住滝良のレビュー一覧
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朝日小学生新聞に連載されていたものが一冊になった巻。最初は登場人物紹介、あとは少し大きめの謎解き一つと、上杉&あーやのコンサート小ネタ、ラブエッセンス入りです。
この辺からクラッシックネタ結構入って来ますね。KZは小知識話が結構楽しいなぁと思ってるので、どんどん広げて欲しいです。
新聞連載って、毎日カラーで挿絵入れるから、絵描きの方は大変だろうなぁと拝察します。でも、この本では白黒で何時もより多めに掲載されてる程度。なんか、もったいないです。東京新聞に連載されていた辻村深月の天体&高校生話にも毎回スカイエマさんの美麗なカラー挿絵あったんですが、きっとハードカバーになったらほぼ載らないですよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学生だった自分がこんなに事件に遭遇してたら、、まぁ一生の大事件だろうね。
黒木くんが矢口沢さんに
『人間は誰も、生まれるところを選べない。どこに生まれ、誰を親にするかは、運命に任せるしかないんだ。でもそれは、長い人生のスタートラインってだけの話だよ。歩き出し、走り出せば、スタート地点なんてドンドン遠くなっていく。自分の行き先は、自分次第だ。どうにでも変えられる。頑張れよ!離れてても応援してる。カッズの皆で見守っているからね』
胸に沁みます。
ただこの言葉は、最低限必要な衣食住と教育を受けられた人にしか当てはまらないよね、とも思う。 -
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今回はチームKZのメンバーに加え、彩と同じ部活の仲間 悠飛が関わる事件だった。本気の告白なら必ず結ばれるという伝説の橋『水姫橋』、チームリーダー若武のもとに届いた数字の手紙、工事中の病院前の空き地。これらが全て結びついた時に初めて真相が見えてくる。読み応え抜群で、大学生でも余裕で楽しめる!
今回得た知識としては、
①不便と安全は比例する。便利と危険も比例する。『便利 is directly proportional to 危険。』。
②クマゼミの羽の表面は、ブラックシリコン状態。5000分の1ミリ以下と言われる細かなトンガリがならんでいる。この表面に最近の1種である緑膿菌を置くと死滅する。動 -
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愛川さくら名義も、住滝良名義も、もちろん藤本ひとみ名義も、すべて同一著者とお聞きしたのだけど、こんなけ書き分けてたら名義なんてどうでもええんちゃう!?
(しかしなんで名義を分ける必要があるのか・・・?)
こちらのシリーズも大概藤本節が強いなと思ってたけど、「シュークリーム王子」を、読むと、全然抑えてるよと思ってしまった。笑
彩ちゃん、マジメマジメ。
マジメなんやけど、ええ加減KZのメンバーと一緒におるところを見られたら陰口を叩かれたりするから困るっていう自分本位な理由だけで、あからさまにKZを避けるという行動はやめにしていただきたい・・・(笑)。
これが、「シュークリーム王子」のシリーズ -
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思い出したように読み進めてるKZシリーズやけど、面白いよ!
そして今回は、彩ちゃんの話じゃなくて、スイスへ単身渡って目の手術をしてきた上杉クンのお話でした。
せやから、タイトルがいつもとちょっと違うのね。
冒頭で著者が「お知らせ」してくれるまで全然気づかなかったけれど、
う、え、す、ぎ、クーーーーーーーン!!
ちゅうお話でした。(´ω`*)
(手術のために)単身でスイスへ行って事件に巻き込まれる・・・なんて、めっちゃ藤本氏設定やな!
マルグリットのセリフが「いかにも外国の言葉を訳している」みたいな分かりにくい表現の仕方やったりしたのも、なんか「ここは日本じゃないのか!」と、思わせられる -
Posted by ブクログ
若武編!? 若武編ってどういうこと!? もしかして若武目線で語られるとか!?
と、だいぶん期待したんやけど、なんのことはない若武の初恋話ってことやった・・・。
ま、面白かったからいいけども・・・。(;^ω^)
そもそも若武の初恋よりも(ゴメン)
う、え、す、ぎ、クーーーーーン!!!
(前回同様)
前作で、上杉クンの目の病気について明らかになって、フランスへ手術をしに行くってことになってたのに、この巻でアッサリ
「手術成功」
「完全復活」
ですってよ!! 別にええけど、全然ええねんけど、早っ!!
ここ、藤本氏設定ならさらっと流すところとちゃうと思うねんけどどうなんかなあ。
とりあえず