静月遠火のレビュー一覧

  • 何かの家

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    ネタバレ

    んー???混乱。
    取って代わられてしまう設定は何とも言えない怖さがあるけど、最終的には何でもありすぎてコメディのようだった。

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    2025年12月18日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    哲学の次はどっからどう見ても、一分の隙もなくライトノベルです
    我ながら振り幅のエグい本棚ですな( ゚Д゚)y─┛~~

    本作は山本弘さんの『BISビブリオバトル部』シリーズで主人公が激推ししていたので読んでみましたよ

    いやー電撃文庫やなー

    いわゆるパラレルワールドものなんですな

    高校生の女の子綾の楽しみは、別の高校に通う一哉との毎日の電話
    恋人未満のふたりですが、ある日一哉は事故で亡くなってしまいます
    一哉の通夜から帰ってきた綾に、なんと一哉から電話が!
    その一哉はパラレルワールドの一哉で、しかもあちらの世界では綾が殺されていると言うのです

    こっちの世界では男の子が死んでいて、あっちの世界では女の子が死んでるって
    おい!
    おいおい!
    なんて悲しい設定考えつくんや!
    こんな悲しいパラレルワールドやめてあげて!

    そして、最後までがっつりライトノベルでした
    うん、さらっとは読めた

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    2025年09月04日
  • 何かの家

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    その《家》には"決して一人で中に入ってはいけない。"という約束事がある。 最初はラノベっぽい登場人物に辟易してしまったけど、ぐいぐい読ませる展開に一気読み。
    ちょっと頭がこんがらがりそうになりながらも非常に楽しめました。 ただ、ラスト丸投げの謎、一応この人かな?ってのはわかったけど、無理があるような…

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    2025年03月19日
  • 何かの家

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    ホラーなのかミステリーなのかパズルなのか。
    家に入りかくれんぼをすると、入ってきた人に成り代われる不思議な家。
    中身も外見も変わるのに、周りから別の人と認識される。書き換えられるというのだろうか。個人が変わるだけならばと思ったけれど、自分を全く別の人ととして接せられることが怖いのか、自分ではない人を自分として接している周囲が怖いのか、何が怖いのかはよくわからない。
    ただ○○の家と作中で出る単語が、人が入れ替わった途端名前が変わり、主人公も含めそれを当たり前のように会話で使うことにゾクリとする。
    最後のパズルのような展開は目まぐるしすぎて理解するまでに時間がかかり、最後も感動的な展開を匂わせそうにしているのに楽しめない。

    0
    2025年02月05日
  • 何かの家

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    ホラー小説かと思ったが怖くなくミステリー色が強いから楽しめた!

    ある条件で『何かの家』に入れ替わりで囚われる事になる設定は良かった!

    しっかり練られてるがやや複雑だったのが残念でした!個人的にジョジョの第四部の鉄塔のエピソードを思い出した(笑)

    最後のある人物の謎にモヤモヤ。

    0
    2024年11月02日
  • 真夏の日の夢

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    ネタバレ

    ライトな文体でサクサク読み進められた

    仮想宇宙船での治験という設定は面白かったが、読み終わってみたらあまり効いてなかったかな

    Wの性別誤認トリック、探偵役が犯人、小ネタが直接的な大ヒント

    ギミックの数と規模は足りてるけどなんせ文章が軽い

    真相を明かされてもふーんで終わってしまった

    綾波レイと北斗の拳レイ いいね
    龍之介 うーむ

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    2023年12月27日
  • 真夏の日の夢

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    とても読みやすかったです。

    事前情報収集なしで読み始めたので序盤はこれ苦手なやつかもと思いましたが、中盤からはあ、これ好きなやつだとなりました笑

    1つのトリックには気づけましたが、まさかもう一つトリックがあったとは笑

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    2023年10月13日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    山本弘の『世界が終わる前に』のビブリオバトルで紹介されていたので興味を持った。

    乙一の『Calling You』を思い出した。
    時間的・空間的に離れた相手と電話でつながってしまう話だ。

    本作では、綾の世界では一哉が死んでしまい、一哉の世界では綾が死んでしまっているが、二人の間では電話がつながってしまう。
    それぞれの死には不可解な点があり、その真相を探ろうとする。

    全体としては、電撃大賞金賞なだけあって、よくまとまっている。
    似たような世界にいて、同じ場所に立っているはずなのに相手がいないせつなさの描写もうまい。

    でも、せっかくパラレルワールドを扱うなら、だんだんと2つの世界のズレが広がっていって、それを上手く使うような謎解きだと面白かったかも。
    こっちの世界では通れない道が、あっちの世界では通れるとか。
    本作では、基本的に2人とも同じ行動をとるので、答え合わせをしてズレを認識するだけにとどまっているので、もったいない気がする。
    でもそれも悩みものか。
    実際のラストでは急にズレが出てきて、二つの世界の変化に焦ったし。

