静月遠火のレビュー一覧

  • 真夏の日の夢

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    倒壊寸前の8坪の家に7人の男女が軟禁状態で過ごすことに。半分過ぎても事件は起こらず、???となったが…動きがあった後は捻りに捻りまくった展開。ミスリードに面白いほど振り回されていたことに気づく。しかも最後の謎解きまで油断ならない。これはスゴイ!!

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    2025年06月09日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    彼が死んだこちらの世界。私が死んだあちらの世界。ふたつの世界を繋ぐ携帯電話。死の真相を探るふたり。
    「会えないふたり」という王道の状況設定が、パラレルワールドを用いて功を為し、切なさをつのらせる。
    謎解きのサスペンスも効いた青春物語の秀作。

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    2023年08月31日
  • 真夏の日の夢

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    年代的にもどストライクではまってしまいました(^o^;
    うる星、エヴァ、北斗な世代には読んで欲しいなぁー

    世代がはまってるのに、作者の思い通りに罠に引っ掛かってしまい、後半はアレ?えぇ!はぁ?な連続で、しーっかりと騙されました

    色んな事が起こるので飽きさせないし、ライトノベル的なミステリィでサクサク読めるのでお勧めです(^^)
    この作者の他の作品も読んでみよーと思える一冊でした

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    2021年10月06日
  • 真夏の日の夢

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    これは良い!読んでいる途中の期待値を遥かに上回ってくれる。
    序盤は勘ぐりすぎず、ちょっと退屈かなと思いつつさらっと読むのが正しいのかも。

    ここ覚えとけよ〜とばかりの伏線の張り方はどうせ大した回収されないので好みでないのだけど、この本においては全てが意味をもったミスリードやヒントで謎解きの際は何度も見返しながら楽しめました。
    特に1人の登場人物に関するどんでん返し?では、自分の想像していた世界が揺らぎまくる程衝撃を受けた…笑った

    読後は爽やかな雰囲気を出しつつじっとりと不安で嫌な感じ、まさに真夏の夢の様です。

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    2016年03月31日
  • R&R

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    書店でパステルカラーのカバーに一目惚れして購入しました。
    中身は一日を繰り替えすループ物。途中の感想は主人公 廻谷千瀬くんの記憶力に素直に凄いな…と思いました。イヤでも覚えてしまう程ループしたんだろうな、と
    ラストはまぁ予定調和といいますか、ご都合主義のような気もしますが私は好きな終わり方でした。
    なにより主人公の二人の名前が可愛いなーと。由来を聞いてうーんと思いましたが…謎解きのヒントになってますし連想させる名前じゃないとね 個人的にはもう一人の名前の方が好きです

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    2013年04月24日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    すごく良い話だなと思いました。あちこち出てくる伏線もちゃんと回収してるし、何よりラストの切なさがたまらないです。自分は、かずやって本当にいるのかなーとか、いるんだとしたらこの場面ではどんな気持ちなんだろうなど想像を膨らませながら読んでました。個人的にはかずや視点での話も読んでみたいな!

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    2013年01月13日
  • R&R

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    同じ日を何度もめぐる主人公の名前が廻谷。
    協力してくれるヒロインとは繰り返しの今日で出会うから、次回の今日にはまたはじめましてから。
    廻谷くん強い。
    彼からの手紙には涙腺崩壊ものだったのに。
    良い結末だったが、涙を返してくれ。

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    2012年12月05日
  • R&R

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    オチがぁ……ちょっと微妙だが、その直前までは素晴らしかったです。  
    同じ日を永遠とループして、自分一人だけが記憶を保持していて、毎回が初対面の人と、ループ脱出のために力を合わせる。でも彼女はその記憶を保持することは出来ない……。  
    無限ループに入った人間の、葛藤とか遣る瀬無い気持ちとかノイローゼになりそうな感じとか、孤独感とか途方も無い感じとか絶望感とか、よく書けていたと思う。  しかも視点がその協力者だっていうのがまた、いつもとは違った感覚で良かった。    
    ただまぁオチがちょっと……台無し感がひどいです。  
    オチを除けばとっても良い作品です。

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    2012年11月16日
  • 真夏の日の夢

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    してやられたー!  
    お見事!  
    面白いミステリーだった。  
    面白い青春小説でした。  
    上手いなぁと唸らされます。

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    2012年11月13日
  • 真夏の日の夢

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    ネタバレ

    すごい話です。なんかもう、すごいしか出てこないけど、すごい。男女逆転には最後まで気づけなかった・・・!龍之介先輩がかわいくて大変です。レイには噴いたwww なんやかんやでいちばん怖いのはこいつなのかぁ、と表紙絵を見ながら呆然とした思い出。もう一回読み直してみたいな。

