住滝良のレビュー一覧

  • 探偵チームKZ事件ノート 初恋は知っている 若武編

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     今回の事件名は「若武初恋事件」。いつも通りれっきとした「犯罪」も起こり、その捜査と解決もするのだが、それよりは主人公アーヤの気持ちの方に焦点が合っていて、一作目を読んだ時に感じたこのシリーズの魅力を再確認できた。
     アーヤを通してストレートに語られる、この年頃の女の子の心の内。天才少年たちに囲まれてすごい事件に巻き込まれて大人顔負けの捜査をすることにリアリティはないが、アーヤの気持ちには「わかるわかる」。アーヤがまた憧れちゃうような素敵なヒロインでないところも絶妙。
     
     以下、備忘メモ。
    ・どうしたらいいかわからなくなったときは、白いノートに書いて気持ちを整理。
    ・「私の生きがい」であるKZがなくなったり変わったりしてほしくないけれど、他のみんなにとってはそれほど大事ではないのだと思い落ち込むアーヤ。黒木君が「今とても安定して充実しているKZを守れるように努力する」と言ってくれた時、嬉しかっただろうな。
    ・黒木君と二人で話して事情を打ち明けるシーン、黒木君が仲間たちの気持ちを“解説”してくれてアーヤが自分の態度がどう見えていたかに気づくところも、黒木君さすがすぎる。さらに「大事なものがなくなっても進み続ける勇気を持たなければいけない」なんて台詞を言う。この子は一体何を経験してきたのだろう…。
    ・そこからまた、男子たちをひとりずつ乱暴に呼び出して、大した説明もせずに聞きたいことだけ聞く黒木君。男の子同士だなあ。

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    2024年01月13日
  • 探偵チームKZ事件ノート つぶやく死霊は知っている

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    ネタバレ

    今回のお話も読者がキュンキュンしまくったんじゃないかな。現に私はそうです。なんていうか、忍もアーヤのこと好きなんじゃないかって思えてきた。それなら、凄く嬉しい展開。翼も戻って来たし、今後の続編に期待しまくりです。読者をキュンキュンさせてくれてありがとう。いつも心の栄養として補給しています。

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    2023年10月31日
  • 探偵チームKZ事件ノート シンデレラ階段は知っている

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    黒木君の台詞に顔面ベショベショになった。藤本ひとみ先生の方の大人向け小説の方を読んでいる読者の心の中は大雨だと思います。黒木君の秘密を知ってる読者にしてみれば、彼の発言の重さは泣く。それにしても、KZが巻き込まれる事件がだんだんと大きくなり過ぎてる感じがする。

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    2023年10月31日
  • 探偵チームKZ事件ノート 消えた自転車は知っている

