手島史詞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読んだよ.
影使いの暗殺者,マルクくんが標的の暗殺に失敗.
というか,暗殺しようとしていた事にも気付かれていなくて
屋敷に入る口実に使った「執事募集」の応募者と言うことで採用されて….
という,なんとも微笑ましい?話.
しかしマルクくんが不憫でならない….
異能バトルとかも繰り広げたり
美人の主・エルミナに見惚れたり
暗殺者としての隠れ家だった家を焼き討ちされたり….
というか彼に関わったサブキャラ達のその後の成功話が余談だよな.
笑えるけど.
「―――これが後の○○である.」みたいなっ.
面白かったんで続きも読もうかにゃー. -
Posted by ブクログ
この作者は短編集の書き方がとても独特で、とても面白い。短編集なのに、本来の物語を進めながら、短編を挟んでいく。それに、物語と平行して起きている事件があって、その事件についてあとの物語で語るというのもこの作者独特のもので面白い。そんな風にして、今まで謎だった部分が明らかになっていく。うまく読者を飽きさせないようにしているなと思った。
今回の短編では、今まで全く出てこなかった新しい精霊が強引に出て来たような感じだったけど、意外と精霊の初登場の話がしっかりしていたので良かった。それに、最後にエルミナ達姉妹の父と母の綺麗な思いを聞く事が出来て良かった。
このあとの展開が気になります。 -
Posted by ブクログ
何故、「砂の園に謳って」ではないのか……素朴な疑問。内容的に訳が分からなくても、呪文の一部をタイトルにした方が良かったのでは……個人的な感想。 ジャフルグラマトン ひとひら 『 二十九鳴る真名 が 一片 うた いざな 我は謳い誘い、其は舞い踊る。』という呪文が、なかなか綺麗で、その言葉に惹かれて読んでみた。呪文を使った戦闘シーンもわりと読みごたえがあって感覚的に馴染めるようなものでした。欠点はなくもないのだけれど良い点が欠点を多い隠しているようで個人的にはあまり気にならなかった。わりと……こういうのは八犬伝の変形パターンの一種だと思うのですがある特定の文字を継ぐ特定の魔法を使う魔法使いのような人々が二十九人いて……というような感じ。お話的には、わりとよくある普通の話のような気がするのですが一番最初のパンドラの引用以外はあまりいろいろと気にしないで読んでしまった。パンドラの箱の引用は気になる人は気になるかも。と、最初に褒めておいて、後で多少ネタばれありの駄目出し(笑)あえて言うなら。恋愛要素はいるのだろうか……ということか……以前にも書いたのですけど決して私は恋愛要素が入っている話は嫌いではなくむしろ好きなほうなのですけど何か非常に……空気も何もなく、突然「愛してる」という言葉がでてくるのでものすごく途方に暮れます。愛という言葉は難しい。稚拙な恋愛の場合特に、「好き」はともかく「愛してる」はキツイ。あともう一つは主人公は女の子で、何人か男キャラがいるんですけどうまく行かない方の男キャラの方が、キャラとして立ってるんですよねくっつく方は、ちょっと存在感が薄い。読んでる方としては、「あっちの方がいいのに!」と思ってしまう。そこが惜しい。せめてそこがもう少しよければ、もう少し恋愛部分も楽しめたのに。とはいえ、世界観の構成の仕方や魔法概念の構築みたいなものについては、何かきらめくものがあるように感じました。いろんな意味で、あまり邪気のない話で好感が持てるかな。いろいろとけなしておいてなんですが普通にノーマルカップリングの恋愛もののあるファンタジーが好きな女の子……向けのような気がします。富士見だけど。