー。所々で反語的な言い回しがあり、痛烈な欺瞞への批判と感じられるか、感じ悪いと一蹴するかのギリギリを攻めていると思う。
    最終章にておっと思うのも言わずもがなであるが、途中途中で『おじさん』サイドに感情を感じる不思議。
    懸命に書いたプロットを批判され、...続きを読む
  • あしながおじさん
    100年も前に書かれた話しなのに、現代の小説かと思えるほど、色褪せない素敵なストーリーでした。少女の生き生きとした毎日が、映像として目に浮かぶような描写に感心させられました。
  • あしながおじさん
    あしながおじさんの正体がまさかだった
    ぼんやりとも覚えていなかったからきちんと読み終えることが出来て良かった
    楽しい一冊
  • あしながおじさん
    読んだ気になっていたけど、そもそも小さい頃に読んで無かったのかもしれない。ジェルーシャが最初17歳なことに驚いた。

    そしてあしながおじさんとあだ名をつけるセンス。よすぎ。

    読んでいて絶対ジャーヴィスのこと好きになるし、ジャーヴィスも絶対ジュディのことが好きだと思ってわくわくしながら読んでいたから...続きを読む
  • あしながおじさん
    ああ、なんて気持ちのいいお話なんだ。
    展開はなんとなく想像できていたけど、そうなることをずっと待っていたので、最後は「やったー!」という気分!
    社会とジェンダーへの示唆に富んだ話でもありました。
  • あしながおじさん
    あしながおじさんの正体がいったい誰なのか、わくわくしながら読み進めた。
    ある人のご好意で暗い孤児院からやっと明るみにでて暮らせることになったその喜びが1枚、1枚の手紙に綴られる。少女の書くその手紙はなんとも美しくはつらつとしていて、文章全体をキラキラと輝かせている。
  • あしながおじさん
    子どもの頃はとっつきにくく敬遠していたが、初めて読んで非常におもしろかった。主人公である孤児の女の子は、卑屈な面がなく明るくポジティブに学生生活を送る。結末もさる事ながら安心して楽しめる。2019.6.27
  • あしながおじさん
    うーん。くらもちふさこ。
    ラブコメ...うん、ラブコメですね。悪くない。

    なんですが、僕はくらもちふさこさんのマンガは、結構好きです。
    そんなに読んでいませんが。「いつもポケットにショパン」「東京のカサノバ」「いろはにこんぺいとう」「A-Girl」「海の天辺」「千花ちゃんちはふつう」「百年の恋も覚...続きを読む
  • あしながおじさん
    孤児院で育ったジェルシャー。ある篤志家により大学に行かせてもらえるようになる。孤児院からも出て、大学の寮にはいり、普通の他の子たちと同じように学生生活をおくる・・・条件は、勉強をしっかりするのはもちろん、大学での生活を手紙にて報告すること、文才があるから作家になること。
    ジェルシャーは、はじめての普...続きを読む
  • あしながおじさん
    ・小さい頃、どこが面白いのか全くわからず、本当に退屈した本。こんなに心温まるラブストーリーだったなんて!!
    ・「あしなが育成会」といった団体もこの物語がきっかけ。
  • あしながおじさん
    初めて読んだ。
    ジュディかっこいい。
    女子に参政権のない時代だったのか。
    後半、おじさまがじたばたしてる感じがよい。
    今にも通じる大事なことが書いてあった。
    反省、反省。
  • あしながおじさん
    今まで読んだことがなかったので挑戦してみました。
    ちょっと前にピッピを読んでいて、同じような少女向けの児童小説かと思っていたのですが、
    自分には合っていたようで、とても読みやすかったです。
    中に載っている挿絵はナゾです。。
  • あしながおじさん
    よく言われることであるが、逆の視点から見ると読めたものではない。
    ただ主人公が自分の美しさを自覚するシーンなど、随所に溢れる瑞々しい描写が素晴らしい。
  • あしながおじさん
    名作を読んでおこうと、手に取りました。
    結末は有名なため「なるほどなるほど」と思いながら読みましたが、それを差し引いても面白く、どんどん読み進めました。
    これが戦前に書かれていたことが驚きです。
    アニメ版はジュディが若すぎるため、あしながおじさんが気持ち悪いと言われても仕方ない…と思いますが、原作は...続きを読む
  • あしながおじさん
    再読、懐かしかった。
    孤児院から大学へ行けることになって、周りにどんな人がいようと自分らしく過ごして自立していく姿が眩しかった。ワクワク感が強い。
    選挙権の話など、お堅い言葉じゃない形で風刺がきいていて、今この歳で再読してまた別の印象を持った。
  • あしながおじさん
    完訳ではないので注意。入門書としていいと思います。「おじさん」と訳しているところが、実はちょっと私的には評価が低いところ。今風にすると「おじさん」なのでしょうが、やはりここは「おじさま」と訳して欲しかったところ。
  • あしながおじさん
    この本は、主人公が、あしながおじさんに大学にいれてもらうことから始まります。
    主人公が、作文を書いていくのですが、とてもとても面白いことが、作文に載っています。
    たまには、悲しいお話などもありますが、元気いっぱいのジュデイです。


    主人公の名前は、ジュデイです。
  • あしながおじさん
    ジュディは幸せだと思う。孤児院の環境が嫌だと言っていたけれど、大学の友達や周りの人との人間関係もスムーズで、友達もたくさん出来ている。勉強もよくできる。文章も書く。孤児院の生活はそこまで悲惨じゃなかったと伺える。あしながおじさんは、本当は初めからジュディに一目ぼれして、大学にいかせようとしたのか。そ...続きを読む