梓河人のレビュー一覧

  • アナン、(下)

    購入済み

    久しぶりに読み切った!

    つまらない本は斜め読みして途中で読むのをやめてしまうか、アナンは最後まで読めました

    #ドキドキハラハラ #ハッピー #癒やされる

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    2021年07月26日
  • アナン、(上)

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    ネタバレ

    評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    東京に初雪が降った夜、高級料亭のゴミ置き場に、生まれたばかりの赤ん坊が捨てられていた。その子を発見したのは、流という名の記憶喪失のホームレスだった。拾われた赤ん坊は「アナン」と名付けられ、流と仲間たちによって育てられる。やがて、アナンの周囲で不思議な現象が次々と起こるようになる―。

    SFだと割り切ればこの先どうなる?とわくわくする。ついついアナンを応援している自分がいる(恥)

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    2019年05月31日
  • Gift

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    調べてみたら中一の時だった。所謂バタフライナイフ事件が発生したため、木村拓哉主演のドラマ「ギフト」の再放送が打ち切られ、世間から一切封印された。記憶を失った主人公が「届ける」事に拘る原因となった出来事とは何か、由紀夫の正体は何者なのか、ついぞ分からずじまい。
    あれから17年。心の底に引っかかっていた疑問がふとしたきっかけで再浮上。ドラマは相変わらず封印されていたが、ノベライズの存在を知り読んでみた。17年来の謎が解けた。いい話だった。
    どんなに重い罪を犯してしまった人間でも、その内面には良心があり、人生において蘇生のチャンスがある。そして、人間には「赦す」という偉大な行為がある。それが『ギフト

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    2014年10月11日
  • ぼくとアナン

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    大好きな作品「アナン、」を子ども向けに書き直された本。
    猫のバケツ視点で物語は進む。

    バケツがずっとナガレのそばにいてくれて良かった…

    涙でボロボロになりながら、そう思いました。
    許されない人たちが、初めて人を愛し、そのために努力し、そして掴んだ幸せの、なんと危ういこと。もの悲しいこと…。

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    2012年12月04日
  • ぼくとアナン

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    最初は、なんとなく『星の王子様』を読んだときと似ている感じを受けた。
    ファンタジックな話なんだなぁ、ちょっと苦手かも?と思ったけど、アナンが成長していく描写と共に私もこのストーリーにぐいぐい引き込まれていった。
    登場人物が魅力的で好き。
    『アナン、』も読んでみようっと。

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    2012年05月04日
  • アナン、(上)

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     冒頭から 惹きつけられました。
     普段は お互いに関わらないはずの ホームレス達の 妙な結束。
     赤ん坊アナンの 不思議な雰囲気、その周囲で起こる現象、偶然とは思えない 出会いの数々。
     誰もが 秘めた想い、過去の悲しみや過ちを 言葉もわからないであろう 赤ん坊アナンに 無意識のうちに語ってしまします。
     ページをめくるのも もどかしく、上、下巻とも 一気読み状態でした

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    2012年10月12日
  • Gift

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    ネタバレ

    今のオイラにちょうどよいミステリーだった!

    ギフト、昔、ドラマでキムタクが主演していたんだよね。
    そんとき面白くて見てたから懐かしくなって買ってみた。
    テンポ良く読める内容も、重過ぎない雰囲気も、ちょうど良かったな。
    中だるみもなく、終わり方も清々しく、久々に軽めで楽しめた小説。

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    2011年05月14日
  • アナン、(上)

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    ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」を彷彿させる。
    流とアナンの関係はまさにジャンバルジャンとコゼット。

    「無償の愛」をテーマにされると泣けてしまいます。

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    2011年03月24日
  • アナン、(上)

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    生を放棄することを決めた記憶喪失のホームレスが
    雪の日に生の灯火が消えかかっていた赤ん坊を拾う

    前半は周囲のホームレスが一体となって赤ん坊をアイドルとしながら
    協力して育てていく話に思わず、じんわり。懐かしさを愉しむ
    中盤は子供への成長過程で開花される芸術の才能と数々の不思議な能力
    スピリチュアルなファンタジーストーリーが展開
    終盤は自らの生い立ちを受け止め、父ホームレスとの別離を乗り越え
    芸術家として更なる高みへ……

    モザイクアートという芸術を生み出す天才少年の成長を軸としながら
    人間愛、家族愛といった現実社会の暖かさや、
    悪意、殺意の様な心の闇をスリリングに盛り込む

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    2011年01月25日
  • アナン、(下)

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    ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」を彷彿させる。
    流とアナンの関係はまさにジャンバルジャンとコゼット。

    「無償の愛」をテーマにされると泣けてしまいます。

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    2010年10月21日
  • アナン、(上)

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    ホームレスの男がごみ山から赤ん坊を拾ってしまった!
    そう書くと、なんか似たプロセスのアニメ映画があった気がするが、まったくの別物である。

    軽妙な語り口に上巻は笑わされてばかりだが、下巻は…

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    2010年05月23日
  • Gift

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    病院で目覚めた由紀夫は自らの記憶を失っていた。どうやら彼は消えた51億円の行方を掴んでいるらしく、周囲には謎の女社長・奈緒美ら怪しげな面々が。奈緒美の考案で、頼まれたものは何でも運ぶ「届け屋」となった由紀夫。果たして彼は、失くした過去を取り戻せるか。ミステリータッチで描く感動のストーリー。