    ところで、二つの世界に分岐する原因は何だったんだろう?
    描写あったかな。

    恋愛の面から見ると、あんな別れ方ではなくて、二人がそれぞれの世界で前を向いていけるような、決意を固める瞬間があってもよかったのではないか。

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    2020年10月07日
  • 真夏の日の夢

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     僕にとって龍之介先輩がどのくらい大切な存在かなんて、説明する必要はない。
    「警察が来る前でしたら、僕もいくらでも協力しました。ですが手遅れです。それに、もう秋公演は中止が決定しましたから、あなたが逮捕されようがどうしようが、もう関係がない」
    (P.270)

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    2016年03月29日
  • R&R

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    メディアワークスはなかなか…作家さんも作品も、………。ってなるものが多くてあらすじが面白そうでも買わなくなっていたのですがこの作品はラストまでちゃんとやり切られていて、すごく良かったです。またこの人の作品が読みたいと思いました。

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    2013年12月15日
  • ボクらのキセキ

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    拾った携帯を使って、適当に番号を押して悪戯電話。
    まさかそれが己の身に返ってくるとは…。

    因果応報、の一言で終了できる出会い(?)です。
    とはいえ、まさかその内容が本当になるとは思いませんし。
    そして賃貸恐ろしい! と思ってしまう内容でした。
    ただ今賃貸に住んでいる方は、ここ大丈夫? と
    心配してしまうかも知れません。

    しかし妹。
    身内をかばいたいのは分かります。
    が、かばえる…というか、もみ消せるレベルを超えてます。
    せめて火の前に止めていれば、いけたかも知れませんが。

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    2013年01月11日
  • R&R

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    同じ一日を繰り返す、そのループから抜け出すために試行錯誤を繰り返す主人公、という、よくある話。

    終盤、所々に張られていた伏線が回収されていく辺りはワクワクしましたし、正解だと思っていた答が実は……なところも良かった。
    ただ、真相はちょっと無理があるかなぁという印象です。

    この作者の著作は全部読んでますが、「超常現象」と「単なる偶然」の境目の曖昧さを描くのが上手いなと思います。

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    2012年08月05日
  • ボクらのキセキ

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    とても良い青春の一冬の物語でした。
    ファンタジックなのかなと思っていたけどそんなことは無かった。
    とても等身大で、ひたむきで、まっすぐで、一所懸命な男の子の話。
    面白かった。

    0
    2012年07月27日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    ネタバレ

    最初から最後まで主人公カップルが出会わないまま終わる
    タイムリープに影響を受けたとあとがきにあるが、たしかに先輩の存在ほか色々なところでなんとなくあの作品を思い出した

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    2012年06月25日
  • 真夏の日の夢

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    なかなかよかった。
    伏線を貼りながら、物語を紡ぎ落とす。
    きちんとしたミステリーでした。
    ただ、叙述トリック必要だったの?

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    2012年05月02日
  • ボクらのキセキ

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    未来からの電話でその通りになってしまう。という始まりは面白かった。
    テンポはいいんだけど、読んでいくうちに探さなくても他にもたくさんありそうな内容だな~。って思っちゃった。

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    2012年01月25日
  • ボクらのキセキ

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     設定は大変魅力的で、ヒロインも可愛らしく、主人公はややウルサい嫌いがあったけれど、従兄弟くんが上手くそれを中和していて、なかなか楽しく読める作品だった。そもそも「予言」は嘘だと告げようとしたり、或いは現実になり始めた「予言」を防ぐために駆け回るも、実際に事件は起き続けて、ヒロインは自分が多重人格じゃないかとの疑いを抱き……という下りはミステリ的にもとてもわくわくした。のだけど、落としどころがちょっとありがちで、そのことが評価を大きく下げている。
     もちろん、それに至る過程で何らかの推理を働かせる余地があったり、伏線が繋がっていたりすれば話は別なのだけど、それっぽいものはひとつしか無く、それすらもわざわざそこからたどり着かなくても、現実的に考えたらまずそこを疑うよね、といった内容だったりで推理と呼ぶにはいささか貧弱だと感じられたのも痛い。
     最後の犯人との対決はリアリティがぶっ飛びすぎていたり、主人公の思考回路について行けなかったりで、どうにも乗り切れず結果として僕の中では評価を下げる要因となってしまった。
     素材は良かったので、多少ファンタジックな要素を入れてミステリとしてまとめた方が良かったんじゃないかなと、そう思った作品だった。

