池ジュン子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
清水邸崩壊という衝撃的事態を前にして「思い出の家<子育てに向いた豪邸」な輝には笑ってしまったなぁ
前巻から始まった清水のストレートな愛情表現に驚かされる面は増えたけど、それ以上に欲望に正直な輝には毎度のこと驚かされつつ笑わされますよ!
そんなんだから、仮住まいでベッドが一つしか無いと成れば輝のビーストモード突入確定でしょ?と思わされたのだけど、二人共節度ある引っ越し初日の夜を迎えたのは少し意外だったかも
特に輝って元から枷が外れているような愛情表現をしつつ、それ以上の一線は清水に踏み越えさせようとしてだけに、清水が一線を越えてもいいというスタンスに成れば一瞬にしてそういう状態になるかと思いきや意外や意外
というか、単純に2人の未来を邪魔するものなんてもう何もないという状態に多幸感溢れる感じになっているのかな
ただ、その多幸感について正しく計りきれていなかったなぁと反省させられたのが67話
二人の関係は大切な人の死が背景に有り、眼の前にいる人こそこれから大切にしたい人だという感覚から始まったものだった
であるならば、輝にとって2人でこの先向かうだろう幸福の形は清水を独りにする事はなく清水が去った後も子供・孫・友達に囲まれて清水を愛し愛された事を語り続けられる未来だったのか。それは輝主導の幸福でありながら、清水にとっても間違いなく幸福と言えるもの
輝の話を聞いた後に「愛してる。一生な」と告げた清水の表情には万感の想いが詰まっているように感じられましたよ……
二人の関係は未来へ向かい出した。それだけに、このようなタイミングで清水の祖母に係る話が登場するとは…
会った事など無いが余命幾ばくもない祖母の最期の願い。以前の清水なら向き合えなかっただろう祖母に対して、輝との未来の約束を糧に「行ってくる」と言えた彼は心の安寧を手に入れられたのだと改めて思えましたよ
……そのお婆さんが普通に元気だったのは何と言うか何と言うか…(笑)
再び時は流れ結婚報告パーティへ
2人をこれまで知り合った皆が祝福する光景にはじんわりと来るものが有ったね
その中で紅葉と星路がすっごく軽く結婚したりとか、円加の愛情表現がようやく優瑠に通じたりとかサプライズが起きたのは良かったな。…ただ、それにしては紅葉と星路は軽すぎない!?と思っちゃったけど、普通に幸せそうだしあれはあれで良いのか…
何はともあれ、当人たちだけでなく、周囲も幸福に至る道を見付けられそうなラストに感慨深いものを多く覚えてしまいましたよ
タイトルからして至る先は当然のように予想された本作。けど、実際の最終感で提示された至った光景は予想を遥かに超えていて
マンガはここで終わってしまうけれど、彼ら彼女らのこれからの幸福を末永く願ってしまうような作品と思えましたよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ彌生くんの愛が重い……!
和歌羽ちゃんのツンデレ度も厄介。
ただ一番厄介なのは、依ちゃんの恋愛経験値の低さかもしれない。
見た目はふわふわ系女子で事故とは言え留年してるから、守られる系か弱い女子だと思っていたら、体育会系だった、意外!
そして推し活はいいとして、色々残念系女子だった。
自分を差し置いて他人のために動けるいい子なんですけど、後先考えずに動いて痛めている足を悪化させちゃう子だから……そりゃ彌生くんの愛も重くなるし、和歌羽ちゃんもああなる。
やむなし。
ともあれ、メイン3人が方向性が違えどみんな「厄介だなあ」という印象。
厄介というか、面倒そうというか……大変そうだ。 -
ネタバレ 無料版購入済み
依1
わ~♪可愛かった男の子が、めちゃめちゃイケメンくんに成長して戻って来た~♪いいですね~♪一途すぎるところが、主人公さんには重荷っぽいけど~w でも、やよいくん、カッコいい~♪
-
Posted by ブクログ
恋愛観の枷を解いて輝へのリアクションが変わり始めた清水、なら彼に恋する輝が攻勢を緩めるわけがなくて
自分が最高の気持ちで渡せるタイミングでクリスマスプレゼントを渡した彼女は言ってみれば通常営業なのだけれど、まさか清水の側も同じタイミングでプレゼントを用意していて、しかもそれが指輪だなんてね
…ただ、ここで指に填められる指輪を回避するのが彼によるせめてもの抵抗っぽいのが面白いけれど(笑)
輝の父の一周忌、輝と清水の関係が父の死から始まったと考えると、このような時期がやってきた事は感慨深いと思える
かといって暗い雰囲気になるのではなく、むしろ輝を気遣う人々が傍に居る事で良い一日になる様子は温かな気持ちになるね
それでも輝には多少感情の波は起きていて。清水の配慮により同じ部屋で寝るなんてこれまでの輝を思えば一世一代のチャンスのような気もするけれど、ここで清水が半覚醒状態のまま輝を子供扱いしたのはどう受け取れば良いのだろうね(笑)
重要な節目となったこの日、結局のところ輝は大事な人に成れているとしてそれはきちんと恋人等の意味になっているのかな?
