古田雄介のレビュー一覧
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ネタバレ漠然とは理解しているつもりだが、やはりほっては置けなかった。そのタイミングになると、購入したい。
1、I PHONE 設定によっては10回パスワード間違えると、中身が全て消える。
2,個人のPCは簡単に破棄せず、ログインにチャレンジしてみる。ブックマークから口座のあるネット銀行を突き止める事が出来る。休眠口座は一旦公益活動に使われる。のちに請求したら引出し可能。
3、故人のFX取引追証のリスク 証拠金割れの場合素早く回収するシステムになっている。400倍→25倍迄減少。
4、〇〇PAY契約者が亡くなった時点で、権利消滅と書いてある規約が多い。請求すれば支払ってくれるが手続き面倒。一身専属 -
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私は普段、自殺に関する記述は臨床心理学や医学の分野で書かれたものを読むことが多い。個々人への配慮と寄り添いはあれども、学問的な中心は統計にあって、だんだんと平均化された現象として「死にたい」を見てしまいがちになる。「どうしたら防げるのか」という予防の話だったり、「そうは言っても自殺はよくない」という道徳っぽさが含まれてしまう。
著者が自殺の後になってから関わりをもつ職業であるためか、「死にたい」をどうこう予防するという視点でもなく、起きてしまった自殺を良い悪いで評価する視点からも離れているように感じる。
きっかけは著者自身の後悔から始まるが、ただひたすらに「死にたい」という現象、あるいはその -
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ネタバレここが知りたい! デジタル遺品 デジタルの遺品・資産を開く! 託す! 隠す! (これで安心!) 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/5
古田/雄介
1977年、名古屋市生まれ。一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシー(LxxE)理事。名古屋工業大学卒業後、建築現場監督と葬儀社スタッフを経て雑誌記者に転身。2010年から故人がインターネットに遺した情報の追跡調査をはじめ、2015年には亡くなった方のサイトの事例をまとめた『故人サイト』(社会評論社)を刊行。複数の媒体でデジタル遺品等に関する記事を執筆している
デジタル遺産の内、金融資産と家族写真は必ず遺族にわかるようにしたい
2018年 -
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本書は、死後に自分の携帯電話やパソコンなどの機器やクラウドサービス上に残される、“デジタル遺品”をどう探し、残すか、を解説した現代人必携の一冊。
銀行口座、証券口座、仮想通貨、メール、SNS、ストレージ……、さまざまな情報がデジタル化され、中にはデジタルだけでサービスが完結しているものもある。明日突然死んじゃったら、何がどこにあるのか、探すのは至難の業だ。
SNSなど、デジタル発のサービスには契約者が死んだときの扱いがはっきりしていないものも多い。
では、ローカルのパソコンにすべて保存しておけばよいかというとそうでもないようだ。本書によれば、ハードディスクの寿命は数年程度だとか。定期的 -
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長期間に渡り多数のアクセス数を誇る人気サイトの管理人へのインタビュー集。管理人たちのサイトを運営するにあたっての意図、リテラシーの考え方、モチベーションの保ち方など、さすが長年にわたって運営しているだけあって、みなしっかりしたポリシーを持っている印象だった。こうしてみるとウェブサイトっていうのは、つくづく「読み物」なんだな、と思う。管理人たちも人となりのバックボーンが「活字の人」という人が多い。そういう人だからこそ、「読ませる表現力」であったり、そのサイトの社会における立ち位置の認識であったり、というのが優れているのだと思う。したがってサイトの一つのゴールとしてのアウトプットが「書籍化」に行き
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インターネットの有名サイト(どちらかと言えばマニアックなサイト)の管理人の方々のインタビューです。
掲載されているサイトは、一般的なサイトというより、ちょっと特殊なマニアックなサイトが多いです。ちょっとニッチな需要しかないと思われる物ほど、インターネットには相性がいいんのが分かります。ただ、インターネットというものが、もっと一般的(すでに一般的ですが、もっと簡単に扱えるというレベルになること)になった時に、ちょっとマニアックなサイト以外にも、一般的な物を扱うサイトがどうなるかというのは、まだまだ未知数な部分があるように思います。
どんなことであれ、自分の好きな事だから頑張れて、普通の人では -
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この世界に生きている人間の、誰もが経験したことがなく、そしていずれ必ず経験するもの。それは死。
内容はタイトルの通りで、「死」に関して作者さんなりに考察する、というものとなっている。新書でありながら小説のようなストーリー仕立てになっていて、事の発端はとある依頼が作者さんのもとに届いたことから始まる。
「娘が自死した。ツイッターに娘のつぶやきが残っており、死を誘発する内容となっている。そのつぶやきを消したい」
作者さんは依頼主さんにツイッターのつぶやきを消す方法を伝えたが、そもそもその処置内容でよかったのか?という自問が発生した。で、そもそもネットにあふれる「死にたい」は有害なのか?と思い -
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ネタバレネット上にはたくさんのブログがある。中には亡くなっている方もいる。
この本では多くの亡くなった方のブログを取り上げている。闘病記、自殺願望者、日記、事件の被害者。私が読んだ山口さんの事例もあった。
山口さんの事例を読んで感じたのは、そんな簡単なもんじゃないということ。もっともっと心の奥底から叫ぶ声があったんだよ。本書は多くの事例を取り上げるから、そんなに掘り下げられない。やっぱり心の機微を追うには、実際の本やブログを読むべきだと思った。若くして白血病を患ってワイルズさんもそうだと思う。
ブログは運営会社がなくなってしまったら、ブログもなくなってしまう。そんな中、読者や縁ある人たちがブログ