静月遠火のレビュー一覧

  • 真夏の日の夢

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    ネタバレ

    見事に作者の読み通りに思考が持ってかれてたな〜自分。
    ただ読むだけじゃなくてもう少し考えながら読もうと思った(っ`ヮ´c)

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    2023年11月22日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    山本弘の『世界が終わる前に』のビブリオバトルで紹介されていたので興味を持った。

    乙一の『Calling You』を思い出した。
    時間的・空間的に離れた相手と電話でつながってしまう話だ。

    本作では、綾の世界では一哉が死んでしまい、一哉の世界では綾が死んでしまっているが、二人の間では電話がつながってしまう。
    それぞれの死には不可解な点があり、その真相を探ろうとする。

    全体としては、電撃大賞金賞なだけあって、よくまとまっている。
    似たような世界にいて、同じ場所に立っているはずなのに相手がいないせつなさの描写もうまい。

    でも、せっかくパラレルワールドを扱うなら、だんだんと2つの世界のズレが広が

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    2020年10月07日
  • 真夏の日の夢

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     僕にとって龍之介先輩がどのくらい大切な存在かなんて、説明する必要はない。
    「警察が来る前でしたら、僕もいくらでも協力しました。ですが手遅れです。それに、もう秋公演は中止が決定しましたから、あなたが逮捕されようがどうしようが、もう関係がない」
    (P.270)

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    2016年03月29日
  • R&R

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    メディアワークスはなかなか…作家さんも作品も、………。ってなるものが多くてあらすじが面白そうでも買わなくなっていたのですがこの作品はラストまでちゃんとやり切られていて、すごく良かったです。またこの人の作品が読みたいと思いました。

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    2013年12月15日
  • ボクらのキセキ

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    拾った携帯を使って、適当に番号を押して悪戯電話。
    まさかそれが己の身に返ってくるとは…。

    因果応報、の一言で終了できる出会い(?)です。
    とはいえ、まさかその内容が本当になるとは思いませんし。
    そして賃貸恐ろしい! と思ってしまう内容でした。
    ただ今賃貸に住んでいる方は、ここ大丈夫? と
    心配してしまうかも知れません。

    しかし妹。
    身内をかばいたいのは分かります。
    が、かばえる…というか、もみ消せるレベルを超えてます。
    せめて火の前に止めていれば、いけたかも知れませんが。

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    2013年01月11日
  • R&R

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    同じ一日を繰り返す、そのループから抜け出すために試行錯誤を繰り返す主人公、という、よくある話。

    終盤、所々に張られていた伏線が回収されていく辺りはワクワクしましたし、正解だと思っていた答が実は……なところも良かった。
    ただ、真相はちょっと無理があるかなぁという印象です。

    この作者の著作は全部読んでますが、「超常現象」と「単なる偶然」の境目の曖昧さを描くのが上手いなと思います。

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    2012年08月05日
  • ボクらのキセキ

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    とても良い青春の一冬の物語でした。
    ファンタジックなのかなと思っていたけどそんなことは無かった。
    とても等身大で、ひたむきで、まっすぐで、一所懸命な男の子の話。
    面白かった。

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    2012年07月27日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    ネタバレ

    最初から最後まで主人公カップルが出会わないまま終わる
    タイムリープに影響を受けたとあとがきにあるが、たしかに先輩の存在ほか色々なところでなんとなくあの作品を思い出した

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    2012年06月25日
  • 真夏の日の夢

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    なかなかよかった。
    伏線を貼りながら、物語を紡ぎ落とす。
    きちんとしたミステリーでした。
    ただ、叙述トリック必要だったの?

