あらすじ
イタチと戦う島ネズミを助けに、ガンバと15ひきの仲間は、船で夢見が島に向いました。しかし、白毛のノロイがひきいる、どうもうなイタチの群れに追いつめられ、海岸の岩山で最後の決戦の時をむかえます。
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ネズミVSイタチの戦争
70年代前半に書かれた古典作品ですが今でもかなり面白い。ネズミのガンバたちがイタチ一族の支配する島に上陸して、戦いになるまでの流れは本当にドキドキして大人でも十分に楽しめます。メインキャラであるネズミ集団のキャラ付けも味わい深く、誰かしらお気に入りのネズミが見つかると思います。個人的には破天荒なイカサマと山下清っぽいボーボが好きでしたね。
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はじめにマンプクがガンバを海に行こうと誘っていなかったらどうなっていたんだろうなぁと思いました。
最後、潮路がイタチに傷つけられて死んでしまうのが可哀想だと思いました。
無事にイタチを倒すことができてよかったなぁと思いました。
はじめは劇団四季でしか見たことがなかったけど実際のお話を読んでみてこういうお話なんだなぁと深く知ることができたと思います。
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子供の頃アニメで見てました。イタチがおっかなくて、エンディングの歌が絶望感全開の歌だったことしか覚えてませんでしたが(^_^;)
この度読む機会があり、改めて読みましたが、これは児童向けの冒険小説としては名作だと思いました。
十五匹の仲間がでてきますが、一匹一匹ずつちゃんと見せ場があって良かった!
最初は、歌やダンスが上手いからなんやねん⁈と思いながら読んでましたが、イタチとの闘いでそれらのスキル?のおかげで見せ場が作れてましたからね。
あ、でも推しはイカサマでお願いします(笑)
自分の子供にも是非読んでもらいたい一冊でした。
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情景描写がとても凄くて自分もガンバたちと一緒に冒険しているような感覚になれるのが大好きです。
私はこの本を読んで読書の楽しさに惹き込まれて行ったので色んな人に読んで欲しいです!
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本書を読んでからイタチ=悪の図式が刷り込まれた。アニメは観たことがないが、ノロイの挿絵に恐怖を覚えた小学生時代。仲間たちが海で一列になってイタチを迎え撃つシーンが胸熱。歌やダンスで戦うシーンもすっかり忘れていたが、それぞれの仲間にスポットライトが当たってワクワクしたなぁ。得意なことを活かして戦いが苦手なものも精一杯仲間のために頑張るネズミ達に勇気づけられるし、大事なことを教えてくれる。また児童文学の魅力に惹かれ、児童文学熱が再燃してきた。
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アニメのイタチがとても怖かったことしか覚えてなかったけど、原作は更に怖くてびっくりしました。
それは、キャラクターやストーリーをとても丁寧に描いているからでもあり、名作と呼ばれるもののすごさに圧倒されました。
児童書なのに、子ども相手でも全く容赦しない。良い意味で。
その分、難しい言葉や描写もたくさんあるけど、何より物語の世界に惹き込む力がとても強い!
細かい意味とかは理解出来なくても、きっと子ども達もハラハラドキドキしながら読むんだろうなと思いました。
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子供の頃みていたアニメ「ガンバの冒険」が懐かしくて読んでみました。
正直言ってなめてました。久しぶりに血沸き肉踊る感じで最後までハラハラドキドキ。
野沢雅子さんの声で冒険に誘うガンバの声が聞こえてきました。
でもボーボって死んじゃうんだっけ?
凄いショックでボー然としちゃいました。
でもほんと面白かったです。冒険の旅に出よう!
