黒田龍之助のレビュー一覧

  • 語学はやり直せる!

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     言語学者の黒田龍之助さんが書かれた新書。
     タイトルは『語学はやり直せる!』と題されている。
     
     この本を読めば、断念した語学が必ず身につく!というような、
     手っ取り早く身につけたい人にとってはありがたーい、言い方を
     変えれば都合のいいことが書かれているわけではない。
     むしろ間逆のことが書かれている。語学は時間がかかる、
     復習が大事などなど。しかし、黒田さんのテンポの良い文章が
     そうさせるのか、諦めた語学をもう一度始めてみようかな、と
     挫折のトラウマから解放されたような、背中をポンと押してくれ
     たような、そんな気にさせられるから不思議だ。

     黒田さんの軽快な文章そのものも魅

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    2012年04月26日
  • 世界の言語入門

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    とにかく紹介されている言語が多いので、気になる言語ほどちょっと物足りないかな、と感じてしまうかと思います。
    しかし、思いもよらぬ言語に興味が出てきたりするので先入観無しに読みきってしまうことをお勧めします。
    これを読んでから、世界言語百科なんか眺めたら面白いですよ。

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    2011年07月08日
  • 世界の言語入門

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    見開き1ページで1言語。全90言語に触れる事ができる1冊。内容はエッセイ式のためとても読みやすい。色々な言語に触れてみたい人、外国が好きな人にオススメ☆

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    2011年05月17日
  • 世界の言語入門

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    ネタバレ

    ≪内容≫
    黒田龍之助が世界に溢れる言語のうち、90言語を紹介。
    世界の言語について、一人でどれだけのことが語れるか。

    ≪感想≫
    冒頭で書かれているように、本書は言語学の入門ではなく、どちらかというと90の言語に関するエッセイ。それこそ著者の専門としての言語についての詳しい記述も面白いが、ただ漠然としたイメージだけで語ってみたり、小説からの引用だったり、極個人的な経験をつらつらと述べてみたりと、どうにか90言語をクリアしようという冒険心みたいなものが窺われて面白く読めた。言葉に対する平等な姿勢だったり敬意だったり、そういうものが随所から溢れているので、著者につられて新しい言語を学んでみようかな

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    2011年07月15日
  • 世界の言語入門

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    作者の主観で、知識も愛情も異なる多数の言語について
    記されているので、数多くの言語について
    正確な情報を知りたい!という方には向かないかもしれません
    。しかしもともと言語が好きで、
    言語に関するちょっとした知識や小ネタ、
    言語に対する愛情を感じたい人にはお勧めの一冊です。

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    2010年12月29日
  • 世界の言語入門

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    [ 内容 ]
    90言語で世界一周!英語、仏語からサーミ語、ゾンカ語まで。

    [ 目次 ]
    アイスランド語
    アイヌ語
    アイルランド語
    アゼルバイジャン語
    アフリカーンス語
    アムハラ語
    アラビア語
    アルバニア語
    アルメニア語
    イタリア語〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年12月17日
  • 世界の言語入門

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    世界中の言語の中から選った90言語を紹介。

    いや、「言語を紹介」というより、
    「それら言語を使う国・地域を紹介」というカンジ。

    一応「○○語族」などの分類や言語学的なミニコラムも載っているけど、
    それでも「言語」の「入門」というには少し物足りなさを感じた。

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    2017年08月28日
  • 語学はやり直せる!

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    英語を含めてすべての外国語をやってみようかな、という思いにさせてくれる、学習意欲を燃え上がらせる燃料のような本。

    著者はどの本でも共通だけど、「ナショナリズム」「愛国心」「国粋主義」といった単語を文章の流れと無関係に唐突に出して批判し始めている。この本も同様。
    その代わり、なぜか精神医をちょっぴり褒めるような話をしたりして面白かった。

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    2010年02月23日
  • 世界の言語入門

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     世界のあらゆる言語の中から著者が勝手に90を選んで、それらの言語について著者の考えるところを見開き1ページで述べたエッセイ。
     「著者の考えるところ」というのは本当に雑多で個人的なもので、言語名からもつイメージ、その言語を著者が学習したエピソード、話されている地域に旅行した話、などが中心で、それぞれの言語の概説といったものでは全くない。そういう意味で「世界の言語入門」というタイトルはいささか内容とはあっていないので、もっとエッセイ風の軽いタイトルをつけた方が良いと思う。よく似た町田健の『言語世界地図』とも趣が異なる。様々な言語についての知識を得ようとする本ではない。
     個々の言語についてのエ

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    2010年01月21日
  • 語学はやり直せる!

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    黒田さんの本はたいてい躊躇することなく買って読んできた。外国語を愛する姿勢はいつもさわやかだ。ただ、この本はちょっとひっかかるところがいくつもあった。
     黒田さんは講演でよくよばれるらしく、そこで出た外国語学習についての質問の一つの解答が本書なのだろう。前半はたしかにそうだが、後半はプロ、教師のための章になっている。これで学習者は満足するだろうか。本書で黒田さんが主張していることはたいてい頷ける。語学は時間がかかるとか、暗唱に持続と復習が大事だとか。語学の常識に対する異議というのもわかる。その外国語を話す恋人をつくればいいのかとか、現地に行けばいいのかとか、コンピューターをつかわなくてはいけな

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    2009年10月07日