あらすじ
「おじさんは背が高い、お金持ち、女の子嫌い、これしか知ってることがないんですもの! これからは『あしながおじさん』とおよびすることに決めました!」孤児院育ちのジュディーは、名を明かさない評議員の援助を得て、想像もしなかった大学生活を送ることに! 毎月おじさんに届けられる、ユーモアたっぷりの手紙たち。愛にあふれ、いきいきとつづられた、女の子文学の決定版!!【もくじ】あしながおじさん/解説 木村由利子/ジュディーのお菓子レシピ ファッジ/イラストレーターあとがき
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Posted by ブクログ
孤児院で育ったジェルシャー。ある篤志家により大学に行かせてもらえるようになる。孤児院からも出て、大学の寮にはいり、普通の他の子たちと同じように学生生活をおくる・・・条件は、勉強をしっかりするのはもちろん、大学での生活を手紙にて報告すること、文才があるから作家になること。
ジェルシャーは、はじめての普通の子との同じ毎日に喜びと感謝をもって篤志家に手紙を綴ります。ジェルシャーなんて名前は昔からきらいだったので、ジュディーとして、顔も名前も明かしてくれない篤志家のことを「あしながおじさん」と呼んで・・・。
ジュディーの明るくてつましくて、謙虚で、でもプライドもあって、頑張る姿が手紙を通して伝わってきます。
大学4年間ののち、
ラストには素敵なハッピーエンドも。
小学校の時、好きだった本。
新しい訳とイラストで、違和感も感じつつだけど、でも楽しめた。
実家においてある、昔の本も読みたくなります。
Posted by ブクログ
完訳ではないので注意。入門書としていいと思います。「おじさん」と訳しているところが、実はちょっと私的には評価が低いところ。今風にすると「おじさん」なのでしょうが、やはりここは「おじさま」と訳して欲しかったところ。