斎藤惇夫のレビュー一覧

  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    映画化で文庫版が手に入りやすくて良かった。

    小学生時代読みまくった本の一つ。
    未だに泣ける。
    グリックの冒険も大好きだった。

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    2015年12月02日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    この原作版での仲間の一人「ボーボ」はその名の通り、ボーっとした性格で、仲間たちが議論を白熱させても、ひとりボーっと「さかなになって海を泳いでみたい」と考えている。
    そのボーボが、イタチとの長い戦いで仲間がみんな疲れ休んでいるとき、突然叫び声をあげ、一人で突っ込んでいった。イタチが隙をついて岩の間から入り込みネズミたちを襲おうとしていた。
    別に誰かに指示されたわけじゃない。ボーボだって、できたら危険なことは避けて、いつものように空想にひたる自分の好きな時間を過ごしていたかったはず。でもボーボは突っ込んだ。気がつけば体が動いていた。そしてボーボは・・・

    「ガンバと15ひきの仲間」の題のとおり、ひ

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    2020年08月19日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    台所の床下の貯蔵穴に住んでいるドブネズミのガンバ。
    海を見に行こうと誘われて出かけ、船乗りネズミと知り合ってうかれているところへ、助けをもとめにきたネズミが。
    自分たちが住んでいる「夢見が島」がイタチに襲われ、助けてほしいと。恐ろしい敵はノロイ一族だと。

    昔々アニメでやってた「ガンバの冒険」の原作です。
    絵が怖かったぐらいしか覚えてないですが(でも歌はうたえる)、本で読むとかなりおもしろかったです。それぞれのネズミたちが名前からも想像できるような、特技を生かしてイタチに立ち向かっていく姿、なんて勇気のある・・・ノロイの誘い出す踊りもユニークだし、いい本です。
    続編あるので読みたいな

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    2012年09月15日
  • グリックの冒険

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      再読です。
      私が最も好きな本のうちの1冊なんですが、いつ読んでもやっぱりいいです。大好きです。最後に読んでからもう随分経っているんですが今でもそれは変わりません。むしろ前以上に好きになりました。

      途中に出てくる動物園が日本のように感じました。みんな形も顔つきも違うのに、みんなどこか似ている。冒険話に興味は示すものの誰も冒険しようとはしない。時にはしようとするものを阻害したり、孤立させたり。動物園は餌に困る心配もなく、安全です。生きてく上で必要なものは全て揃っています。それでもどこか貧しいんです。生きている、と感じないんです。これはまさに日本のような気がしてなりませんでした。みんな

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    2011年07月13日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    ゆくえ不明のネズミをたずねて四の島の渡ったガンバと仲間たちは、絶滅したはずの二匹のカワウソを見つけます。野犬と戦いながら、カワウソの仲間が生き残っているかもしれない伝説の川「豊かな流れ」をめざす冒険がはじまりました。小学4・5年以上。

    ***

    「冒険者たち―ガンバと15ひきの仲間」の続編。
    時系列的には間に「グリックの冒険」が入ります。
    これも「冒険者たち」同様、小学生の頃大好きな本でした。
    当時何度も繰り返し読んでいた本で、間違いなく私の読書の原点にある一冊です。
    子供の頃は純粋に冒険小説として読んでいたけど、改めて読んでみると、環境破壊や絶滅危惧種(ニホンカワウソ)などの問題提起を含ん

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    2011年01月19日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    ガンバのシリーズをこの間購入しました。
    全巻必ず読んだ事があるはずなのですが昨日ふと読み出したら止められなくなりました。やはり面白い!

    日本カワウソはまだ絶滅したと断定されてはいないようですが、限りなく絶滅状態に近い状況と知り、この本が書かれた時よりさらにカワウソを発見する事が幻と同義語となってしまったなと寂しく思いました。
    動物が住めない川や自然の中でどうして人間の子供も健康に育つ事が出来るでしょう?
    今、川を健全な状況に戻す為、努力している活動がある事を素晴しい事と思います。いつかカワウソが普通に見られる日本になると良いなあ。

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    2010年10月27日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    小学生の時に友達に誕生日プレゼントとしてもらった。
    面白かったなあ〜
    今読んでも面白いと思えるんかなあ。

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    2009年10月04日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    『冒険者たち』
    『グリックの冒険』
    から続くガンバと仲間達のシリーズ第3弾。

    表題通り、
    ガンバ達と2匹の日本カワウソ達の大冒険記です。
    この本を小学生時代に読んだ後
    カワウソに関して
    色々調べて
    自然の大切さや
    人間の愚かさを
    小さいながらにも
    深く感じる事ができた
    素晴らしい名作です。

    もちろん
    他のシリーズも
    面白く、感動的ではあるのですが
    僕にとって
    思い出すだけで目頭が熱くなる場面がありまして、
    詳細は読んでいただければと思うのですが、
    あの崖のシーンは、
    本当に
    今でも
    鮮明に思い出すことが出来る
    なんともいえない場面です。

    そして出来るならば
    文庫版ではなく
    分厚い方を選ん

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    2009年10月04日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    『冒険者たち』の続編にあたるこの作品。ガンバと15匹の仲間が行方不明のガクシャの恋人ネズミを探しに冒険の旅へ。自然破壊をテーマにした物語ですが、重くないです。最後にはもちろん感動が待ってます!

