匈歌ハトリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
なんか、スルスル読める文章。今巻は、糖分多め、事件少なめ。
物語の展開は、公爵さまの元婚約者だという王女様が視察に来たり、その兄が来て、ジゼルに横恋慕したり、隣国の国王夫妻に出すメニューを任されたり、という内容。うん、サラッと読むのにオススメ。
料理は、乾き物系まで作っているのに笑ったが、この巻は魚多し、揚げ物多し。ザ・日本人というラインナップ。食べたいと思ったのは、タケノコの天ぷら、来年まで待ちですな。
日本酒、作れるんだ。おもわずネットで調べてみた。日本国内では作ると法律違反になるらしいが、麹とドライイーストで本当に作れるらしい。また不思議な知識が増えた。これで異世界転移して -
Posted by ブクログ
リットの両親の話が明かされた?
いや、リットの母親と、リットを父親に託した騎士がすでに鬼籍に入っているので、母親の死の真相は闇の中といったところだろうか。
ポンポンと会話が進むので、
「あれ?このセリフは誰?」
と思うことも数回あったけれど、話の流れに支障はないので、まあ、いいかと読み進めた。
リットの父親の暗躍ぶりと、大逆にアッサリと乗ってしまう侯爵と神官には、それでいいのかこの王国と呆れてしまった。
サクサクと話が進むからなのか、進めるためなのか、王家の秘密や陰謀の背景の重たさを、どうにも私は読み取れない。だから、敵さんたちがめちゃくちゃ危ない橋を軽率に渡りすぎだと思ってしまう。 -
-
Posted by ブクログ
宮廷書記官リットと侍従のトウリ。
二人で宮廷の難問に挑む。
というお話。
王子と下級貴族の恋だったり、王子の立太子と婚約の話だったり、宮廷内の難問に、書記官という政治文章を扱う職務の上で関わりあいにならなければならないリット。
そんな彼は、国王と王妃の前でも膝を折らない、慇懃無礼な青年。
王の姉の子どもという、隠された背景があるからだけど、会話のテンポ優先で物語が進行するために、その『背景』はどれほど秘されていて、どれほどオープンで、どれほど重いのかがわからない。
国王の第一王子が立太子したけれど、その立太子を遅らせるほどのスキャンダル的な存在であるなら、彼の立ち居振る舞いは、秘密の喧 -
ネタバレ 購入済み
農業革命
内容はかなり好きなんですけど、絵の方が2話まではまだ背景も綺麗だったけど次第に手が抜かれてってるような・・。表紙のヒロインはとても可愛いのに、もう少し丁寧な絵で読みたいなと残念です。
-
-
-
購入済み
ヒロインの自国の王族が自己中すぎてよくこれまで他国から侵略されたり内部反乱が起きなかったこと。みんなヒロイン家族みたいにおっとりしているのか?
話はけっこうダラダラ進むのですが、なぜか読み進めてしまう。飽きるほどではなかったけれど、何だか印象に残りにくいお話でした。