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    2012年05月02日
  • ボクらのキセキ

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    未来からの電話でその通りになってしまう。という始まりは面白かった。
    テンポはいいんだけど、読んでいくうちに探さなくても他にもたくさんありそうな内容だな~。って思っちゃった。

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    2012年01月25日
  • ボクらのキセキ

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     設定は大変魅力的で、ヒロインも可愛らしく、主人公はややウルサい嫌いがあったけれど、従兄弟くんが上手くそれを中和していて、なかなか楽しく読める作品だった。そもそも「予言」は嘘だと告げようとしたり、或いは現実になり始めた「予言」を防ぐために駆け回るも、実際に事件は起き続けて、ヒロインは自分が多重人格じゃないかとの疑いを抱き……という下りはミステリ的にもとてもわくわくした。のだけど、落としどころがちょっとありがちで、そのことが評価を大きく下げている。
     もちろん、それに至る過程で何らかの推理を働かせる余地があったり、伏線が繋がっていたりすれば話は別なのだけど、それっぽいものはひとつしか無く、それす

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    2011年09月25日
  • ボクらのキセキ

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    僕はちょっとした嘘をついた。
    僕らはちょっとしたいたずらで、「面白い遊びをした」程度にしか感じていなかったんだ。

    それが、君に会ったことで、こんな事態になるとは、考えもしなかったんだ。
    できるなら、今すぐ謝りたい。許して欲しい。

    ・・・感想・・・
    上記の説明は言い過ぎかも(^^;)
    初めは、面白かったんだけど、最後はダレてきた。しかも、ずっと役名で行動を説明していたのに、1行だけ、「彼」「彼女」表記に変わってたし。間違いなのか、わざとなのか・・・

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    2011年06月21日
  • ボクらのキセキ

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    ネタバレ

    電撃文庫で「パララバ」を書いた人の本であることに、買ってから気付いた。「パララバ」でいうパラレル・ワールドのような不思議要素があるまま物語が進むのかと思ったら、ものすごい現実的な真相に着地した。えー、そんなオチかい。

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    2011年05月28日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    “「綾……俺はさ、もう綾に死んでほしくないんだよ。せっかく生きてる綾と話ができた、それだけで嬉しいんだ。綾にはさ、俺のことなんて忘れて幸せになってほしいんだ」
    「なんでそんなこと言うのよバカバカバカバカ!!一哉がいないのに!一哉がいないのに一哉がいないのに一哉がいないのにどうやって幸せになれるって言うのよ!私は一人でも犯人を捜す、一哉の力なんか借りなくても絶対捜す!」
    「無駄だってのがどうしてわからないんだよ!」
    「無駄って何、一哉に私の何がわかるの!?私に何が必要で何が無駄かあなたにわかるって言うの!?」
    「もういい、勝手にしろ!」
    「言われなくたって勝手にするわよ!」
    思い切り乱暴に通話を

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    2010年10月22日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    パラレルワールドにいる2人が電話をしながらお互いの死んだ理由を探すというストーリー
    恋愛でありミステリーでSFでもあるような感じ
    読後感はなかなかよかったです
    パラパラと読んでしまったが、じっくり読みたい話

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    2010年07月27日
  • ボクらのキセキ

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    テンポ良く進む話は読み易く、どうなるのかな?と先が楽しみでした
    後半の種明かしは少し強引さを感じました

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    2010年04月13日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    パラレルワールド。
    実はホラーなんじゃないかとビクビクしながら読んだが(笑)、普通のほんわか話だった。
    しかし、ほんわかならハッピーエンドにしてほしかったなぁ。
    バッドじゃないけど。

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    2009年10月26日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    先が読めちゃう展開。でも、最後まで飽きさせない構成が魅力的。
    謎が解けていく様は本当に面白かった。

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    2009年10月04日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    ラノベというより少女小説。昔読んだピンク色の背表紙の少女向け小説を読んでいたときの感覚を思い出させる。心が洗われるような清涼感。内容は帯に書いてある「もういない彼氏と電話だけで繋がっているせつなさ」よりも、「彼、私の死因をつきとめる」ことのほうがメインになっていて、恋愛小説というよりはミステリーな感じ。著者が女性だからか、女の子の文化や気持ちの変化をよく理解している。この人の本がまた出たら買いたいな、と思わせる

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    2009年10月04日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    電撃大賞っていうラジオがきっかけで読み始めた電撃文庫。15回の受賞作の中で好みそうなやつ買ってみた。ちょっとぐっとくるものが少なかった、ような。登場キャラが少し弱い気がして感情移入しきれなかった。けど綺麗にまとまってて良かった。

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    2011年07月15日