バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書)

バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書)

1,034円 (税込)

5pt

3.5

IT社会の“タブー”に踏み込む!

自殺願望の書き込みは、公序良俗に反するのか――ある遺族から寄せられたメールをきっかけに、著者は“死への記述”が綴られた143のサイトを調査する。ネット上に蓄積された「苦悩のデジタル遺品」は、自殺の連鎖を招く単に“有害”なものなのか、それとも全く別の新しい価値があるのか。
膨大な記述を紐解き、投稿者や遺族など当事者たちの心情を追いながら、「ネットと自殺」という現代社会の難題に向き合った。

(底本 2024年8月発売作品)

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バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私は普段、自殺に関する記述は臨床心理学や医学の分野で書かれたものを読むことが多い。個々人への配慮と寄り添いはあれども、学問的な中心は統計にあって、だんだんと平均化された現象として「死にたい」を見てしまいがちになる。「どうしたら防げるのか」という予防の話だったり、「そうは言っても自殺はよくない」という

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    人によっては死にたいという投稿が公序良俗に反すると思われても、ある人にとっては大切なメッセージになる

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    希死念慮表現は公序良俗に反するのか? 自殺者遺族にも消す権利はあるのか? を考えさせられる
    必ずしも実行を促す/本人内でも行動に繋がるとは限らず、吐き出して楽になる事例も考えると何でもかんでも制限することで状況は好転するのか?
    数十年後の視点からの振り返りも気になるテーマ

    0
    2025年05月01日

    Posted by ブクログ

    正直文章はあまり上手ではない(洞察が意外と浅い)と思ってしまったけど、興味のある分野を体系づけて考えられたので有意義ではありました。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    この世界に生きている人間の、誰もが経験したことがなく、そしていずれ必ず経験するもの。それは死。

    内容はタイトルの通りで、「死」に関して作者さんなりに考察する、というものとなっている。新書でありながら小説のようなストーリー仕立てになっていて、事の発端はとある依頼が作者さんのもとに届いたことから始まる

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    著者が自殺願望を持つ人々の孤独に共感し、インタビューを通じて生きる希望を描いた部分が印象的でした。ネット上の言葉の裏にある切実な思いを理解でき、他人の苦しみを軽視しない大切さを学びました

    0
    2024年08月05日

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