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子どもの頃に読んだ今まで生きてきた中で一番好きな本。最初に読んだ長編小説。
絶対に号泣するから本当にみんなに読んでほしい!笑
小さなネズミ達がさっそうと戦う姿はたくましい勇者としか言えない。
ガンバと結婚したい。それくらい大好き。笑
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この原作版での仲間の一人「ボーボ」はその名の通り、ボーっとした性格で、仲間たちが議論を白熱させても、ひとりボーっと「さかなになって海を泳いでみたい」と考えている。
そのボーボが、イタチとの長い戦いで仲間がみんな疲れ休んでいるとき、突然叫び声をあげ、一人で突っ込んでいった。イタチが隙をついて岩の間から入り込みネズミたちを襲おうとしていた。
別に誰かに指示されたわけじゃない。ボーボだって、できたら危険なことは避けて、いつものように空想にひたる自分の好きな時間を過ごしていたかったはず。でもボーボは突っ込んだ。気がつけば体が動いていた。そしてボーボは・・・
「ガンバと15ひきの仲間」の題のとおり、ひとりのヒーローだけの物語じゃない。いろんな性格、いろんな考え方が、時にはぶつかりながらも、ある瞬間、ひとりの力が最大限に輝く場面が描かれる。ふだんは脱力キャラのボーボも、勇者として敢然と戦い、そして仲間を守った。
人間でも同じと思う。万能な人間なんていない。自分が力を発揮できる、その瞬間をいかにして見逃さないようにするか。そして、その瞬間が来た時、いかに最大限に自分の力を発揮するか。それが自分のみならず、仲間のためになれるのならば最高だ。
薮内正幸さんのイラストは、ネズミやイタチの毛の細部まで丁寧に描きこまれ、それが擬人化されて歌ったり踊ったりしている姿が自然に見えるのも、すごい力量です。300ページのネズミとイタチとのダンス合戦のイラストに笑みがこぼれ、340ページの岩の隙間でのイタチとの激闘シーンのイラストに手に汗にぎり、そして357ページのイラストでは涙することでしょう。
(2010/3/14)
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台所の床下の貯蔵穴に住んでいるドブネズミのガンバ。
海を見に行こうと誘われて出かけ、船乗りネズミと知り合ってうかれているところへ、助けをもとめにきたネズミが。
自分たちが住んでいる「夢見が島」がイタチに襲われ、助けてほしいと。恐ろしい敵はノロイ一族だと。
昔々アニメでやってた「ガンバの冒険」の原作です。
絵が怖かったぐらいしか覚えてないですが(でも歌はうたえる)、本で読むとかなりおもしろかったです。それぞれのネズミたちが名前からも想像できるような、特技を生かしてイタチに立ち向かっていく姿、なんて勇気のある・・・ノロイの誘い出す踊りもユニークだし、いい本です。
続編あるので読みたいな。
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イタチの脅威に晒されている島ネズミを助けに向かう正義感の強いガンバと個性的な仲間達が魅力。
イタチの巧みな誘いや攻防戦にはハラハラし、悲しい別れには涙した。
ガンバはリーダーとなって島ネズミの反感にもあうが、最後はやってのけるのが頼もしかった。
リアルで躍動感ある挿絵も素晴らしい。
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ドブネズミのガンバはマンプクに誘われて
町を出ていく
港にたどり着いた2匹
港の小屋でたくさんのネズミ達に出会い
帰ろうとした時に
傷ついたネズミ忠太が出てきて
家族や仲間を助けて欲しいと言われる
ガンバと仲間達は忠太の家族を助けに
夢見が島へ渡る
ドブネズミ対白イタチの戦い
対象は小学校4、5年生以上
アラフォーおばさんも
ハラハラドキドキ夢中になって読み
ラストの方ではじーんとした
世界観が凄かった
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児童文学とあなどるなかれ。
終始手に汗を握りながら読み終えました。
ノロイをはじめとする強大な敵に対する描写の恐ろしさよ……。
迫りくる絶望感に幾度も打ちひしがれながら、ガンバたち冒険者と共に何日も戦っているような、そんな気持ちになりました。
Posted by ブクログ
大昔、アニメを見たからだろう。白イタチのノロイはもっと恐ろしく、もっと大きかった。戦いの凄惨さも、もっと悲惨で気持ちが悪かった。けれども原作は児童文学。イタチがほとんど妖怪みたいになる描き方はするわけがない。これはこれでワクワクする、面白い話だった。
Posted by ブクログ
子どもたちの読み聞かせで初めて読んだ作品。
個性あふれるネズミたちが主人公のお話は、
小学生の頃にハマった「ミス・ビアンカシリーズ」以来かな。
ネズミのガンバが主人公で、次々に出会う周りの仲間たちとともに冒険に巻き込きこまれていく。
ガンバは最初からやる気のある主人公キャラではないのも面白いところ。
ほんのちょっと責任感が強くムキになりやすい性格なだけで、彼を取り巻く周りの環境が、ガンバをみんなのリーダーに成長させていくのも見事。
途中からどんどん緊張感が出てきて、
えっ?えっ?
