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語学は、まず雰囲気を楽しむことからはじめよう。英語、仏語などメジャー言語から、ベルベル語、ゾンカ語など知る人ぞ知る言語まで。90言語の魅力をひとりで語った楽しいエッセイ。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
「世界の言語入門」黒田龍之助 講談社現代新書 古本300円 著者自身も知らない言語を紹介するエッセイが面白い。ロシア語専門だけあって旧ソ連諸国の言語に関するエッセイは色々と面白いところが多くて、言語学習テキストを買いたくなったw
やはり、流石黒田先生のエッセイと言えよう、とての気に入った。当然著者は一人である訳だから、それぞれの言語の記述内容にムラはある。しかし、そのムラがまた味わいとなり楽しめた。また知らない言語に対する純粋で謙虚な姿勢、変わらない知的好奇心は心から尊敬する。
本書は、語学マニアなら一読すべき。しかし、注意が必要。学びたくなるマイナー言語が続々と登場する。見開き1ページにつき1言語を五十音順に著者の思い出や研究?と共に辿るスタイル。エッセイなので、堅苦しい言語学の話は一切ない。むしろ、著者が各言語に持つイメージなどが中心なので、かなり主観的。だからこそ、す...続きを読むべての言語が魅力的で今すぐ学び始めたくなる。「音の響きが独特」なんて知ったら、世界の言語の広さと深さに興奮する。特に興味を持ったのが、コサ語。これは、何とかして音源を取り寄せたい。「ポコン」って、どんな音だろう。
アイウエオ順に筆者の選んだ言語が並んでいて、見開き1ページずつのエッセイが書いてある。つまりエッセイ本。 脇には白黒の切手や絵本、ラベルなどが掲載されていることが多くて、文字も少しだけなら眺められる(こともある)。 その言葉の特徴について知るというより、筆者の愛にあふれた言語とのふれあい話を聞いて...続きを読むうらやましくなるのがメイン。だから気軽に読める。 「読んでいるうちに何か外国語が勉強したくなってくれれば、著者としてはそれで充分なのである」という狙いはどんぴしゃで、マイナー言語に手を出したくなってしまう危険な本でもある。
ひとつ一つの言語に対する好奇心や思い出がステキ。自分が勉強している言語なら、「あるある!」、知らない言語なら「へー!」の連発。
他言語を見ると暗号を見ているようでワクワクする自分にとって、これは面白かった! 90の各言語に関するエッセイを2ページずつ掲載。 筆者の語り口も面白くてさくさく読めました。 これを読むといろんな言語がペラペラ話せるようになる!わけではないけど(笑)、興味を刺激される良い本。
言語学が好きなおじさんの書いたサクサク読めるエッセイのような内容。 世界の90言語について、1言語につき2ページで言葉を添えています。 言語入門とはありますが、その言語の使われている地域について 旅行に行ったらこうだったとか、この言語の文字は可愛いとか、 著者自身が思い出を掘り返して楽しんで書いたの...続きを読むが伝わってきて面白かったです。 お気に入りはコサ語についての文章。 私もさっぱり知らなかったけれど、南アフリカなどで使われている言語とのこと。 『 言語学で大切なことは、広い視野から言語を眺めること。 日本語と英語が中心で、後はせいぜい欧米やアジアの言語が二つか三つ、 それだけで世界を推し量るのは、はじめから間違っている。 そういうときにコサ語を聞くとよい。言語に対して謙虚になれる。 』 田中芳樹さんだったかな・・・が昔、著書で言っていたことを思い出します。 世界で一番最初にできたレストランは日本だと本にあったのを見て、 「もっと何百年も昔に中国には立派なレストランができている、 日本とアメリカとヨーロッパだけが”世界”だと考える人が多くて困る」 というようなことを言っていたのです。 言語だけでなくいろいろな面で謙虚にありたいものです。 昨年の春頃からベトナムやカンボジアの歴史に興味を持って 植民地でない独自の歴史がとても面白くて驚きましたが、驚くなんて失礼。 知らないだけで世の中にはたくさんの情報が溢れているだけなんですよね。 そろそろ若さを言い訳にできない年齢。知識を身につけたいものです。
BOOK BARで紹介されていた本。メジャーなものからマイナーなものまで、様々な言語を一言語2ページで紹介している。筆者の独特な感性で綴られる文章に、深い言語愛を感じた。言語学知識ゼロの人間にとっては難しい部分もあったが、とても読みやすく、海外旅行欲が強くなる一冊だった。
こんなにもいろんな言語があるのか エッセイであり研究本ではないので 適度な適当感があって読みやすいし ユーモアがあって読みやすく楽しい
一人の言語学者さんが90の言語について書いたエッセイ。この方はロシアとか東欧のスラブ系の言語が専門だそうで取り上げる言語も知らないから調べた的なことも多い。こういうマニアックな話は好きだし知ってる言語が出てくると嬉しい。
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