會川昇のレビュー一覧

  • UN-GO 因果論

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    素晴。
    アニメ版『因果論』を見た後で読むと、唐突と思えたあれやこれやのウラが見事につながってくる。

    やはりアニメのキャラというのは、文章に置き換えてみるとなかなかに情報過多なものなのね。比較的読みやすい文章の中で、そこが唯一ひっかかった所であった。

    「日本人街の殺人」を読むと、『UN-GO』シリーズの犯人というのは、"戦争"によって生まれた、どうしようもない心の傷が犯行理由となっているのだなぁ、と改めて思った。

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    2012年03月25日
  • UN-GO 因果論

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    なるほどここからアニメにつながっていくのかと思うと面白い。
    と同時に探偵の名前が明らかにされてないことを途中まで意識していない自分の読み方に大丈夫か……?と不安になる。
    あと梨江がバカすぎる。海勝を悪役にしすぎ。
    最後のシーンの因果はかわいかった。

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    2012年03月24日
  • UN-GO 因果論

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    ノベライズだけあって、UN-GOを見たことがない人はちょっと難しい。
    通常のアニメをノヴェライズしてからのこれという方が良かったのではないかな?

    見たことがある人はかなり面白く読めるのではないかと思う。

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    2012年03月21日
  • UN-GO 因果論

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    アニメは見ていて、こちらのほうでは映画は見れなかったので読んでます。
    映画版の内容がこんな感じなのか、などわかりやすかったです。
    アニメ版を見ているのでもっとこの小説が楽しめました。

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    2012年03月20日
  • UN-GO 因果論

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    映像版の因果論は見れなかったので小説版が出るのを楽しみにしてました!

    読み終わってみると、坂口安吾っぽいけどやっぱり別物だよな、と。でも原作に出てきた登場人物の名前はちゃんと継いでいるので面白かったです。

    話の進行が、過去の事実と今現在で交互に書かれていて、とても話に入り易くするする読めました。

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    2012年09月14日
  • 影武者 徳川家康 1巻

    匿名

    無料版購入済み

    影武者の見た徳川家康

    過去にはドラマ化もされた異色作。家康が実は影武者だった説は幾つかあるが、これは世良田二郎三郎説か。中々面白い題材なだけに打ち切りにあったのが非常に惜しい限り。というか、この時老人だった家康を青年像にしたのはこの作品くらいだよ(笑)

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    2024年11月08日
  • UN-GO 因果論

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    アニメの前日譚。
    まず、元ネタについてあまり詳しくないので、そういった方面のくすぐりのポイントについてはほとんどわかりませんでした。(^^;
    推理小説のフレーバーはあるものの、本格的かというとそうでもなかったかな。
    アニメが楽しめた人なら楽しめることと思います。

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    2020年12月02日
  • 超人幻想 神化三六年

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    この本の表紙と題がかっこよかったので読んでみた。超人幻想ってイメージからバンバン超人が現れるのかと思いきや、さほどのことはない展開に期待を裏切られる。

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    2016年12月31日
  • UN-GO 因果論

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    UN-GOエピソード0
    アニメが気に入って買ったのですが、それも終わり何となく部屋に積んでおいたらそのまま忘れていました。
    アニメの内容もあやふやになった頃に読み出し、最初の話に入り込むのが難しかったです。
    戦場で歌う会とか、別天王会の話ではなかったのかなと思った頃にやっとそんな話になりました。
    アニメを見て、何をそんなに執着してるんだい?って思っていたところが分かったので、またアニメの方最初から見たくなりました。

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    2016年05月27日
  • 超人幻想 神化三六年

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    『コンレボ』前日譚。超人があたりまえのようにいるもう一つの「昭和史」。
    この人の作品は、描かれていない所まで細にわたって設定が決められていて、そこから物語に必要な部分だけを書いているなー、という印象を毎回受けるのですよね。(たぶん、ここに描かれてないが、こんなことが…!と考察したくなる系ですな)
    『超人』というものをただのスーパーヒーローで終わらせず、人間臭いところもある存在としたところが良いです。そして、今作では「時間移動」能力を利用して「未来が書き換えられる」状況を利用した知恵比べの様な展開、楽しめましたw
    アニメ2期がこれから始まりますが、その前に読み終われて良かった良かった。

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    2016年03月13日
  • UN-GO 因果論

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    坂口安吾の原案を下敷きにしたテレビアニメ『UN-GO』の劇場版をノベライズした作品。テレビシリーズ以前の新十郎と因果が出会った事件が描かれています。
    内容はほぼ劇場版と同じですが、この他にオリジナル短編「日本人街の殺人」(原案「南京虫殺人事件」)が添えられており、既に鑑賞済みの人でも楽しめます。
    また、本書は劇場版よりも細部に至るまで精巧に出来ているので、劇場版で理解し切れなかった部分を補完することも出来ます。推理小説としてはやや物足りないストーリーですが、原案を知っている人や『UN-GO』をより楽しみたい人なら読んで損はないと思います。

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    2015年12月14日
  • UN-GO 因果論