ただ、この件を知った清水が「ちゃんと考える」と明言したのは大きな前進であると思えるが…
輝は清水に夢中で清水は輝にオチかけていて。そのような状況ではもう柊が立ち入る隙は無いように思える
だけれど、彼はこのタイミングで告白を決意するんだねぇ…
友人への告白宣言、ちょっと背伸びした誕生日プレゼント。それらを踏まえた上での彼の告白はそんじょそこらの覚悟によるものではない。だから輝もときめいてしまう
作品の構図的には既に終わる形は明確に成り始めているように思えるけれど、柊の想いは輝にどのような内面の変化を齎すものになるのだろうね…… -
Posted by ブクログ
ネタバレ柊君が頑張れば頑張るほどややこしくなるので、素直に応援できずにいる12巻。
すまん、清水さん派なのだ。
そんな清水さん、無意識下に出る耀への保護者らしからぬ言動にちゃんと答えを出そうと停滞期に。
関係が進んだようで足踏みしちゃったから、柊君に取っては有利な状況に。
でも個人的には嬉しくない……すまん。
大事なのは耀の気持ちなのだが。
清水さんに対する照れと柊君に対する照れは種類違うよなとは読み取っている。
ただ清水さんへの思いが父を重ねている=保護者として見ている可能性が微レ存だからなあ。
決着つくには、よりややこしい状況になりそうだ。
ちなみに、今回何気に暴れてくれた叔母様、推しでございます。
これからも主人公たちを甘やかして、もしくはいじっていただきたいなと。 -
Posted by ブクログ
紅葉と柊の誕生日パーティという賑やかなエピソードから始まった今巻だけど、読み進めていくと一癖も二癖もある鷹司家について迫る話になったような
鷹司がどれほど世間ずれしているかは幾度かに亘って描かれてきた部分は有るし、何よりも輝の存在が鷹司という家が特殊な空間であると示している
誕生日パーティで発した父から貰ったプレゼントに関する言葉は彼女が普通の家庭で育てなかった事を間接的に表現している
常人には入り込めない鷹司という世界。そのように思っていただけに柊が書道の先生に成る事で少しでもその世界に近付こうとしているとは意外だったかも
軽い気持ちなら絶対に後悔する選択。それだけに鷹司の内部を知っている清水が反対はしないままに輝と柊が同じ世界に居ると伝えてくれたシーンは良かったな。かつて自分がそのように感じた経験がある。だから鷹司とか関係なしに輝はそこに居ると知っている。柊は柊のままでチャンスはある
と、良い流れだと思っていたら清水から妙な発言が
続く展開にて清水の生育環境を知れた事で発言の真意は知れたけど、そういった感覚を成人しても抱いていたってどうなんだろうね…
いや、後から突っ込まれているからある程度意図的な表現では有るんだろうけども
何はともあれ、清水が頑なに輝の求愛を受け付けない理由が見えた上で解消されたのは大きいね
てっきり保護者的なポジションが彼に輝を拒絶させていたのかと思っていたけど、中二病的な後悔がそうさせていたようで
でも、その枷は解かれた。なら輝にとってチャンスはより大きく見えてくるわけで
調子に乗って迫る輝のアピールに何時になく素直に照れる彼の表情は理性が転換点を迎えつつあるのだと感じさせたよ
一方、その様子を傍で一部始終見ていた柊はいじらしいな…
輝に恋する男として色々思う処はあるだろうに輝が楽しくて幸せな想いをする事を最優先している。だから輝と一緒に居られるチャンスが有ったとしても、輝が今は清水と一緒に居たいと思っているならそちらを譲る
柊は良い人止まりで終わってしまうのか、諦めない口説きが実を結ぶ事があるのか?果たしてどちらだろうね?