斎藤惇夫のレビュー一覧

  • グリックの冒険

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    ネタバレ

    前から気になっていた本をいよいよ通読!
     序盤から気丈に送り出す姉や、気取り屋だけど実力も優しさもあるピッポーなど良いキャラクター達に出会い背中を押されて進む力強いスタートだ!特にピッポーは最後の最後にも再登場しており、とても良いキャラである。
     第一部はクマネズミとドブネズミの戦いにまだ未熟なグリックが巻き込まれる話だ。ドブネズミもクマネズミも必死であることが印象深い。もはや最後の戦いの後には互いに手出しはせず解散しておりお互いの生命力に圧倒されていたようにも思える。第二部のグリック達のように彼らは彼らの人生を、目的を達成できるかなど関係なくやれるだけやってやったのである!そしてガンバが冒険

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    2025年11月06日
  • 哲夫の春休み(上)

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    てつおくん、お父さんの時代へタイムワープできたのですね。お父さんをよりよく理解できたことでしょう。タイムワープに不自然さがないのはさすが

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    2025年08月28日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    ネタバレ

    はじめにマンプクがガンバを海に行こうと誘っていなかったらどうなっていたんだろうなぁと思いました。
    最後、潮路がイタチに傷つけられて死んでしまうのが可哀想だと思いました。
    無事にイタチを倒すことができてよかったなぁと思いました。
    はじめは劇団四季でしか見たことがなかったけど実際のお話を読んでみてこういうお話なんだなぁと深く知ることができたと思います。

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    2025年06月09日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    子供の頃アニメで見てました。イタチがおっかなくて、エンディングの歌が絶望感全開の歌だったことしか覚えてませんでしたが(^_^;)
    この度読む機会があり、改めて読みましたが、これは児童向けの冒険小説としては名作だと思いました。
    十五匹の仲間がでてきますが、一匹一匹ずつちゃんと見せ場があって良かった!
    最初は、歌やダンスが上手いからなんやねん⁈と思いながら読んでましたが、イタチとの闘いでそれらのスキル?のおかげで見せ場が作れてましたからね。
    あ、でも推しはイカサマでお願いします(笑)

    自分の子供にも是非読んでもらいたい一冊でした。

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    2024年11月24日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    斎藤さんの物語では、生き物がきちんと死ぬ。
    きちんとというのは、おどろおどろしくもなく、
    決して軽くもなく、命の終わりが描かれている。
    描かれているとしたのも、読み進める間、映像が見えるからだ。
    今日も一緒に旅にでようという希望と、この先どうなるのだろうという不安やという気持ちにさせられる本。

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    2024年11月18日
  • グリックの冒険

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    街で飼われているシマリスのグリックは、あるとき森で暮らす野生のリスの話を聞き、強い憧れを抱く。家を飛び出して森を目指すグリックが、ドブネズミのガンバや動物園で知り合ったメスのノンノンと一緒に、冒険をするお話。
    子供向けの冒険物語だが、小さなリスが遠い北の森を目指す道のりには危険がいっぱいで、ハラハラドキドキの内容。
    疲れた心にサプリメント効果バッチリで、ぜひシリーズをまた読みたい。

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    2024年08月31日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    情景描写がとても凄くて自分もガンバたちと一緒に冒険しているような感覚になれるのが大好きです。
    私はこの本を読んで読書の楽しさに惹き込まれて行ったので色んな人に読んで欲しいです!

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    2024年06月02日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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     本書を読んでからイタチ=悪の図式が刷り込まれた。アニメは観たことがないが、ノロイの挿絵に恐怖を覚えた小学生時代。仲間たちが海で一列になってイタチを迎え撃つシーンが胸熱。歌やダンスで戦うシーンもすっかり忘れていたが、それぞれの仲間にスポットライトが当たってワクワクしたなぁ。得意なことを活かして戦いが苦手なものも精一杯仲間のために頑張るネズミ達に勇気づけられるし、大事なことを教えてくれる。また児童文学の魅力に惹かれ、児童文学熱が再燃してきた。

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    2023年09月02日
  • グリックの冒険

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     小学3年生の頃、国語の授業で毎回少しずつ先生が読み聞かせてくれ、大好きだった本。特に中盤のドブネズミとクマネズミの戦いに、ドキドキハラハラしながら聞いていたことを思い出す。ペットとして飼われるシマリスのグリックが、仲間がたくさん棲む北の森へ数々の試練を乗り越えて進む姿にグッとくる。私にとって思い出深い作品。
     また、薮内さんの描かれるリアルな動物の挿絵がとても素晴らしい。図鑑の挿絵画家もされていたらしく、キャラクターじみていない挿絵がストーリーで描かれる過酷な現実とも非常にマッチしている。

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    2022年11月16日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    最初のうちは字が小さすぎて全然進まなかったけど、イタチとの戦いのところからとてもガンバたちが頑張っている姿を読んで感動した

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    2022年08月26日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    ドブネズミになって一緒に冒険したいと何度も思ってしまった笑
    イカサマが「冒険者たち」の時と比べてガンバ、ヨイショ、ガクシャに並ぶくらいに安心感あるキャラになってて惹かれた
    ガンバの戦隊のレッド感も好き
    カワウソ元々好きだったけど飼いたくなっちゃった

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    2022年02月14日
  • グリックの冒険

    ネタバレ 購入済み

    グリックのGは元気のGだ!

