菊池良生のレビュー一覧

  • 傭兵の二千年史

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    「ナショナリズムの成立の仕組みをそのナショナリズムとは無縁の傭兵たちの歴史を見ることで逆説的に探った」一冊。

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    2014年02月16日
  • 傭兵の二千年史

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    弟くんからの紹介本、というか強奪本。
    『民間防衛』について熱く語ったら紹介してくれました。
    相変わらずよく分からん引き出しを持ってる子である。

    まず、言いたい。
    巻末に年表が必要だと思うの!絶対。
    時代感覚が分からんまんま読んでしまったよ…。(調べろよ。)

    今まで概観で歴史を見てきてるので、ひとつの視点から見直すのは面白いよね。
    「宗教」という視点ではやってみたことあるけど、「軍事」から見るのも面白そう。
    まあそのためには概略の知識が必要だけどさ。

    スイスの永世中立国としての固い決意は、400年にわたる「血の産業」を経た故なの…か?

    惜しむらくは。
    軍事(傭兵)の変遷から近代ナショナリ

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    2013年02月10日
  • 傭兵の二千年史

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    中世から近代にかけての戦争をマイルストーンとする歴史を、傭兵という仕組み・制度を通して概観できる。最終章が少し軽んじられた印象。

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    2013年01月04日
  • 傭兵の二千年史

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    ネタバレ

    一昔前、柘植久慶という元フランス傭兵部隊の人のノンフィク本を結構読んでいて、そんなイメージを持って読んだのですが……。あ、あと、新潮文庫で出ていたA.J.クィネルの『燃える男』とか。
    2000年前のギリシア時代の傭兵とか、ローマ時代の傭兵とかの殺伐とした背景をざっくり切り取った内容で、大まかすぎて面白いやら何やら今ひとつな印象です。近世に入ったら、面白くなることを期待。

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    2012年06月08日
  • 傭兵の二千年史

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    古代ギリシャからナポレオンの時代に到るまでの傭兵の歴史の概説。基本的には封建制度の中で、ニッチ産業として発達した傭兵が近代には巨大な勢力となったけれども、国民国家の誕生によって意義を失っていく……ということが書かれている。ただ、傭兵という業種は滅びず、現代のイラク戦争にまで伝統は続いている。

    私が思うに、兵隊の活用が制限されると、制限外の活動を金で請け負う「傭兵」が栄えるのかな。現代のアメリカ軍が雇う傭兵的な警備会社や、フランスの外人部隊なんかは、そういうイレギュラーなことを遂行するのが主な目的になっている。士気と規律で雁字搦めになった軍隊とは別の「傭兵」という枠組みから目を逸らしてはいけな

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    2012年05月10日
  • ハプスブルク家の人々

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    『201204 民族強化月間』

    "遅れて来た者"エピゴーネンに焦点を当てた黄金伝説ならぬ水銀伝説。
    マクシミリアン大公(フランツ・ヨーゼフ1世弟)に全体の4分の1近くのページ数を割いているあたり、著者が気ままに思いつくエピソードを抽出したエッセイ集という趣。
    文学的な語り口調で読んでいて気持ちが良い。が、傍流を追っている性質上ハプスブルク家の全体像を掴むには向かない。ある程度の前知識は必要。

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    2012年06月25日
  • 傭兵の二千年史

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    高校時代が日本史専攻だから人名をすぐ忘れんなー。
    現代の世界の動きを判断するのに歴史勉強は必須なのでー。
    あとは個人の備忘録。

    スイス誓約同盟
    クオリフォン
    フリードリッヒ一世 バロバロッサ 赤髭王
    マクシミリアン一世
    ランツクネヒト
    ゲオルク・フォン・フルンツベルク
    カルヴァン主義(改革長老教会)
    ナントの勅令
    ユグノー戦争
    マウリッツ・オライエ
    グスタフ・アドルフ
    ヴァレンシュタイン
    フリードリッヒ大王
    マリア・テレジア

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    2011年11月06日
  • 神聖ローマ帝国

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    アメリカもEUも帝政ロシアも意識したローマ帝国。

    で、中世ヨーロッパの本を読んでると 
    「神聖ローマ帝国」という国が出てくるので
    頭が??状態。

    なんで読みました。これ読むと本当にEU、ナチス、
    ハプスブルク家、大航海時代と時代を逆行して
    ヨーロッパ人のアイデンティティが少し
    のぞけます。

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    2011年08月26日
  • 神聖ローマ帝国

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    まさに「欧州情勢は複雑怪奇」ですね…皇帝や王の名前がナントカ1世だの似たような名前だらけで途中から誰が誰だかよく分からなくなってきた

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    2011年03月31日
  • 警察の誕生

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    「警察」という組織の成立にまつわる本。かつての警察は、現在の警察とは違い、行政権と裁判権を有していたが、それは王権を強化するための国王直属の秩序維持組織としての側面が大きかった。そういった意味で、警察の歴史は、中世ヨーロッパの王権と自由主義の歴史にも繋がる面白い話題である。本書は、やや孫引きが多いのと、中世ヨーロッパ以外の「警察」(例えばイスラム世界)に関する記述が欠如している点で、やや物足りなさを感じた。とはいえ、中世ヨーロッパの歴史をそれなりに知っている人なら、楽しめるだろう。

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    2010年12月31日
  • 神聖ローマ帝国

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    評判がいいようなので読んでみた。
    おもしろおかしく書かれているので(悪役を作って単純化するにしてもやりすぎな気がするが)さっくり読めて、つかめた気になる。
    入門・まとめによい感じ。

    文章がやや気になる。(わかりやすくはあるけれど)言葉選びがこなれていない。
    がんばって難しい言葉を使っている感じが気恥ずかしい。

    ていうか画像…私が読んだのと表紙が違うのはともかくなにこの帯。このコピーはひどい。
    単純化した内容ともども安っぽいな。

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    2012年03月31日
  • ハプスブルク家の人々

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    700年にわたりオーストリアを中心に権威を保ち続けたハプスブルク家といえば、マクシミリアン1世、マリアテレジナ、フランツヨーゼフ一世などの"輝かしい"人々と彼らの支配した"黄金時代"が歴史のうえで純然たる輝きを放っているが、
    本書ではそうした人々や時代に比較され埋もれていったエピゴーネン(優れた者たちの模倣者、追随者)たちに光を当て、彼らの鈍く光る"水銀時代"を僅かな哀れみと共にとても面白く語っている。

    こうした"水銀時代"の人々は確かに地味で黄金時代ほどの興奮もなかったが、そうしたリアルさがかえって史実をリアル

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    2010年09月23日
  • 傭兵の二千年史

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    「古来、戦争とは忠誠、祖国愛といった観念とは対極に位置していた傭兵たちによって担われていたのである。それがいつしかナショナリズムにより途方もない数の人びとが祖国のために身を捨てる国民戦争に変質したのである。であるならば、これら傭兵たちの歴史を覗けばひょっとしたら近代ナショナリズムの仕組みが逆説的にほの見えてくるかもしれない。本書はこんな淡い期待のもとに書かれた」。というテーマをなんとなく踏まえながらも、『傭兵の二千年史』というタイトルに忠実な、西ヨーロッパの傭兵制度について古代ギリシャからナチスの突撃隊までを概観している本だった。いろいろ知らないことも多かったし、面白かった。

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    2009年10月07日