っていう予想外の展開が続いて、
中盤以降は、伏線の回収も見事で、
最終章は完全にネズミたちと一緒に大冒険してる気持ちになってしまい、
私の声が震える瞬間もあり(笑)、
とても充実感のある冒険物語だった!
小6と年長の子どもたち二人が、
どんどん物語の世界に入り込んでいくのも伝わったし、
私も未読の本だったこともあり、
新鮮に純粋に楽しむことが出来た。
言い回しや熟語が難しい言葉も少しだけあったけど、ついてこれた様子。
挿絵もとにかく素晴らしい❣️❣️
Posted by ブクログ
小学生以来に読んだから懐かしい。
ガンバの冒険のゲームを家族がやってるところを見てて、読んでみたくなったんだったと思う。
当時はすごく感動したと思ったけど、今は意外とあっさり読み終わってしまった。
ノロイ怖いけど大好きなキャラクター
Posted by ブクログ
ずっと読みたいと思ってたので、この機会に読んでみたよ。
アニメ版も有名だよね。
私は子供の頃に見てたのかなー?って思って調べたら、まだ私が生まれる前のアニメだった。
原作小説の方は、児童書にしてはなかなか分厚くて、読み進めていくうちに内容も大人っぽくてビックリした。
台詞回しとか。
そして、薮内正幸さんのイラストがまた素晴らしいんだよね!
表紙のツブリに乗るガンバがとっても格好いいし、所々出てくる挿絵も全部素敵。
ひとつ勘違いしてたのが、他に『グリックの冒険』と『ガンバとカワウソの冒険』があるんだけど、『冒険者たち』が1巻だと思ってたら、『グリックの冒険』の方が先に刊行されてて、そちらの脇役がガンバだったんだって!
今で言うとこのスピンオフだね!
こちらから読んじゃったけど、全く問題無かった。
今回久々に児童書読んだんだけど、やっぱり名作と言うのはいくつで読んでも面白いよね。
子供から大人まで楽しめる。
こんな状況だし、お外で遊べないお子さんと一緒に大人の方も読んでみても良いんじゃないかと!
Posted by ブクログ
小川洋子さんがラジオで紹介されていた
アニメにも舞台にもなっていたんですね
いやーワクワクドキドキ
こういう児童書好きです!
であえてよかった
小さなネズミが大きな海へ
どのねずみも個性豊かで引き込まれました
≪ 冒険者 仲間と進め 海原を ≫
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くぅ~っ!胸が熱くなる1冊!
性格や能力の違うネズミ達がが、それぞれの持てる力を惜しむこと無く発揮して、イタチのノロイをやっつける、冒険の物語。
誰か1人でも欠けていたら、果たせなかった!
最後はほろりと泣けてしまう…
子供の頃に是非とも読みたかった(´。`)
Posted by ブクログ
冒険者たち。
初めは、平穏なくらしをなんとなくするガンバ。ノロイとの戦いを通して真の勇者に。その過程がかっこいい。仲間の反発も跳ね返しながら、まとめるところがかっこいい。
自分の道はまっすぐ曲げない。それが一番難しいけど重要なこと。リーダーの教科書。
個性豊かな仲間の行動も一つ一つが心に響く。
多くの子どもと大人に読んでほしい一冊。
r7.11.22再読
小学生の頃に全校の合唱で歌った歌が蘇る。あれはこの本の歌だったのかな。
ガンバは見事やりきった。ノロイは手強かった。だけど、ガンバの思いの方が強かった。
潮路、おいボレ、ボーボが死ぬのは完全に忘れてた。ショックだった。
たまたまリーダーになったガンバが苦悩しながらも成長し、本当のリーダーになる。立場が人を育てるってのは本当だよな。小学生のうちに読んでおきたかった。
Posted by ブクログ
元々町ネズミのガンバと個性的な仲間たちが冒険するお話。
イタチのノロイとの戦いが、最初歌対決やダンス対決だったりユニーク。
ノロイの美しさを表す描写は、同時に不気味さも表現されていて秀逸。
オイボレやボーボといった足手まとい要員が最終的には活躍してて、無駄なメンバーなんていないというメッセージ性を感じた。
イカサマが言った「ボーボはおさかなになった」という表現はいいな、と思った。
大人も読める児童書です。
挿絵もグッド。
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久しぶりの冒険もの。
久しぶりの児童書。
少し不安だったけど、ものすごく読みやすかった!