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    2012年11月08日
  • R&R

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    ネタバレ

    最初この本を手に取ったのは、内容に惹かれたからです。
    一日がリピートされていることに気づいた少年と、気づいていない少女が主人公です。
    同じ会話が繰り返されたり別の会話がくり広げられたりするのですが、テンポがすごく良くて止まることなく当作品を読み終えました。
    一言でいえば、面白い。
    予想よりも少し斜め上の展開になり、シリアスかと思いきやまさかの最後にどんでん返し。ラブコメでした。
    イラストも素敵で内容も満足のいくものだったので、評価は星5つ。

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    2012年10月22日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    よくできていた。中盤以降、着々と真相に近づき辿り着いて問い詰めて追われて一件落着して……。
    緊迫感が伝わってきてドキドキハラハラしながら読み進めた。
    不運で不幸だったとしか言えない事件。
    好奇心と悪意によってもたらされた事件。
    せめて……彼女の将来に幸福を。

    ――この切なさともどかしさが、堪らない。

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    2012年08月21日
  • R&R

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    数あるループものと言われる作品がある中で、この作品は主人公以外のキャラクターがループ(リピート)していて、主人公はループに気づいていないという設定に惹かれて購入。

    読み始めたら、止まらなくて一気に読み終えてしまった。いろんな行動によって、様々なところに影響があって面白かった。

    序盤の大庭久太郎とか、ほむほむとか梨花ちゃんの名前が出てきた時はにやりとさせられたw

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    2012年08月13日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    いつなくなるかわからない脆い繋がりでの二人のやりとりがすごく切なく感じました。触れることも、会うこともできないで、ただもどかしかったです。いつか、二人の世界が交わってほしい、無理だとわかってても願わずにはいられない。

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    2009年10月07日
  • 何かの家

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    「一人で入ると何者かに入れ替わられる家」では何が起きていたのか。
    システムはホラーですが内容はミステリで、いい塩梅に融合されてましたね。
    私が登場人物の名前を覚えられないせいでこれ誰だっけ?が多発してしまったのが申し訳なかったですが、『何かの家』というタイトルは痺れました。

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    2025年11月18日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    やけに展開が分かると思ったら再読だった。
    死んだはずの想い人から電話があり、死んだのは自分だと告げられる。

    お互いが死んだパラレルワールドと電話でつながるラブストーリー。
    殺人犯に追われる相手が別世界で助けに行けないというのは手に汗握る。

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    2025年09月07日
  • 何かの家

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    ネタバレ

    一章でさらっと家の名前が変わったところで、「うわこれ面白い!!」と鳥肌。一章だけの短編ホラーでも十分なくらいです。でも最後まで読むとまた違う面白さがあります。
    …ですが、ところどころ分かりづらい…!家の特性に関する部分は前述のとおりそれが面白さの根幹にあるのですが、白乃の存在や冬馬の入れ替わりの部分をもう少し丁寧に描写してあると文句なしの★5つでした。特に白乃が誰なのかを匂わせている部分(多分白乃がずっと冬馬を好きだった理由でもある)は、説明が足りなくてもったいない!!というのが正直な感想です。

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    2024年10月04日
  • 何かの家

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    「ひとりで入ると中にいるものと入れ替わってしまう家」を軸に進むホラー(特殊設定)ミステリ。
    入れ替わりが頻繁に起こるのでややこしく「これがこうなって、いまは……」となるがそれが楽しい。三人のきょうだいが仲良しなのできょうだいモノ好きな身としては加点要素。
    正直読み取れていない部分(入れ替わり、結末)がありそうな気がするが充分に楽しい作品でした。

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    2024年08月30日
  • 真夏の日の夢

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    ネタバレ

    前半は、学生たちの青春小説風で、
    いつの間にか事件が起こってバタバタと。

    細かいところで巧妙にすかしてくる。

    みんなに配ったものが
    原因だろうと思っていたけど、
    金額がそれほどでもなかったり、
    レイのミスリードだったり。
    ※結構最後の方まで小柄で無口の方と騙されてました

    先輩も、だいぶ後半までわからなかった。

    普通のミステリーなら、
    アパートの平面図を載せるところを
    あえて載せなかったり
    作者も苦労したと思います。

    面白かったけど、星5までではないかな。
    でも、人にお勧めはできるので
    興味があるかたは是非

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    2024年01月05日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    SF設定を謎解き、恋物語、どちらにも効果的に使った作品。切ない消失感、楽しく進む謎解き、残酷な真実。平行世界ものとして二本軸で作られているストーリーは切なく見事。

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    2018年06月19日