飯田譲治のレビュー一覧

  • 黒帯

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    ほとんど小説版北斗の拳。
    長英:トキ
    大観:ラオウ
    義龍:ケンシロウ

    物語はありきたりだが、相変わらず熱い。
    空手への作者の愛が溢れている。

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    2012年04月08日
  • アナン、(上)

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    人生に絶望したホームレスにゴミ箱の中から拾われた不思議な少年の物語。
    読む本が手元に無くてふと本屋で文庫版が出てたので購入。
    飯田譲治は「アナザーヘブン2」以来のご無沙汰だった。
    ラストを電車の中で読んでたのだが、泣きそうになった。
    相変わらず投げっぱなしな感じの結末だが、それ以上に感動した。
    この作者たちは人間の良いところも悪いところも全て
    肯定した上で物語を作ってる気がする。
    とりあえず飯田譲治は映画より小説書いてたほうがGJだと思う。

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    2012年04月08日
  • 盗作(上)

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    目立たない、普通の女子高生がある夜に啓示を受けて精魂使い果たして描いた絵は誰もを虜にする素晴らしいものだった。偶々美術評論家がその絵を目にする事となり、賞に応募して受賞する。
    それはあるモザイク作家の作品そのものだった。もちろん本人はその作家を知らない。

    主人公とその周囲の人々がよく描かれている。特に主人公の弟、カヅキは良い。

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    2012年04月06日
  • NIGHT HEAD 4

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    最後に対決するだろうと思っていた人があっさり死んでしまいました。
    ようやっと黒幕の登場です。

    今回はたびたびほろりと来る切ない回でした。。。
    直也が成長してるのにちょっと感動。
    でも直人はやっぱり子供だなあ。。
    いよいよラストです。

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    2012年02月17日
  • NIGHT HEAD 5

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    とうとう、本編完結。
    超能力者兄弟の冒険は終わりました。

    盛り上がり的には3,4巻でピークだったかなあ、と思ったけど、
    綺麗に終わりました。

    直也は成長しましたね。
    直人はブラコンに拍車がかかった感じで。


    筒井氏の七瀬シリーズには劣りますが、超能力モノにしては上質な部類だと思います。
    ラノベの一段上という感じ。
    てゆうか昔のラノベはこのレベルだったんじゃないかな、と思う今日この頃。

    でも十数年経っても色褪せない面白さというのは、すごいことです。

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    2012年02月17日
  • Gift

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    ネタバレ

    これは、かなり良い小説。ストーリーが斬新で、特にそれまでの伏線がすべて回収される終盤の展開は秀逸。著者特有のサラッとした雰囲気の文体が、主人公の置かれた境遇の深刻さを中和して、どこか憎めないヒーロー像をつくらあげている。著者の作品では一番。

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    2011年03月18日
  • 黒帯

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    以前見た映画「黒帯」の小説版でした。
    (読み始めるまで気づかなかった・・・)

    修行に明け来る空手家たちが、現実に直面しながら、
    自分たちの空手道を極めていく、しぶーーいお話。

    映画も、本物の空手家で、地味ながら渋く面白かった。

    小説も、渋さがあっていい感じでした。

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    2011年02月05日
  • アナン、(上)

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    自殺を決意した記憶喪失のホームレス「流」がゴミ捨て場で拾った赤ん坊を「アナン」と命名し、育てていく話。複数の部数構成。章ごとに一人称が変わる。安直な展開だが娯楽としては面白い。

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    2011年01月04日
  • NIGHT HEAD 誘発者

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    このシリーズはすべて持っていますが、これが最終巻ですね。
    これまでのに比べると、いささか観念的な気がしますし、説教くさいような気がしますが、それなりにまとまっていてよかったかと思います。
    今回は敵キャラと呼べるものがいないのが若干残念です。

    これからも続いてほしいなと密かに期待しています。

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    2010年10月11日
  • Gift

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    記憶をなくした青年が「届ける」にまつわる出来事をとおしながら、自分を取り戻すまでの物語。登場人物のキャラクタがたっているためイメージがしやすくい。木村拓哉主演のフジテレビドラマ原作本。

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    2010年05月24日
  • Gift

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    おもしろかった!この作者の作品は結構好きで読むけどこれもよかったな。
    記憶喪失の男が届け物屋をしながら記憶を取り戻していく話。
    作中で起きていることは重いのに登場人物の軽いノリや行動で面白く読めた。読み終わった後にこれがノベライズだって知って原作のドラマ観たくなったけどバタフライナイフ事件のせいでほぼ不可能っぽい・・・
    それだけが残念!ドラマ観てみたかった。

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    2010年02月07日
  • NIGHT HEAD 1

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    私が持っているのはCLANPの挿絵のやつだけど、画像なかったのでこっちに。
    高校時代に読んだけどまた読み返したくなって、今買い揃えているところ。
    CLANPのハードカバーが、当時の人気ぶりを想起させて面白いのでそれを集めているが、文庫版もシンプルで素敵な装丁だからどっちも集めようか考え中。