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    「UN-GO」劇場版のノベライズ。劇場版は見ていないのでノベライズとしてどうかは判断できないが、アニメで不明だった部分がかなり説明されていてすっきりした。(探偵の過去や因果、別天王についてなど)
    アニメを見ていなくてもその前日譚なのでストーリーにはついていけるが、アニメを最初から見返したくなったし、この劇場版も見てみたい。

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    2015年12月08日
  • 仕掛人 藤枝梅安 28巻

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    仕掛之九十五「梅安残熱」
    公開仕掛。敵を倒す工夫がお見事。
    細かい工夫が一流の証拠といえる。

    仕掛之九十六「梅安雁渡し」
    闇の中でも梅安たちに気づく狂犬浪人村井。
    割に合わない死闘。

    仕掛之九十七「梅安因果雪」
    女仕掛人の悲劇を描く。
    亀右衛門さんが粋で好感がもてる。

    仕掛之九十八「梅安二人羽織」
    タイトルでネタバレやないか。

    仕掛之九十九「梅安大番勝負」
    人は良いことをしながらも同じ手で悪いこともする…
    梅安と同じようなことを言う曲者同心内村登場。

    仕掛之百「梅安絡繰芝居」
    外道を仕掛けて早100回。
    気がつけば長期連載。
    そして幕府にまで仕掛人の存在が知られている!

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    2014年08月10日
  • 仕掛人 藤枝梅安 29巻

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    仕掛之百一「梅安疑心暗鬼」
    敵か味方か、新たなる元締め藤岡屋。噂の売り買いをしているという設定が良い。

    仕掛之百二「梅安鬼神雷神」
    雷仕掛。

    仕掛之百三「梅安情傘」
    彦さんエピソードだがこれは切ない。
    そして因縁は続く…

    仕掛之百四「梅安忘八」
    仕掛ける相手の調査の重要さが分かる。
    仕事に雑はできない良い見本。

    仕掛之百五「梅安七不思議」
    恐らく梅安の正体に感づいている同心内村再登場。
    内村の仕掛けを頼まれた梅安だが?

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    2014年08月09日
  • UN-GO 因果論

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    これの解説読んでて知ったんだが、小学生時代に好きだった「快刀乱麻」がコレと同じ原作のドラマだったらしい。

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    2014年06月07日
  • ガンヘッド正伝 蘇る機神

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    SF特撮映画『ガンヘッド』の原案を元に書き起こされた小説版。主人公や基本的な設定を残し、読み物として新たにストーリーを再構築したノベライゼーションとスピンオフ作品の中間を行く展開となっており、映画、小説版の双方で楽しめるようにアレンジがなされる展開方法は1980年代後半頃から始まった映像、音楽、書籍などのマルチメディアにまたがるように商品やサービスを展開する《メディアミックス》と呼ばれる商業形態の聡明期において、映画やアニメ作品のストーリーを活字媒体として対象年齢を引き上げた「ヤングアダルト作品」として発表されただけあって構成もハードでテンポの良い展開の読みごたえは正統派SF冒険小説としての仕

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    2015年11月04日
  • UN-GO 因果論

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    “「なんなんだ、これは?ある者には見えて、ある者には見えも聞こえもしない映像?なんでそんなものが存在する?別天王会に現れるという"獣"も同じだ。そこにいた誰もが見たという、だがあとで調べてもどこにもそんなものが存在した形跡はない」
    泉は昂奮のあまり、探偵の胸ぐらを摑んでいた。
    「答えろ。探偵。どうしたらこんなことができるっ」
    探偵は、泉の手をとると、そっと外した。
    「それが依頼なんだろう。まあ探偵なんて名乗っていたのは方便なんだが」
    「方便?」
    「そんなことでもしないと、この因果が気味悪がられるんでね」
    「ひどいなー、ぼく気持ち悪くなんかないよー、ねー、泉ちゃーん」
    探偵の

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    2012年05月16日
  • UN-GO 因果論

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    アニメ見ておけばよかったー。
    小説自体はアニメ見ていないせいか入り込みにくかったのですが、ようつべで少しだけアップされているのを見たらあーアニメがこうだからこうなのか…と。本の内容が本編よりも前じゃ入り込めないよなぁ。

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    2012年03月12日
  • UN-GO 因果論

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    面白かった。けれど映画を念頭に置いてある所為か、キャラクターの描写が雑になっている気もする。ページの都合もあるかもしれないけれど、別天王の外見は地の文だけではわかりにくかったかな。その半面、アニメや映画だけではわかりにくかった、時代背景やJJシステムについてはちょっとわかったかも。

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    2012年03月10日
  • 影武者 徳川家康 1巻

    無料版購入済み

    原作は素晴らしいのだが

    原作は隆慶一郎の代表作である。期待してコミカライズ版も読んでみたのだが、長大な地の説明文や長台詞など、歴史物のコミカライズの欠点がはっきり出た作品になってしまっている。冒頭部分も原作は関ケ原合戦の緊迫した場面からいきなり始まっているのに、コミカライズ版は時系列的に並べてしまっている。残念な作品である。

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    2024年11月02日