静月遠火のレビュー一覧

  • パララバ ―Parallel lovers―

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    好きな人に好きと言えるから、生きていることは尊いんだな。パラレルワールドの恋人未満な高校生男女。一見SFのようだが設定としてあるだけで科学考証はなされない。でもそれを「会えない理由」にしているのが面白い。2人が、それぞれの世界で協調して、それぞれ世界で死んだお互いの謎を解いていく過程と、そこで葛藤する心情描写が良くできている。ミステリーとしてだと詰めが甘いが、青春小説としては素晴らしいまとめかただと思う。思いを伝えられないことは現実に多いが、伝えられる機会があることに感謝したくなる。

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    2016年03月21日
  • ボクらのキセキ

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    重すぎず軽すぎず。テンポよく、さらっと読めて楽しめた。こういう本を、せめて一冊常に手元においておきたい。

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    2016年03月04日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    ネタバレ

    パラレルワールドをうまく使っていたところと、伏線をうまく回収していたところが面白かった。真相は薄々わかっていたものの、最後まで一気に読めた。

    ハッピーエンドが好きな自分としてはご都合主義が起きて欲しかったような気もするけど、これはこれでよかったかも。

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    2015年06月16日
  • R&R

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    最初はなにがなんだかで。どう話を展開させるのかと思ったが、段々と引き込まれていった。
    終盤のどんでんかえしに驚いていると最後にもういっかい返しが。。。
    おもしろかった

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    2013年10月25日
  • R&R

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    ネタバレ

    ・感想
    廻谷千瀬は高校一年生。何事もなくGWを終えようとしたのに異変が起こります。朝、目が覚めたら5月6日になっていて、それからずっとずっと時は進まず「今日」のまま。「今日」と言う日をずっとリピートし続けてしまいます。
    そんな中、百音さんだけは千瀬の話に耳をかたむけてくれます。どうやったら「今日」という日のループから抜け出せるのか、今回の「今日」をどうやって過ごすのか、結末はあるのか、先が気になって一気に読めます。面白かったです。

    ・作品紹介
    「BOOK」データベースより
    ゴールデンウイーク明けの5月7日、廻谷千瀬は久しぶりに学校へ行こうとしていた。しかしふと気がつけば、今日は昨日過ごしたは

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    2012年08月06日
  • R&R

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    千瀬の心情の変化を、行動の描写で細かく追っていて、千瀬のモノローグとかなくても、心情が伝わってくるのがすごく良かった。
    おもしろかったです。

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    2012年07月25日
  • 真夏の日の夢

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    これは上手い。前半のんびり大学生の青春モノっぽいのが、事件が起きた途端に怒濤の展開。でもきちんと伏線は前半からちりばめてたのか!と、久しぶりに解決編読みながらテンション上がりました。ドンデン返しがばっちり決まってましたね!
    矮小住宅かつボロ家に学生7人、外へ出てはいけない心理学の実験なんて、「新本格」的なノリが好きな人にはたまらない設定ですね(笑)

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    2011年11月22日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    ネタバレ

    切ないジュブナイル小説でした。
    高校生の頃読んでおきたかったなあ。
    ラストは設定上こうなるしかなかったとは言え、結構悲しかったです。
    かずやくん…すきですした(ほろり)

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    2011年08月16日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    パラレルラバーズという題名にふさわしい作品。
    同じ時同じ場所なのに、
    そこに一緒にいられないという描写が切ない。
    ミステリーとしてもそこそこ面白いと思う。
    電撃文庫の「タイムリープ」に影響された部分もあるとあとがきで語っていたので、
    この手の話が好きな人は読んでみるといい。

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    2011年04月03日
  • 真夏の日の夢

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    一ヶ月の間、建物から一歩も出ない、という心理学部の実験に参加する事になった演劇サークルのメンバーたち。しかし、6日目にメンバーの一人が忽然と姿を消して……。
    前半のスローテンポでお気楽な雰囲気がメンバーの失踪事件以降は一転、謎が謎を呼ぶ展開に一気に物語に引き込まれる。
    終盤の怒涛のごとき伏線回収、ドンデン返しの連続もお見事。

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    2011年03月13日
  • ボクらのキセキ

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    パララバを読んで気に入り、待ち望んだ新作が出ていると知り購入。パララバ同様インパクトはないが、繊細で切ない感じがいい。