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     中学受験のための塾に通っている六年生の女の子、彩と、その塾の成績優秀者の中からさらに選抜して作られたサッカーチーム(強い)KZのメンバーを中心とした男の子たちが、身近な事件の謎を解くミステリー小説シリーズの第一作。KZは「カッズ」と読み、文武両道で地域の女の子たちの憧れの的といえる集団。『花より男子』のF4みたいなものだと思う。
     彩の一人称で物語は綴られる。学校の友だちとは話が合わない、嫌われないように気を使いすぎて疲れることがある、パパは仕事で忙しいし、ママはパパと高校生のお兄ちゃんの機嫌ばかり気にしている、小学一年生の妹は可愛いけどその天使っぷりがたまに鼻につく、そんなふうに思ってしまう自分が嫌いなんだけど、ともかくそういうわけで家にも自分の居場所がないように感じる、受験勉強は、自分で選んだ私立の学校に行くという目的のためにコツコツと進めること自体は苦ではないが、そうはいっても得意な国語以外の成績はいまいち。心の中にどこか穴が空いていてそこを風が吹き抜けていくようだ…。そんな心中が明確に語られる。
     この彩の独白つまり思考の言語化能力がすばらしく、国語が得意という設定も生きているし、小説向きな子だなんてメタな感想をいうこともできるが、太宰治の『女生徒』を初めて読んだときのような「わかるわかる、この本にはどうして私の気持ちがこんなにはっきりと書いてあるんだろう」というあの感覚に見舞われる…そんな女の子も多いんじゃないかなと思う。
     彩は塾の特別クラスに編入することになる。そのクラスは塾でもまだ試運用中の、画一的な授業をせず一人一人にあった指導をするというところで、彩はそこの五人目の生徒にして初めての女子だった。しかもクラスメイト四人のうち三人はKZのメンバー。ある事件をきっかけに、彩は四人のこの男の子たちと勉強以外の時間を多く過ごすようになる。その中で彩はたくさん初めての経験をして、喜んだり悲しんだり自信を持ったり失ったりするのだが、先ほど述べた通り独白能力抜群の彩が、自分の感情や気付きや学びを言葉にして次々と繰り出してくれるので、読者はまた「わかるわかる」の嵐に見舞われる。私などは「そういうことあるよね、あったあった」程度の頷きに過ぎないが、同じくらいの年頃の女の子だったら、場合によっては自分が感じていたモヤモヤが少し晴れるような、あるいは晴らすためのヒントを得たような気持ちになることもあるのではないだろうか。
     男の子同士の友だち付き合いが女の子同士のそれと全然違ってびっくりしたり、素敵な男の子に守ってもらいたいな〜なんてぼんやり抱いていた憧れと、実際に自分が男の子から女の子扱いされたときに感じたことやとった行動とのギャップに戸惑ったり、受験勉強でそれなりいやそれ以上の成績をおさめながらも、勉強以外の世界を持ちそれを楽しんでいる彼らを尊敬したり、彼らと出会って彩の世界はずいぶん変わったようだ。彩ほどはっきりと言葉にはしてこなかったとしても、自分を好きになったり嫌いになったりに忙しくしながら、こんな風に私たちは大きくなってきたのかもしれない。

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    2023年10月12日
  • 探偵チームKZ事件ノート 緑の桜は知っている

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    黒木が珍しくちょっと突っ走った巻。

    おばあさんが恐い。傷が治ればまた殴って看病を楽しんでいる。なんでなんだろうか。老いていくと自分が何をしているのか分からなくなるのかもしれない。(ん?私もなんでリビングにきたのか理由わからなくなるときあるな……それとは別!絶対別!)

    でも黒木くんは暴走しても大人っぽくてカッコいい。

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    2023年07月01日
  • 探偵チームKZ事件ノート 本格ハロウィンは知っている

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    砂原登場の巻。

    いつも砂原は、自分より他人のことを考えて生きている。辛くならないのかな(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)今回もそうだった。人の生き方に口を出すのはあまり良いことではないけれど、砂原なら自分の気持ちに素直になったって暴走することなんてないんだから、自分を一番大切にしてほしい……(´;ω;`)

    彩とたくさん話せてよかったなあと思った。

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    2023年07月01日
  • 探偵チームKZ事件ノート 消えた自転車は知っている

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    読書好きの6年生におすすめされたので読んでみた。日常ミステリー系統なのかな。謎解きも面白かった!

    イケメンで頭もよく、サッカーも強い4人組男子KZの仲間に、ひとりだけ入ることになった女の子、アーヤが主人公。
    ここからきゅんな展開が待ち受けているのでしょうね…と予想されるラブコメぶり。

    個人的には藤本ひとみ、コバルト文庫以来の再読で、だいぶアツい。いやー、このシリーズ、こんなに面白いならはやく読んでおくんだったなあ。

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    2023年07月01日
  • 探偵チームKZ事件ノート ブラック保健室は知っている

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    上杉が目立った巻。相変わらずずいぶん深く広くとるのがこの本。面白いんだけどよく分からないところは容赦なくスルーして読む。特に黒木や上杉の長い説明のところは何言ってるのか分からないから大体スルー。

    ふむぅ、面白かった。あのベッドで寝た人は死ぬっていうのは、科学的なのだったんだ。ちょうどアレが飛んでくるいい位置だったんだね。(・Д・)

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    2023年06月29日
  • 探偵チームKZ事件ノート 校門の白魔女は知っている

