オチがぁ……ちょっと微妙だが、その直前までは素晴らしかったです。
同じ日を永遠とループして、自分一人だけが記憶を保持していて、毎回が初対面の人と、ループ脱出のために力を合わせる。でも彼女はその記憶を保持することは出来ない……。
無限ループに入った人間の、葛藤とか遣る瀬無い気持ちとかノイローゼになりそうな感じとか、孤独感とか途方も無い感じとか絶望感とか、よく書けていたと思う。 しかも視点がその協力者だっていうのがまた、いつもとは違った感覚で良かった。
ただまぁオチがちょっと……台無し感がひどいです。
オチを除けばとっても良い作品です。