    ドラマから人気を博して映画・小説・漫画になった作品。
    全6巻で、2009年に新たなシリーズが刊行されはじめた。

    超能力を持っていることで引き起こる事件に苦しみ、社会と相容れない能力を時にのろいながら、それでも懸命に生きていく兄弟のヒューマンドラマ。

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    2010年01月02日
  • Gift

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    色々な事情があってドラマが再放送されなかったり
    封印されてしまった哀しい作品ですね…。

    三年も経って届け物をしてくれた由紀夫に対して
    「 ありがとう 」と赦すことができる美樹は素敵です。


    高校のそばでロケをやっていて
    授業中に抜け出して見に行った覚えがあります。

    スーツ姿でチャリを必死にこぐ木村拓哉に
    素で萌えました。

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    2010年04月26日
  • NIGHT HEAD 1

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    超能力を持って生まれた兄弟が、閉ざされた処<研究所>から
    普通の生活を求めて外<社会>へ飛び出し、
    途中様々な出来事に直面し自分たちの能力に苦悩しながら、
    次第にお互いの存在意義に気付いていく物語。
    テレビドラマが原作なのだが、文章だと、
    映像だけではわかりづらいところも把握でき、
    原作者自らの小説化なので、より作品を味わうことができるように思う。

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    2009年10月04日
  • NIGHT HEAD 2

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    幼少期のエピソードあり。
    原作が少し古いせいか、当時あまり理解のなかった(?)「自閉症」に関する知識に誤りが目立つが、
    後に出版された同シリーズの本のあとがきにて筆者が謝罪していて、
    その姿勢に誠実さを感じた。

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    2009年10月04日
  • NIGHT HEAD 3

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    直也を忘れ、直人だけ一時「普通の生活」を体感する話…
    小説ではほんの数ページだが、原作ドラマではまるまる1話で描かれていて、
    本編の中でも好きな話の1つ。
    直也のために自分がいなくては…!と直人が実感するのが良い^^

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    2009年10月04日
  • NIGHT HEAD 4

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    原作ドラマのラストにあたる巻。
    御厨に対する感情の変化を感じるシーンが地味に好き。
    でもやっぱり1番は、
    お互いがお互いの存在を必要に思い合うところ。
    「おまえには方向性がある。それが一番重要じゃないか」
    「ううん、ぼくはそうじゃないと思うよ。方向っていうのは、風が吹いて初めて決められるものだ。
    兄さんはぼくにとって、風みたいなものなんだ」

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    2009年10月04日
  • 盗作(下)

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    関東の海に面した田舎町に暮らす女子高生・彩子は、存在が目立たず地味で無口な平凡な女の子。
    幼馴染のミチは、田舎のビーナスと呼ばれる程の美少女で、彩子はミチの友達として知られていた。
    彩子は、雨の匂いを嗅ぐと眠くなる。
    その日も雨で学校でも頭が回らずに、美術の時間ではキャンパスを白紙のまま過ごしてしまった。
    先生に宿題だと言われ、白紙のキャンパスを持ち帰ったが、雨の匂いが眠気を誘い再び眠り始める。
    そして、彩子は不思議な夢を見る。
    その夢で出てきた物を書かなければいけない衝動に駆られた。
    何かに突き動かされ、寝ることも食べることもせずに一心不乱に一日でキャンパスを埋め尽くす。

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    2009年10月07日
  • 盗作(上)

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    関東の海に面した田舎町に暮らす女子高生・彩子は、存在が目立たず地味で無口な平凡な女の子。
    幼馴染のミチは、田舎のビーナスと呼ばれる程の美少女で、彩子はミチの友達として知られていた。
    彩子は、雨の匂いを嗅ぐと眠くなる。
    その日も雨で学校でも頭が回らずに、美術の時間ではキャンパスを白紙のまま過ごしてしまった。
    先生に宿題だと言われ、白紙のキャンパスを持ち帰ったが、雨の匂いが眠気を誘い再び眠り始める。
    そして、彩子は不思議な夢を見る。
    その夢で出てきた物を書かなければいけない衝動に駆られた。
    何かに突き動かされ、寝ることも食べることもせずに一心不乱に一日でキャンパスを埋め尽くす。

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    2009年10月07日
  • Gift

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    何年か前にドラマ化された『ギフト』の原作。
    このドラマでバタフライナイフを扱うシーンに憧れていくつかの傷害事件が置きたということで、封印されたという幻のドラマ。
    それだけ当時のキムタクにはカリスマ性があったんだなぁ。

    ストーリーは記憶喪失の主人公が何も覚えていない状態からはじまる。
    そこに何か大きな陰謀が隠されていると思った何人もの人がからんで、最終的にはもともとの自分自身を思い出す、というもの。

    なんだか不思議なストーリーだった。
    最初のほうは正直あんまりおもしろくなかったけど、中盤からは一気に読んだ。

    もともとドラマ向けに書かれた本だけあって、文学的というよりも映像的。

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    2009年10月04日