パトリック・ネスのレビュー一覧

  • 人という怪物 下

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    終わった。全体の感想は良かったです。
    SFでいいよね。
    腕輪がどうなったのか気になる…
    日本だったらアニメ化されてるかも。
    ノイズの使い方はあくまでも精神的な範囲に留まっていて物理的な干渉はなし。潔い、日本の漫画やアニメだったら謎の物理干渉してそう。

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    2024年02月18日
  • 心のナイフ 下

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    下巻も読みました。トッドが出会った「静寂」はじめてみた女の子ヴァイオラと一緒に他の町へと逃げる。
    そしてやっと知らされた、隠されていた真実。
    読んでいて、すこしは予想していたが、そうじゃないといいなと思っていた真実。
    誰が穢れているのか、生贄ってなんなのか。何故トッドは追われる?
    ハードな物語です。ほんと「混沌」ですね。
    かなりおもしろかったです。この物語、どうなるんやろ。三部作らしいので、2巻が待たれる。

    ワニに襲われても骨が見えてても生きてるアーロンは不死身か?
    そしてマンチーが・・・小さいけど勇敢で、無垢で、かわいいマンチーが・・・

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    2013年03月17日
  • 心のナイフ 上

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    プレンティスタウンは昔の戦いでの細菌の影響で女達は死に絶え、男達は生き残ったが、考えが「ノイズ」として他人に聞こえるようになった。
    町にのこった唯一の子供トッド・ヒューイット、あと27日で13歳、大人になる。しかし沼地で「静寂」にあってからトッドは追われるようになった。

    町に何が起こったのか、なかなか語られない。なんで犬が喋ってるのかとか。疑問のまま物語がすすんでいく。
    ただトッドの疑問・緊迫感が伝わってくる。物語の全体を覆っている雰囲気に圧倒される。
    上巻を読み終わっても、まだ謎だらけ。おもしろい本です。

    犬のマンチーがカワイイ。

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    2013年03月17日
  • 心のナイフ 下

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    ■上巻~下巻まで全力疾走したのに、最後の最後で「ふりだしに戻る」のコマに止まってしまったようなラスト。失望と放心って感じ。

    ■これだけ圧倒されたのに、これで三部作の第一部だなんて。第二部、第三部が出るのが待ち遠しい。

    ■でもこれなんで「ヤングアダルト」ってジャンル分けなんだろう。真正面からめちゃめちゃいい作品だと思う。

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    2012年11月17日
  • 心のナイフ 上

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    ■とにかく読め!って言いたくなる作品。

    ■主人公もストーリーもスピード感も全部いい。読み始めたら徹夜してでも上下巻通して読んでしまいたくなると思う。

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    2012年11月17日
  • 人という怪物 上

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    前まではトッドとヴァイオラのそれぞれの視点の語りだったのが、もう一人追加された。
    そのせいか主人公なのに影が薄くなったような…
    なんで円環なんだ?というのが少しわかりそうな気がしたけど謎は謎か…
    でも前巻までの絶望感は薄れていいる。希望もなくなってきてるけど、あれ…

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    2024年02月17日
  • 問う者、答える者 下

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    前と同じくここで終わるの…?
    というラスト。
    けど前よりは絶望感はない、トッドやってくれるんじゃないかなと思わせるくらいは成長している気がする。
    物語の時間経過が結構短いけど背も伸びたみたいだし精神的にも成長した感じはする…
    トッドがいつノイズを制御できるんだろうと期待してたがなかなか使えるようにならない。
    次は、もっと使えるようになるかな。
    けど、何でトッドが特別なのか未だによく分からない。

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    2023年12月30日
  • 人という怪物 下

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    スパクルである、1017の視点も入ってきて、話がいろいろ複雑になっており、話の展開が早い。
    プレンティス総統のトッドへの気持ちが凄すぎて、怖い。
    ノイズを使って相手をコントローしたり、攻撃したり、、、恐ろしい。
    トッドの成長ぶりがすごい。最初の頃のトッドは、ノイズを、制御することもできず、考えたことがダダ漏れで、行動にもそれが出ていたが、自分を制御することができるようになる。
    ヴァイオラと出会ったからなのか、戦うようになったからなのか、プレンティス総統と一緒にいるからなのか、いろいろなことに影響され、人は成長するんだな。。
    最後が、そんな最後でいいの?こんな最後なの?ジェットコースターの途中か

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    2023年09月01日
  • 人という怪物 上

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    スパクルの反撃が始まり、新たにヴァイオラの仲間が現れた。
    トッドがノイズを制御し、相手を操ることを覚え、ヴァイオラの悪化する感染症。
    争いがいきに非悲惨なものか、人々の日常を破壊していっているのか、読んでいてつらい。
    トッドと、ヴァイオラのすれ違いも辛い。
    どうなるのか、下巻でちゃんと幸せになってほしいが。。。

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    2023年08月30日
  • 問う者、答える者 下

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    最後が衝撃的すぎて、、、
    プレンティス首長が怖いが、アンサー部隊のミストレス・コイルも狡猾すぎて怖い。
    この2人に翻弄される、トッドと、ヴァイオラ。やっと出会えたふたりなのに、また離れ離れになってしまった。
    デイヴィも辛い!!最初はほんと嫌なやつだと思っていたが、トッドに日記をかえしたり、拷問からヴァイオラを、救ったりと心優しい少年だったのに。。。
    気になる終わり方で、続きが気になる!!