     ともかく頑張りたい人の背を押してくれる努力がテーマ?の名作。作者の処女作で今までの人生経験が詰まっている、とのあとがきですが、なるほどと頷けるような内容。冒険物としてはガンバシリーズの方が良く出来ているのだが、こちらの方が教訓的に得るものは大きい気がする。
     二匹のリスが不屈のタフネスで冬山の先の故郷を目指す旅の話ですが、東京から新潟までが想定モデルとなっているので、北陸好きの方にもおすすめ。

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    2022年09月29日
  • ガンバとカワウソの冒険

    ネタバレ 購入済み

    芳醇なる渓流世界

    高知県四万十川での取材が元になっているらしいが、渓流を中心とした自然の描写が素晴らしい作品。
    カワウソの娘カワモが過酷な旅のストレスからだんだん鬱病?になって、おかしくなっていく描写もリアルで生々しい。
    まあアニメ映画版と同じくハッピーエンドだが、こちらでは野犬達との戦いが決着つかずで終わるという点で大きな変更点があった。

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    2022年09月29日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

    購入済み

    ネズミVSイタチの戦争

    70年代前半に書かれた古典作品ですが今でもかなり面白い。ネズミのガンバたちがイタチ一族の支配する島に上陸して、戦いになるまでの流れは本当にドキドキして大人でも十分に楽しめます。メインキャラであるネズミ集団のキャラ付けも味わい深く、誰かしらお気に入りのネズミが見つかると思います。個人的には破天荒なイカサマと山下清っぽいボーボが好きでしたね。

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    2022年09月29日
  • グリックの冒険

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    ガンバの冒険を子どもたちとアニメで見たものの、この作品が原作者の処女作だとは知りませんでした。

    家や動物園で飼われていることの安全の反対にある自由。
    「ながいながいペンギンの話」と同じく、飼われている生き物の気持ちについて考えさせられました。

    足をケガしていたらたどりつけないはず、戦った相手がタカに襲われる、など、運がいいでは語れない物語、ガンバにしてもハトのビッポーにしても、命を助けてもらったことへの恩返しの気持ちがここまでとは、と。

    ガンバが動物園を「きみのうち」だと思って連れて行ったのは、ちょっとおもしろかったです。

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    2020年11月03日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    アニメのイタチがとても怖かったことしか覚えてなかったけど、原作は更に怖くてびっくりしました。
    それは、キャラクターやストーリーをとても丁寧に描いているからでもあり、名作と呼ばれるもののすごさに圧倒されました。
    児童書なのに、子ども相手でも全く容赦しない。良い意味で。
    その分、難しい言葉や描写もたくさんあるけど、何より物語の世界に惹き込む力がとても強い!
    細かい意味とかは理解出来なくても、きっと子ども達もハラハラドキドキしながら読むんだろうなと思いました。

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    2020年07月23日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    子供の頃みていたアニメ「ガンバの冒険」が懐かしくて読んでみました。
    正直言ってなめてました。久しぶりに血沸き肉踊る感じで最後までハラハラドキドキ。
    野沢雅子さんの声で冒険に誘うガンバの声が聞こえてきました。
    でもボーボって死んじゃうんだっけ?
    凄いショックでボー然としちゃいました。
    でもほんと面白かったです。冒険の旅に出よう!

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    2017年04月04日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    長い物語だが、とてもドラマティックでぐいぐいお話の世界に引き込まれ、あっという間に読めた。登場人物のそれぞれのキャラがしっかり描かれている。

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    2017年01月16日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    子どもの頃に読んだ今まで生きてきた中で一番好きな本。最初に読んだ長編小説。
    絶対に号泣するから本当にみんなに読んでほしい!笑
    小さなネズミ達がさっそうと戦う姿はたくましい勇者としか言えない。
    ガンバと結婚したい。それくらい大好き。笑

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    2016年06月27日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    読み終わった~~!
    うちの7歳児に読んでいるネズミのガンバと仲間達の三部作最終話。570ページを子供に音読するのはかなり長いぞ~~~~。

    こんども「ガンバと15匹の仲間達」なのですが、ノロイ戦で三匹離脱したので、代わりにノロイと一緒に戦った島ネズミたちが三匹加わったので、メンバーちょっと変わってます。
    しかしアニメの影響で私の脳内イメージがシジンは酔いどれべっぽこ文士のおっさん、イダテンとイカサマは同じ奴(実際この二匹はノロイ以前からの仲間で言動も似ている)のような気がしてしまい、読むにあたってのイメージ修正にちょっと手間取った(笑)

    挿絵は動物挿絵薮内正幸さんによる”ネズミそのもの”なの

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    2016年06月07日