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    ネタバレ

    若武がフンを踏んづけたところは笑ってしまった( ̄▽ ̄)ごめん、若武。
    結衣にはそんな秘密が……解決してよかったです!(*'ω'*)

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    2023年06月28日
  • 探偵チームKZスケッチブック 心霊スポットは知っている

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    最初の短編集が衝撃的だったからか、今回の短編集はいつもより負傷者が少なくて読みやすかったです。KZの登場人物は殆どが大きな怪我しても生命力強いから凄いと思う。そこが児童書の良さでもある。

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    2023年04月27日
  • 探偵チームKZ事件ノート バレンタインは知っている

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    砂原ーーーーー!!!カッコ良すぎる!!!アーヤがチョコレートを渡すのも納得!砂原、幸せになって!!!

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    2023年04月27日
  • 探偵チームKZ事件ノート 赤い仮面は知っている

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    シュンさん登場回。砂原もシュンさんもかっこいい。シュンさんのお話は日本人からしたら、とても勉強になる話だと思う。砂原にシュンさんがいてくれてよかった。

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    2023年04月27日
  • 探偵チームKZ事件ノート ブラック教室は知っている

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    アーヤが酷い目に遭うのが、年々増しているような…?アーヤのために必死になるKZ男子たちに黄色い歓声が止まりません。とても好きな内容でした!

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    2023年04月27日
  • 探偵チームKZ事件ノート 青いダイヤが知っている

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    小塚くんメインのお話。改めて小塚くんがとても優しい良い子なのだと再確認した。他のメンバーでもメインのお話をやって欲しいな〜。

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    2023年04月27日
  • 探偵チームKZ事件ノート 卵ハンバーグは知っている

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    卵ハンバーグって、初めて聞いた。砂原くんかっこいい。お父さんの汚職知った時、どう思ったのかな。芯が強くて素敵な子だから、ショックだよね。これからも砂原くんを支えてあげてね、彩ちゃん。

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    2023年03月18日
  • 探偵チームKZ事件ノート 赤い仮面は知っている

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    砂原くんがかっこいい。シュンさんの話って、法律がしっかり守られる国にいて、幸せな人には意味がわからないってなるだろうけど、キリマンジャロの人々は違うんだよね。お金持ちが贅沢して使うより、生活を営むために使った方がいいのは正論だと思う。
    でもお金持ちの人にも、昔は貧乏だったけど頑張って出世しましたとか、事情があると思うし。でも、博物館にきれいなものとして飾ってあるのと、それを売ってお金にして、貧しい人々を救うのかって、即決だよね。すごく現実の話も混じってきて、胸がじんとしたお話。

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    2023年03月15日
  • 探偵チームKZ事件ノート 消えた美少女は知っている

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    上杉くんがKZ退団するって言った時は、頭の中が「びっくり」と「?」だった
    イノシシに目をつけて最初からちょっと気づいていた小塚くん、やっぱすごいなって思った

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    2023年02月22日
  • 探偵チームKZ事件ノート 天使が知っている

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    上杉くん視点
    目が治ったし、フランクのイジワルもなくなってよかった。
    フランクの病気も奇跡で治りますようにっ!

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    2023年02月06日
  • 探偵チームKZ事件ノート つぶやく死霊は知っている

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    このシリーズではこのところ幽霊ネタが謎解きにも絡んでくるくらい多用途されているが、今回は戦争中の御霊や昭和天皇など出てきて、結構繊細なテーマがさらりとネタとして扱われていて驚いた。でも、本当に今の小学生は知らないから、こういう感じで良いのかもしれないと思いました。
    この本は1ミリもない、5センチ、10センチのとこと最後のが一番面白かったかも。黒木君的には、おれは2センチ越えないように自主規制してる、かな。
    気になったので黄金の雨は知っているをざっくり読み返してしまいましたよ。

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    2022年11月28日
  • 探偵チームKZ事件ノート つぶやく死霊は知っている

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    初っ端から恋愛色全開でいき、全体を通して甘酸っぱい雰囲気が多く、危険度が高くスリルのある場面が今回は比較的多かったので展開に飽きがなく満足度が高かった。

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    2022年11月27日