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    2009年10月04日
  • グリックの冒険

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    「冒険者たち」ガンバの物語の続編。主人公であるシマリスのグリックが自分の生まれた北の森を目指して旅立つ物語。
    人間として自立しようとする時期に読めれば最高です。

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    2009年10月04日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    イタチの脅威に晒されている島ネズミを助けに向かう正義感の強いガンバと個性的な仲間達が魅力。
    イタチの巧みな誘いや攻防戦にはハラハラし、悲しい別れには涙した。
    ガンバはリーダーとなって島ネズミの反感にもあうが、最後はやってのけるのが頼もしかった。
    リアルで躍動感ある挿絵も素晴らしい。

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    2024年09月19日
  • ガンバとカワウソの冒険

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    ネタバレ

    子供の時にお年玉で購入したハードカバー。大人になった今読んでも名書。
    カワモが疲れ切って精神病んだ描写とか、子供向けだけど胡麻化しなくきちんと書かれているところが素晴らしい。無理やりガンバたちがカワウソを連れだしたのではない、カワウソたちが自分たちの仲間を探したいと自発的に動いた、というところがポイントで、ガンバたちがカワウソたちを連れてきてしまったと気に病む必要もなく、カワウソたちもやらせれているわけではない、自分たちの為に行っているということが重要。今までいたところではすぐにでも野犬に襲われていただろうし。
    キマグレ、めっちゃいいキャラだった。かっこいい。生きててくれてよかった。
    イカサマ

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    2024年06月12日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    ドブネズミのガンバはマンプクに誘われて
    町を出ていく
    港にたどり着いた2匹
    港の小屋でたくさんのネズミ達に出会い
    帰ろうとした時に
    傷ついたネズミ忠太が出てきて
    家族や仲間を助けて欲しいと言われる
    ガンバと仲間達は忠太の家族を助けに
    夢見が島へ渡る
    ドブネズミ対白イタチの戦い

    対象は小学校4、5年生以上

    アラフォーおばさんも
    ハラハラドキドキ夢中になって読み
    ラストの方ではじーんとした
    世界観が凄かった

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    2023年12月20日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    児童文学とあなどるなかれ。

    終始手に汗を握りながら読み終えました。
    ノロイをはじめとする強大な敵に対する描写の恐ろしさよ……。
    迫りくる絶望感に幾度も打ちひしがれながら、ガンバたち冒険者と共に何日も戦っているような、そんな気持ちになりました。

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    2023年05月15日
  • グリックの冒険

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    久々に児童文学を読みました。筋としてはとてもシンプルですが、最後までハラハラドキドキしながら読みました。

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    2023年04月24日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    大昔、アニメを見たからだろう。白イタチのノロイはもっと恐ろしく、もっと大きかった。戦いの凄惨さも、もっと悲惨で気持ちが悪かった。けれども原作は児童文学。イタチがほとんど妖怪みたいになる描き方はするわけがない。これはこれでワクワクする、面白い話だった。

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    2023年01月17日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    子どもたちの読み聞かせで初めて読んだ作品。
    個性あふれるネズミたちが主人公のお話は、
    小学生の頃にハマった「ミス・ビアンカシリーズ」以来かな。

    ネズミのガンバが主人公で、次々に出会う周りの仲間たちとともに冒険に巻き込きこまれていく。
    ガンバは最初からやる気のある主人公キャラではないのも面白いところ。
    ほんのちょっと責任感が強くムキになりやすい性格なだけで、彼を取り巻く周りの環境が、ガンバをみんなのリーダーに成長させていくのも見事。

    途中からどんどん緊張感が出てきて、
    えっ?えっ?
    っていう予想外の展開が続いて、
    中盤以降は、伏線の回収も見事で、
    最終章は完全にネズミたちと一緒に大冒険してる

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    2022年09月18日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    小学生以来に読んだから懐かしい。
    ガンバの冒険のゲームを家族がやってるところを見てて、読んでみたくなったんだったと思う。
    当時はすごく感動したと思ったけど、今は意外とあっさり読み終わってしまった。
    ノロイ怖いけど大好きなキャラクター

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    2021年06月14日
  • 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間

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    ずっと読みたいと思ってたので、この機会に読んでみたよ。
    アニメ版も有名だよね。
    私は子供の頃に見てたのかなー?って思って調べたら、まだ私が生まれる前のアニメだった。
    
    原作小説の方は、児童書にしてはなかなか分厚くて、読み進めていくうちに内容も大人っぽくてビックリした。
    台詞回しとか。
    
    そして、薮内正幸さんのイラストがまた素晴らしいんだよね!
    表紙のツブリに乗るガンバがとっても格好いいし、所々出てくる挿絵も全部素敵。
    
    ひとつ勘違いしてたのが、他に『グリックの冒険』と『ガンバとカワウソの冒険』があるんだけど、『冒険者たち』が1巻だと思ってたら、『グリックの冒険』の方が先に刊

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    2020年05月03日
  • グリックの冒険

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    冬山を登るというのにほぼ何も準備も計画もなくなんて、どういうことやねん。というツッコミはあれども、やっぱ毛皮を纏っているというのは強い。しかもそこらへんで飯も調達できるし、草食動物って最強だよな。でも食われちゃうから、なかなか難しい。
    最後の結末はまぁそうなるよね、とは思ってたけど、眠気に耐えきれなくなったところで切ない展開だったら泣けるかも!とも思ったよ。やっぱ子供向けかー、と思ったら最後の二人の会話がおまえらやることやってんのかよいつの間にか、ていう意味深っぷりで、好き。

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    2020年01月18日