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    2011年09月25日
  • ボクらのキセキ

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    僕はちょっとした嘘をついた。
    僕らはちょっとしたいたずらで、「面白い遊びをした」程度にしか感じていなかったんだ。

    それが、君に会ったことで、こんな事態になるとは、考えもしなかったんだ。
    できるなら、今すぐ謝りたい。許して欲しい。

    ・・・感想・・・
    上記の説明は言い過ぎかも(^^;)
    初めは、面白かったんだけど、最後はダレてきた。しかも、ずっと役名で行動を説明していたのに、1行だけ、「彼」「彼女」表記に変わってたし。間違いなのか、わざとなのか・・・

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    2011年06月21日
  • ボクらのキセキ

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    ネタバレ

    電撃文庫で「パララバ」を書いた人の本であることに、買ってから気付いた。「パララバ」でいうパラレル・ワールドのような不思議要素があるまま物語が進むのかと思ったら、ものすごい現実的な真相に着地した。えー、そんなオチかい。

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    2011年05月28日
  • パララバ ―Parallel lovers―

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    “「綾……俺はさ、もう綾に死んでほしくないんだよ。せっかく生きてる綾と話ができた、それだけで嬉しいんだ。綾にはさ、俺のことなんて忘れて幸せになってほしいんだ」
    「なんでそんなこと言うのよバカバカバカバカ!!一哉がいないのに!一哉がいないのに一哉がいないのに一哉がいないのにどうやって幸せになれるって言うのよ!私は一人でも犯人を捜す、一哉の力なんか借りなくても絶対捜す!」
    「無駄だってのがどうしてわからないんだよ!」
    「無駄って何、一哉に私の何がわかるの!?私に何が必要で何が無駄かあなたにわかるって言うの!?」
    「もういい、勝手にしろ!」
    「言われなくたって勝手にするわよ!」
    思い切り乱暴に通話を切ると、とたんに辺りが静かになった。
    私は涙を拭こうとして、片手にお菓子を握りしめたままだったことに気がついた。強く握りすぎて、月はほとんどバラバラになってしまっていた。
    ティッシュの上に粉が落ちて、そのたびに胸が痛くて。
    床に叩きつけようと振り上げた携帯を、そっとクッションの上に置いて、そして私は思い切り泣いた。”

    綾の世界で一哉が事故死した。
    だけど、通夜の晩を境に、彼女は所謂パラレルワールドの一哉と接点を持つことに。
    一哉の世界では綾が誰かに殺されていた。
    唯一の繋がりである携帯電話の通話を頼りにこっちの彼と向こうの彼女を殺した犯人を探す二人が見つけた真実とは。

    「あ」と思わず呟いてしまうようなあっけない終わり。
    後悔するにはあまりに遅すぎて、今まで続いてきた魔法が、一本の細い糸がぷっつりと切れてしまう感覚。
    虚のような衝撃と、遅れて追いつく思考が終わりを告げてくる。
    うー。
    これは泣ける。各章の題名にも。
    全ての章が綾視点だったため、「綾が自分で自分に描いていた夢のような現実逃避の作り話」と笑われてしまいそうな。
    だけど、その考えには「綾がラメルと知り合えた理由」が穴を開ける。
    それが、少し救われる。
    向こうの一哉は一哉であって一哉ではない。
    綾が向こうと途切れたときにこっちの一哉と向き合う展開は良かった。

    ピヨホワイト。風邪薬。パラサイト。
    複数のキーワードが繋がってひとつの答えを導き出す瞬間が良かった。
    あと、二人が逃げる時の臨場感とか。
    イラストも素敵。

    “その笑顔を見て、涙がこぼれそうになった。ああ、なんでだろう、すっかり忘れていた。
    「そう、ですよね」
    <こっち>の一哉には、お通夜の日以来会いに行っていなかった。
    <こっち>の一哉、私と同じ世界の一哉。私はどこかで彼の死を認めていなかったのかもしれない。仇をとると、彼のためだと言いながら、ずっと目をそらしていた。
    「ラメルさん」
    「ん?」
    「今日だけ、泣いてもいいですか。明日からは元気になりますから」
    彼女は長い髪を横に払うと、不思議そうな顔をした。
    「別に今日に限定せねばならん理由もないだろう。泣きたければいつでも泣けばよい」
    信号が点滅する。そうですねと言う代わりに、携帯電話を握りしめた。
    そうだ、明日も泣いて、明後日も泣いて。
    そしていつかまたこの電話が鳴ったときに、笑って話すことができればそれでいい。
    今はまだ、その決意を口に出すこともできなかったけれど。”

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    2010年10月22日