手島史詞のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
良い雰囲気のタイトルと表紙で買ったガガガの単巻。
風が読めなくて飛ぶのが下手な主人公と、高所恐怖症のヒロイン。
二人組の、空飛ぶ武装郵便屋の話。
基本的にクールで強いけど少女には頭の上がらない少年と、高慢で毒舌だけど少年なしでは生きられないな少女という組み合わせは、わりと定番というか、安定のカップルですよね。結構好きです。
ストーリーとしては、届出人の思いが込められた〈封書〉を、二人が遠くの島まで届ける冒険ファンタジー。
空戦のスピード感とか、舞台設定を活かした魔法(霧鍵式)絡みの話とか、キャラ同士のやりとりとか、全体的によく出来ていたと思います。
身近にいたあの老人が実は歴史に名を残 -
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Posted by ブクログ
執事流行中、の様子ですが、オーソドックスとかテンプレートなのがどこらへんかは存じません。
・・・そもそも私にとって執事というと、セイヤーズのバンターなんですけども。(マ、マイナー?・・・てか古い)
シリーズ1巻目、何故に主人公が執事になったのか、というか執事に落ち着くまで、ですな。
もう手違いだらけである意味すげぇという。以下続刊がこの時点で決まっていたのか、説明で相当取られてる感がありますが、すんなり進めます。ついでに謎だらけ。この話がどう落とされるのかの先行きが楽しみなところです。言いつつ続きを読めるのはいつになるのやら。
それにしても、料理が壊滅的な使用人がいるのは、何かしらパターンだ -
- カート
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試し読み
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購入済み
酷い
冒頭、物語の舞台となる場所へと向かう輸送機に乗り込んだ主人公がドラゴンに襲われます。
ここで主人公はパラシュートを身に付け飛び降ります。
頭の中は?状態です。
ドラゴンの攻撃は下からだったようです。後方に確認したとか書いてんだけど…輸送機はロケットのように垂直方向へと飛んでいたのか?…でも離陸後1時間で目的地間近で高度八千メートルなんだよなぁ(現実の飛行機は高度一万メートルを航行)。
ピンチに陥る主人公の前にヒロイン登場。
"(中略)銀の剣と共に現れた少女が、蒼真の手を握っていた。
右手には少女の身の丈ほどもある大きな剣が握られている。機械仕掛けの…(中略)"