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    2010年07月05日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    主人公の独り言のようなツッコミが面白かった!
    物語やその背景も魅力的。ただ主人公の友達がよく出てくるわりに影が薄い。
    中山さんはいいんだけど、理緒ちゃんってどんなキャラかすぐ忘れて何回か読み直しました。
    あとオチもちょい弱い。なぜ携帯電話がつながったか、向こうの世界はそのあとどうなったかが謎のままです。
    まあその謎を読み終わったあとに想像するのも楽しみ方のひとつだけど。
    ただSF的な恋愛小説が読みたい人には間違いなくオススメです。

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    2010年02月17日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    平凡な高校生・綾は友人以上の存在である一哉を事故で突然失う。しかし死んだはずの彼から電話がかかってきて――みたいな話です。電話で繋がる恋人未満の男女――という設定から乙一の某作品を連想し、てっきりめちゃくちゃ切ない系の話かと思ってたのですが、この話のメインはミステリーでした。一哉は殺されたのではないか、アヒルの人形の呪い、級友の不可解な言動…と気になる謎が散りばめられてます。この話は果たしてミステリー?ホラー?それともファンタジー?とどういう結末がくるのか途中まで予測できませんでした。しかし結末はいたって現実的。ハッピーエンドにならないであろうことは設定からいってわかっていたことでしたが、電車

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    2011年07月16日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    新人の作品。
    『タイム・リープ』をリスペクトしてるだけあって面白い!
    王道的な展開だが一気に読めた。

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    2009年10月04日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    哲学の次はどっからどう見ても、一分の隙もなくライトノベルです
    我ながら振り幅のエグい本棚ですな( ゚Д゚)y─┛~~

    本作は山本弘さんの『BISビブリオバトル部』シリーズで主人公が激推ししていたので読んでみましたよ

    いやー電撃文庫やなー

    いわゆるパラレルワールドものなんですな

    高校生の女の子綾の楽しみは、別の高校に通う一哉との毎日の電話
    恋人未満のふたりですが、ある日一哉は事故で亡くなってしまいます
    一哉の通夜から帰ってきた綾に、なんと一哉から電話が!
    その一哉はパラレルワールドの一哉で、しかもあちらの世界では綾が殺されていると言うのです

    こっちの世界では男の子が死んでいて、あっちの

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    2025年09月04日
  • 何かの家

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    その《家》には"決して一人で中に入ってはいけない。"という約束事がある。 最初はラノベっぽい登場人物に辟易してしまったけど、ぐいぐい読ませる展開に一気読み。
    ちょっと頭がこんがらがりそうになりながらも非常に楽しめました。 ただ、ラスト丸投げの謎、一応この人かな?ってのはわかったけど、無理があるような…

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    2025年03月19日
  • 何かの家

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    ホラーなのかミステリーなのかパズルなのか。
    家に入りかくれんぼをすると、入ってきた人に成り代われる不思議な家。
    中身も外見も変わるのに、周りから別の人と認識される。書き換えられるというのだろうか。個人が変わるだけならばと思ったけれど、自分を全く別の人ととして接せられることが怖いのか、自分ではない人を自分として接している周囲が怖いのか、何が怖いのかはよくわからない。
    ただ○○の家と作中で出る単語が、人が入れ替わった途端名前が変わり、主人公も含めそれを当たり前のように会話で使うことにゾクリとする。
    最後のパズルのような展開は目まぐるしすぎて理解するまでに時間がかかり、最後も感動的な展開を匂わせそう

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    2025年02月05日
  • 何かの家

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    ホラー小説かと思ったが怖くなくミステリー色が強いから楽しめた!

    ある条件で『何かの家』に入れ替わりで囚われる事になる設定は良かった!

    しっかり練られてるがやや複雑だったのが残念でした!個人的にジョジョの第四部の鉄塔のエピソードを思い出した(笑)

    最後のある人物の謎にモヤモヤ。

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    2024年11月02日
  • 真夏の日の夢

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    ネタバレ

    ライトな文体でサクサク読み進められた

    仮想宇宙船での治験という設定は面白かったが、読み終わってみたらあまり効いてなかったかな

    Wの性別誤認トリック、探偵役が犯人、小ネタが直接的な大ヒント

    ギミックの数と規模は足りてるけどなんせ文章が軽い

    真相を明かされてもふーんで終わってしまった

    綾波レイと北斗の拳レイ いいね
    龍之介 うーむ

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    2023年12月27日
  • 真夏の日の夢

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    とても読みやすかったです。

    事前情報収集なしで読み始めたので序盤はこれ苦手なやつかもと思いましたが、中盤からはあ、これ好きなやつだとなりました笑

    1つのトリックには気づけましたが、まさかもう一つトリックがあったとは笑

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    2023年10月13日