秋月達郎のレビュー一覧

  • 京奉行 長谷川平蔵―八坂の天狗―(新潮文庫)

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    池波正太郎ではない鬼平(正確には鬼平のモデルの父)ものは初めて。

    胸に迫るセリフ。

    人生の大事を決める時は、自分で決めることだ。観音さんのもとへゆくのは、おのれのこころをしっかりと定めてから、それを報告しにゆくだけにした方がいい。神仏は、ただ見守っているだけで、何にも声は掛けちゃくれねえ。

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    2020年02月07日
  • 京奉行 長谷川平蔵―八坂の天狗―(新潮文庫)

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    鬼平の父が今日奉行で活躍した話。この類の小説はいかに痛快感を得るかというのも評価の一つで、その点で満足。平蔵と奥方かよとのかけあいもいい。2018.6.30

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    2018年06月30日
  • 火螢の城

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    関ヶ原の戦いの局地戦である大津城攻防戦。
    頼りない城主京極高次を支える家臣団の一体感が現在の企業を彷彿とさせる面白い作品でした。

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    2018年05月10日
  • 京奉行 長谷川平蔵

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    ご近所の話だぁって読んでみました。

    最近の流行に乗ったお話という感じでしょうか、読みやすかったです。

    ただ、京都に関する記述が説明書丸写しみたいなのがひっかかります。そういえば付属してついてた紙にこれ書いてあったよなあ、まんまだよなあとか、どっかから引用してきたんだなあって。そういうところって筆致があからさまに変わるので、読むリズムがくずれてしまうし、そもそもその説明、いる?みたいに感じてしまいます。

    ご近所あたりの話が多いので、ああ、これちょっとアレだよねって思うところも多かったかな。話し言葉とかがんばっておられるんだけど、これ絶対言わないわとかちょいちょいあったり。仕方ないことと割

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    2016年09月26日
  • 京奉行 長谷川平蔵

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    「京奉行 長谷川平蔵」
    長谷川平蔵と言っても鬼平の父上の事だったんですね。
    久しぶりの時代小説は良いですねえ。

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    2016年01月31日
  • 海の翼 エルトゥールル号の奇蹟

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    僕は串本の人たちのように見ず知らずの外国人を救う事が出来るだろうか。逆にトルコの人たちのように受けた恩を100年も忘れずにいられるだろうか。忘れるどころか命がけで恩を返す真似なんか出来るだろうか。

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    2015年12月14日
  • 海の翼 エルトゥールル号の奇蹟

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    ネタバレ

    残念ながら、わが国はあまりに虚構の上に成り立つ平和に慣れ過ぎてしまっており、有事がないという根拠のない神話を前提に、政治、マスコミ、国民が有事法制を実効性のないものにしたり、形骸化させることに成功している。

    そのひとつの表れが、1985年に発生したイラン・イラク戦争中に発生した、邦人退去時の混乱。
    フセイン大統領が48時間以内の航空機無差別攻撃を宣告、日本政府が様々な制約や権利の乱用により救援機を出せない中、イランに取り残された200名以上の日本人救出に動いた国があった。
    自国航空機の乗員を危険に晒し、かつ、同じくイランからの救出を願う自国民に優先させ、特別機を出し、日本国民を出国させた。

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    2015年11月10日
  • 海の翼 トルコ軍艦エルトゥールル号救難秘録

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    エルトゥールル号・日露戦争→イランイラク戦争における日土友好の話。
    トルコの人はエルトゥールル号のことを覚えているのに、何故日本は忘れてしまったのか…
    ちょっと悲しい。

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    2012年06月13日
  • 海の翼 トルコ軍艦エルトゥールル号救難秘録

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    実際にあった出来ごとの小説家。
    歴史は受け継がれていくって感じでしょうか。
    なんか大げさ過ぎると感じる部分もありましたが、結構引き込まれて読んでしまいました。

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    2011年05月13日