    記憶をなくすことは、時にいいなぁ・・・
    なんて思うときがあります。
    忘れてしまいたいこともあたりまえですが、多々ありますからね。。。
    でも、忘れたいようなことがあるから、きっと今の自分はあるんだとも思うのですよね・・・
    人間ないものねだりってやつでしょうか??
    ねっ

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    2010年03月11日
  • アナン、(下)

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    下巻になってアナンが喋ったとき、まず驚いてしまったww
    下巻はアナンが主人公なんだな。いろいろ思う。アナンと少女のSEXはまだ早かろうと顔をしかめたし、健太のせりふ「お母さんはプレアデスで天使やってる」には噴いてしまった。私はこれがスピリチュアルファンタジーと知らなかったので、スピ系な内容のことを触れているなと読み進めながらも、こんなにあっけらかんと話す健太には驚いてしまった。

    私の想像力でアナンの作品を再現しても少し足りない。やはりじかにに触れてみたい。鶴の湯もたまごも。いいな。
    けれど、映像にはしてもらいたくない。アナンは山下和美の描く『不思議な少年』のイメージ。

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    2010年01月08日
  • アナン、(上)

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    ラストはひたすら号泣。。
    他の飯田譲二の作品とは違ってとても爽やかな読後感です。
    でも、アナザヘブンを読んだことのある友人にオススメしたら
    飯田作品ということだけで敬遠されてしまった…。

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    2009年12月19日
  • ぼくとアナン

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    また泣かされてしまった。

    ストーリーも結末も知っているのに。
    (微妙に忘れている部分もあったけど)

    『アナン、』よりもシンプルな、エッセンスだけを抽出して
    柔らかく噛み砕かれたような・・・そんな本。

    子供向け、かもしれないけど、ある意味。
    私は“アナン”を忘れないために持っていたいなと思った。
    この本を。

    大事なコトは胸を震わせて、深いとこまで届くけど
    時間が経つと薄らいでしまう。

    人間は忘れっぽいイキモノだ。

    時々読み返そうね。

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    2009年10月29日
  • この愛は石より重いか

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    ちょっと長いプロローグと3つの短編からなる本です。愛と笑いと恐怖が融合する短篇集らしい・・・。

    「ちょっと長いプロローグ」
    ある夜部屋に居て「助けて」と声が聞こえて来た。声の方はバスルームの扉だった。その扉を開けて見ると、自分の部屋と同じような部屋だった。そして、その部屋に入ると・・・。

    「コールドスリープ」
    フジオの天才級の脳には人生の最大の危機が迫っていた。しかし彼は、人間の至福の眠りの中にいた。彼は、眠りから目覚めると液体状のゼリーのカプセルの中にいた。カプセルの中で長い時間眠っていたらしい・・。彼は、水着のような下着一枚の姿で側には着替えもない・・。カプセルから出た彼は、

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    2009年10月07日
  • Gift

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    病院で目覚めた由紀夫(とりあえずの名前)は、自らの記憶を失っていた。どうやら彼は、消えた51億円の行方を掴んでいるらしく周囲には、謎の女社長・奈緒美ら怪しげの面々が。やがて奈緒美の考案で、頼まれたものは、自転車に乗ってなんでも運ぶ「届け屋」となった。
    51億円の行方。「届け屋」の仕事で巻き込まれる事件。失った記憶が少しづつ戻ってくるが・・。今の自分、失った記憶の自分。由紀夫は、何を考え行動するのか・・。感動を呼ぶミステリーです。

    主演の木村拓哉を思い出さなくても大丈夫な小説です。飯田譲治が書く小説は、ドラマや映画より面白いかも☆両方楽しむのもいいかもです。
    とっても、面白くできた作品で

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    2009年10月07日
  • アナン、(下)

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    この本のラストのおかげで
    真夜中にひとり大号泣する、という事態になってしまった。

    いつもは通勤電車内で読んでる本。
    電車の中じゃなくて、本当によかった(笑)

    飯田譲治、という人に共感を覚え始めたのはいつ頃だったろう。
    彼の人間の善意と悪意に対する考え方、未来、力、流れへの視点。
    けして器用でも、学術的でもないそのシンプルさが
    自分のそれとものすごく「ぴったりくる」と思った。

    だから今でも彼の作品に触れると、私は思い出させてもらえる。
    原始から自分の中に備わりながら、日々磨耗し、ぼやけていく・・・
    それでいて何度も何度も不器用なやり方で取り戻している
    そんな自分のチカラを。

    大丈夫。

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    2009年10月29日
  • 盗作(下)

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    とてもスケールの大きい話で一気に読む。「芸術とは何か」。人に生きる喜びを与える物が芸術。最初は、不思議な力で絵そして次に音楽を創作するが、後で盗作とわかる。最後が自分で本物の小説書き上げる。そのストーリは桁違いである。もう一度ゆっくりと読みたい一冊。2008年5月16日

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    2009年10月04日
  • アナン、(下)

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    飯田譲治は文章を読ませるというより、文字を映像化して伝えてくる人だと思う。私の中に「龍のモザイク」「森の湯のモザイク」「海の湯のモザイク」が読後何年経っても鮮明に描き出されます。飯田譲治の世界は、このアナンの後にアナザヘブンを読むことで、より鮮明に見えてきます。ぜひ。アナザヘブン→アナンの順はお勧めしません。

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    2011年09月03日