と思ったら日本の作家さんだからかな(外国文学かと思った)
主人公のネズミとイタチの戦い。
残念な大人の頭では「いやいや食べられちゃうだろ。でかさが違うだろ」とか思いながら読んでいったら、いやーよく考えられているなーと大感心。
最初は絶対に無理だと思っていたけど、だんだん勝て!と本気で考えられるようになってきて。
結構ベタな展開、ベタなセリフも多いけど、児童書ならわかりやすくていいよなぁ。
ネズミたちの名前で個性がわかるのもいい。
綺麗にまとまっていて非常に読みやすかった。
Posted by ブクログ
人生初泣き小説。
初めて海を見て「これが海か!」と叫ぶガンバの感動と、ヨイショが「そうだ」と応える誇らしげな感じ。
ロマンがギュッと詰まっている。
そしてアニメでも小説でも、イカサマはカッコイイ。
登場するネズミが多いので、数をぐっと絞ったアニメの判断はとても正解。
Posted by ブクログ
ガンバとその仲間たちがイタチの首領ノロイへ戦いを挑む。
子供時代にTVで見た人は改めて小説を読むとまた味わい深い。
ラストは大人でもジンと来る。
Posted by ブクログ
人生には思いがけない事が重なって、後戻りできなくなってしまうことがある。
平凡で、平和であることが大事だったのに。
ガンバもその一人(一匹)だ。
ガンバは、旅に出て、仲間たちに出会う。
敵がまた恐ろしい。(ネズミを襲う捕食者)
仲間たちと共に戦うガンバを、ドキドキしながら読んだ。
Posted by ブクログ
ガンバとその仲間たちがイタチとの絶望的な戦いに挑んでいく展開は何度読んでもハラハラさせられます。
キャラクターの心情が丁寧に描かれているのでそれぞれに感情移入してしまいますし、それに伴って緊張感も増していきます。久しぶりの再読でしたが、小さな冒険者たちの活躍は時が経っても色褪せることはありませんでした。
随分昔に本作をラジオドラマで聴いた時の感動を今も覚えていますが、そちらも素晴らしかったです。いつかもう一度聴いてみたいですね。
Posted by ブクログ
ガンバ!ガンバです~^^
アニメのガンバは、再放送してるのをほんのちょびっと見たことはあるんですが、全然見たことないに等しく、
本も初めて読みました。
なにこの感動・・!
すごいスペクタクルでした。泣ける・・!
序盤はガンバの消極的というか家から離れたがらない慎重な性格に「へーーー原作のガンバはこんなんなのかあ」と思ってたんですが
一貫してガンバは意外とリーダーっぽくなく、
特に何かに秀でているでもなく、
「ガンバ」という名前にもちょっと疑問が・・
いや、別にガンバきらいじゃないけど!
ガンバがんばってたけども!
次々と出てくるネズミたちに、「ああこんなキャラいたなあ」とか「こんなのいたっけ・・?」みたいな感じで
16ひきも出てくるから覚えられない!と心配したけど
みんなの特技とか特徴がそのまま名前になってるから覚えやすくてよかった^^
覚えてないけどアニメでは16ひきもいなかったような気がする
ので調べたらやっぱり7ひきらしい!
そうかそうかー
イタチと闘う演説をしたけどみんな出てっちゃって、
ガンバと忠太だけで船に乗り込んだけど、
次から次へと仲間が出てくるところはガチで泣きました・・
こういうの弱い^^
島に入ってからのあれこれは、ドキドキしたし普通に面白かった
ノロイとのたたかいは、ちょっと「ん・・?^^」って思ったけど
シジンとか、バス・テノールとか、バレットとか
出番あるのかな~と思ってた(笑)ネズミたちにもちゃんと活躍があってよかった。
ボーボが泣けた・・そんな予感したけど、その予感気にしないで読んでたから、まさか!って感じで・・
イカサマいいやつだなあ・・
アナホリがとんだところで出番があってちょっと・・><
こんな感動したり、わくわくするとは思わなかった。
ぜひアニメも見たい!と思ったけど昔の作品だし見れなそうなので
動画サイトでちょびっとだけのを見たら
ノロイ様(様つけたくなる)が怖すぎてびびりました・・!
何このモンスター!!笑
ちょーーこわいよ
これじゃネズミじゃなくたって闘いたくないよ・・