管啓次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アメリカインディアン、アラスカなどの先住民の暮らしを「土地と暮らす」と表現し、現代の私たちの暮らしは「土地と切り離されている」と表現する。この本は2013年マザーのイベントの露店で購入。キャンプは、「土地と暮らす」暮らしといえると思う。土地と切り離された暮らしがいかにそれたけで摩耗するものか、根本的な動物としての必要なものが欠落している暮らしだと感じる。だからこそ、定期的に、山へ川へ、平原へ行き、「土地」を感じる必要があるのかもしれない。それは確実に私たちに力をくれるものだから。
※筆者の表現について…冗長なくどい表現力が多く、美しい自然が文体から浮かび上がるというよりは、くどい表現が鼻につき -
Posted by ブクログ
前半部というか、190pくらいまでは菅啓次郎さんの書きもので、
残りの40pくらいが小池さんによるナバホ族の神話を描いた漫画です。
本書を読んでいると、人間というものは機械じゃない、
熊や蜂や猫と同じ生き物なのだから、
自然の中で生きるのがすごく厳しいことだとしても、
地球を俯瞰する視座でみてみたら、自然の中での生活が一番適当なのではないかと思えてきました。
町や村も含めて、現在の人間の暮らしというのは、
自分で農耕や採集や狩猟をしない都市型(市場経済型)の生き方をしている。
それって、僕の言葉でいえば、
人間が自身のために作った温室のようなシステムにひきこもって
生きているようなものかもし -
Posted by ブクログ
わたしたちが、自然を畏れ、敬い、その恵みに感謝することの大切さを忘れてしまって、いったいどのくらい経つでしょう?現代社会が如何に仮想的で、実態を伴わないものであるかということに、改めて気づかされる1冊でした。
なにかを決めるとき、7世代あとの人々のことを考え、その人々に対し責任を負うものでなければならないという考えが、原野で暮らすインディアンの基盤にあったということに驚かされました。
人間もまた自然の一部であり、この世界の片隅で生かしてもらっているという事実があるにもかかわらず、わたしたちはあまりに多くのものを破壊し、捨て去り、置き忘れてきてしまいました。自然を支配し、利用しようという思い上が