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    2023年08月29日
  • 問う者、答える者 上

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    ずっと離れ離れの、トッドとヴァイオラ。
    プレンティス首長の、人心の操り方が怖すぎる。独裁者とはこのような人のことをいうのか。
    先住民スパクルを奴隷のように扱う、ほんとに酷いことだ。本の中の話とはいえ、読み進めるのが辛い。

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    2023年08月29日
  • 心のナイフ 下

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    ネタバレ

    マンチーとの別れがつらすぎる。。。あんなにトッドを慕っていたのに。。。悲しかった。
    衝撃の最後で、続きがら気になりすぎる。。。

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    2023年08月29日
  • 心のナイフ 上

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    最初は全然面白くなさそうだったのに、ヴァイオラと出会い、追われることになった時からすごく話に引き込まれ、あっという間に読んでしまった。
    トッドが、おとなになるとどうなるのかなぜ、追われているのか、女性がいないのか、謎がたくさんあり続きが気になる!
    犬の考えがノイズとして聞こえるのは、いいなー!動物たちと心を通い合わせることができて、楽しそう!

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    2023年08月29日
  • 心のナイフ 上

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    SF的なのだとは思わなかった。
    とても面白くて引き込まれた。
    厚さの割にすぐ読めた。
    なんか、TRIGUNっぽい。

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    2023年08月26日
  • まだなにかある(下)

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    冷たい海で溺死したセスは、気付けば幼少時に住んでいた家で目が覚める。しかし他には人は誰もおらず、家の中や町は何年も放置されていたように風化していた。これは夢なのか。それとも今までが夢だったのか。

    いきなり主人公の死から始まり、よくわからない世界で目覚める。世界設定もわからなければ、この物語が果たしてどんなジャンルのものかもわからず展開されていきます。
    眠りにつくと現れる過去の記憶。そこでは16歳の少年の様々な葛藤が出てきます。その部分だけでも、10代の心の揺れや脆さを描いたYA作品として成り立ちそうです。
    しかしそれは物語を構成する一部分に過ぎないのです。

    ファンタジーなのかミステリなのか

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    2020年02月20日
  • まだなにかある(上)

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    冒頭いきなり主人公が死ぬ。そして次の場面は生き返る?あるいは地獄で目覚める?ところから始まる。無人の荒廃した町で。
    パトリック・ネスの本を順番に読んでる。どれも人間や社会や世界をすごくシビアに捉えてて、辛い描写も多いんだけど、でも同時に人間の力強さを信じる言葉が美しくて好き。

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    2020年02月12日
  • 心のナイフ 下

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    人類が入植した星。未知のウイルスによって男は頭の中の「ノイズ」がダダ漏れになってしまった世界。女は死に絶え村はここしか残ってないと聞かされて育った少年がある日あるものを見つけて...というところから物語が始まる。
    早く先が知りたくて、どんどん読み進めてしまった。これで三部作の一作目。続き気になる。最後はめでたしめでたしになるのかな??心配だな〜
    男と女、民族、共同体、戦争、暴力、テクノロジー、現代社会も直面しているいろいろな問題のメタファーがあちこちに散りばめられていて、そういう意味でも面白かった。
    ともかく早く続き読みたい。

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    2019年05月25日
  • まだなにかある(下)

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    (上巻の感想に関連して)もしカテゴライズするなら、ディストピア小説なのかなと思った。

    最初から最後まで予測のつかない展開で、次に何が起きるのかが気になり、ページをめくる手を止められなかった。

    ちょっと辛くて苦しく感じる部分もあったけれど、とても面白い作品だった。

    自分の内面をじっくりと静かに見つめている人じゃないとこういう作品は描けないんじゃなかろうか。

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    2016年10月30日
  • 人という怪物 下

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    ちょ、ちょっと待ってね……うわあ…首長…まじかよ……
    途中、首長可哀想…という思いが止められなくなってきて笑った。日本の作品の主人公ならあんだけ熱心に口説かれたらちょっと絆されちゃいそうなもんだけど、きっぱりしたもんである。
    本当にな…タイミングがな…笑えるレベルでかわいそう。
    しかし面白かった!
    終わり方もいい。
    「親」ってものの存在がすごく大きい作品だった。

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    2015年10月18日
  • 問う者、答える者 下

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    デ…デイヴィ…。あああー…。
    今回やばいな…。すんごく面白かった…。
    デイヴィ…あの野郎…うううあんなやつなのに…。くそう好感度ダダ上げにしてきやがって…。なんなのあいつ…くそっ…

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    2015年10月18日